札幌市豊平区の西岡病院(西澤寛俊理事長、中島茂夫院長・98床)は、厚生労働省が初めて実施する「人生の最終段階における医療体制整備等事業」に選定された。地域医療機関や介護施設等と連携して「とよひら・りんく」活動による在宅医療連携拠点事業を展開しており、その延長線上で浮き彫りになった看取りの課題解決に取り組む。 同事業は、患者の意思を尊重した終末期医療提供体制を整備するため、モデル医療機関に相談員を配置し、患者の相談や関係者の調整を行うとともに、困難事例などを協議する医療ケアチームを設置して地域で対応、課題等の把握、困難事例の分析などをする。 |