北海道医療新聞社

バックナンバーはこちらから
週刊:介護新聞

2024年(令和6年)3月1日付

フレイル改善マネジャー独自配置 札幌市23年度モデル事業

 札幌市は2023年度モデル事業で、同市北区の地域包括支援センター3カ所に「フレイル改善マネジャー」を各1人配置。これまでアプローチを十分できていなかった「要支援認定を受けているサービス未利用者」をターゲットに、フレイル状態を市独自チェックシートで把握するとともに、セルフケアや介護予防を呼び掛けたり、適切なサービスにつなげるなど、フレイルの疑われる高齢者の自立支援、重度化防止を担っている。24年度には実施エリアを5区に拡大し取り組みを進める計画だ。


ケアラーを支える全道組織 一般社団法人北海道ケアラーズ発足

 ケアラー、ヤングケアラーを支える全道組織「一般社団法人北海道ケアラーズ」が設立された。当事者の相談・交流の場「ケアラーズカフェ」等の支援拠点づくりを道内各地で進めるほか、(1)支部設立(2)基金創設(3)企業等との協働―なども視野に入れ、民間法人の柔軟さとスピード感を生かし支援の輪を広げていく考えだ。


8月6日、オールジャパンケアコンテスト 東京ビッグサイトで

 介護職が食事や入浴の介助、口腔ケアなど各分野に出場し、実技を披露して順位を競う、第14回オールジャパンケアコンテスト(AJCC)2024が8月6日、東京ビッグサイトで開催される。主催の実行委員会は参加者を募集している。「介護の質の向上と地域との繋がりを目指して」の理念の下、介護に携わる人たちが生きがいを感じ、知識と技術の向上、介護への社会的関心・理解を深める目的で開催する。


体痛めない雪かき動作学ぶ 札幌市南区藻岩下地区

 札幌市南区の藻岩下地区で地域住民を対象に、除雪時の体を痛めない動作を学ぶ雪かき教室が開かれた。除雪だけでなく、降雪という北国ならではの気象状況を生かした体に負担をかけない運動と、外出・交流機会づくりも目的だ。理学療法士によるスコップの使い方の講話、屋外での実践のほか、筋肉をほぐすストレッチも指導した。


●通いの場「体操(運動)」が過半数 厚労省・総合事業22年度実施状況調査
●函館市24年度予算案 介護職初就労者対象に奨励金支給 第9期保険料320円増6640円
●就業規則見直し事例など共有 職場づくりに理解深める 北海道労働局が雇用管理改善交流会
●福祉医療機構22年度決算老健経営分析 事業収益対事業利益率0.8% 全施設類型で低下
●介護保険サービス北海道内事業者指定=1月31日
●北海道内市町村別キャラバン・メイト、認知症サポーター数(2023年12月31日現在)
●医療情報ダイジェスト(姉妹紙・北海道医療新聞紙面から)


【人物】NPO法人タダカヨ(東京都)谷本誠二講師
【企画】利用者人生に目向けたケア、小規模多機能ホームゆかい西野札幌市西区)
【連載】●専門医が教える認知症ケア最前線=3
     市立病院前老年内科メモリークリニック(札幌市中央区) 中野正剛院長
    ●「医療と介護の連携」で考える=6
     北見市医療・介護連携支援センター 関建久センター長
    ●介護福祉事業所の人事労務戦略室―次世代リーダーを育てる!!=50(終)
     社会保険労務士事務所ロームホーム 及川進代表

topへ戻る

ご注意/このサイトに掲載されている記事、写真、図表などの流用・無断転載を禁じます。