北海道医療新聞社

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週刊:介護新聞

2024年(令和6年)2月16日付

SNSで施設生活、ケア内容を発信 北広島・住宅型有料ホーム大曲椿

 MT居宅サービスが北広島市内で運営する住宅型有料老人ホーム大曲椿(定員24人)が、インターネット交流サイト(SNS)を活用した情報発信に力を入れている。入居者と家族、職員の同意の上、個人情報に配慮して画像や動画を撮影して投稿。遠方に住む家族が入居者の元気な姿を確認できるほか、施設の雰囲気、ケア内容を伝えることで人材確保につながるなど効果を生んでいる。2020年6月の開設当初からSNSを利用。インスタグラム、TikTok、フェイスブック、スレッズで、現在はほぼ毎日、入浴や食事の介助といった日常、クリスマス等の季節行事、職員の横顔などを投稿する。施設紹介、職員募集にもSNSを活用、どの動画・画像も入居者や職員の明るい雰囲気を伝え、フォロワーはTikTok1万人超、インスタグラムも7000人近くに上る。


マイナンバーカード出張申請受付 北海道が普及促進事業

 北海道内でもマイナンバーカード申請・交付が進む中、道は自ら庁舎等へ出向くのが困難な高齢者らも円滑に手続きを行えるよう、道内34自治体で出張申請受け付けを実施した。特養や有料老人ホーム等を会場に入居者のカード申請の手続き支援を行い、事業実施期間2カ月余りで申請数は1000件を超えた。道はこうした取り組みをモデルケースとし、ノウハウを道内自治体と情報共有し、さらなる普及促進を図っていく考えだ。


札幌市が介護職魅力伝える冊子を刷新

 札幌市は市内中高生に介護の仕事の魅力を伝える冊子を刷新した。3年ごとに更新しており、今回は「感謝されるシゴト、ケアワーカー。」のタイトルで、介護現場で進歩している働きやすい職場環境づくりの説明を加え、重労働と思われがちな介護業界の変化を理解しやすくした。冊子は全編カラーA5判14ページ。


障がい・高齢シェアハウス秀欧荘富丘開設 秀欧会福祉サービス

 札幌市手稲区内で小規模多機能型居宅介護、住宅型有料老人ホームなどを運営する秀欧会福祉サービスが「障がい・高齢シェアハウス秀欧荘富丘」を開設した。障害のある子と高齢の親が一つ屋根の下で生活できる環境を新たに整備。小規模多機能を併設し、24時間365日対応で入居者の生活スタイルに合わせたサービスを受けられ、安心できる生活実現を目指している。


小規模多機能「春の歌」開設=札幌市北区=

 札幌市北区拓北で2023年11月に開設した小規模多機能型居宅介護「春の歌」は、要介護者が自分らしさを失わず生活できるよう地域とも積極的に関わりながら、自分の家で暮らし続けたい人の生活を支えている。居宅介護支援事業所を中心に医療・介護分野で経験を積んできた鬼塚亜美管理者(介護福祉士、主任ケアマネ、社会福祉士)が立ち上げた。近郊の地域包括支援センターで勤務した際、高齢者自身が介護を必要とする前段階から近隣住民と交友関係を築いたり、介護事業所が地域と関係性をつくっておいたりすると、できることが広がるように感じていた。「介護事業だけではないやり方で、地域と何かできないだろうか」と独立を決め、2階建て賃貸一軒家で運営を始めた。


●感染症対応マニュアル等 看護補助者主体で見直し 函館市・西堀病院
●保育園で「出張」駄菓子屋 札幌市豊平区・こころデイサービス優
●北海道医療センター 在宅医療機器テーマ緩和ケア推進研修会
●24年度障害福祉サービス等報酬改定 処遇改善関連加算を一本化 厚労省が内容公表
●24年度障害福祉サービス等報酬改定 主な改定内容
●医療情報ダイジェスト(姉妹紙・北海道医療新聞紙面から)


【人物】ねこのて相談センター(札幌市東区)佐々木斎子管理者
【連載】●専門医が教える認知症ケア最前線=新連載
     市立病院前老年内科メモリークリニック(札幌市中央区) 中野正剛院長
    ●「医療と介護の連携」で考える=4
     北見市医療・介護連携支援センター 関建久センター長
    ●介護福祉事業所の人事労務戦略室―次世代リーダーを育てる!!=休
     社会保険労務士事務所ロームホーム 及川進代表

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