北海道医療新聞社

バックナンバーはこちらから
週刊:介護新聞

2023年(令和5年)12月22日付

24年度報酬改定 施行時期分け対応へ 社保審介護給付費分科会

 厚生労働省は18日に開かれた社会保障審議会介護給付費分科会で、2024年度介護報酬改定に向けた審議報告案を提示、概ね了承された。改定時期について同省は「特に医療分野と密接な関係のある居宅療養管理指導、訪問看護、訪問リハ、通所リハの4サービスは6月施行に、それ以外は4月施行」の方針を示した。委員からは年末時点まで方針が決まらず議論を深める場もなかったことや、自治体と現場を惑わせたことを非難する場面もあった。


北海道GH協・高齢者の権利擁護研修 介護職権利擁護に職場環境改善を

 北海道認知症グループホーム協会は高齢者の権利擁護研修を札幌市内で開催した。鳥取県米子市の介護人材コンサルティング業、オフィスイマジン代表の林原豊氏が不適切なケアや倫理的な課題について講話。介護サービスを利用する高齢者だけでなく、介護職の権利擁護も視野に入れた上で、虐待の起きない環境づくりの大切さに触れ、「虐待は『ワンストライク、ワンアウト』の認識でケアに当たってほしい」と力を込めた。


ケアマネジメント推進議員連盟 厚労相に要望書

 自民党の国会議員らでつくる日本ケアマネジメント推進議員連盟は、ケアマネの人材確保や定着に向け大幅な収入の向上を図る対策など求める要望書「質の高いケアマネジメントの実現に関する決議」を武見敬三厚生労働大臣に提出した。


医療・介護現場ロボット導入・活用報告 多職種連携オンライン研修会

 北海道医師会は2023年度医療・介護・福祉に係わる多職種連携研修会をオンライン開催した。医療・介護分野へのロボット導入・活用がテーマ。サンヨーホームズ(大阪市)執行役員・新規開発部長の細井昭宏氏が同社開発の「寄り添いロボット」について、北大病院リハビリテーション科教授の向野雅彦氏は医療・介護領域でのロボット活用について、それぞれ報告した。


●介護新聞ニュースフラッシュ2023=終
●介護保険サービス北海道内事業所指定=11月30日
●第26回ケアマネ試験 合格率21.0%前回比2.0ポイント上昇 合格者3年連続1万人超
●先進的特定施設に人員配置基準特例 24年度介護報酬改定で厚労省
●単独黒字が45.8%=日本介護医療院協会23年度調査
●学校法人西野学園講演会 介護・医療現場の教育テーマ OBら講師に工夫、実践共有
●33社から最新機器100台超 北海道ヘルスケア・ロボット協会展示会
●医療情報ダイジェスト(姉妹紙・北海道医療新聞紙面から)


【人物】横糸でつなげる福祉の会(札幌市北区)村瀬広符美代表
【企画】北野地区ケアマネと民生委員が連携促進(札幌市清田区)
【連載】●〇(まる)福連携2023 異業種との対話から福祉を探る=7(終)
     一般社団法人福祉システム北海道 高橋銀司代表理事
     ●介護福祉事業所の人事労務戦略室―次世代リーダーを育てる!!=44
     社会保険労務士事務所ロームホーム 及川進代表
     ●いざという時、本当に役立つBCPをつくろう!=休
     奥村中小企業診断士事務所 奥村真一郎氏

topへ戻る

ご注意/このサイトに掲載されている記事、写真、図表などの流用・無断転載を禁じます。