北海道医療新聞社

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週刊:介護新聞

2023年(令和5年)10月13日付

第26回ケアマネ試験北海道内受験者 前回比136人増、2970人

 第26回(2023年度)介護支援専門員実務研修受講試験が8日に全国で一斉に行われた。北海道内では前回22年度に比べ136人(4.8%)多い2970人が受験した。受験者数は受験資格要件厳格化などの影響で大幅に落ち込んだ21回(18年度)以降6年で最も多かった。道指定試験実施機関の道介護支援専門員協会によると、26回(23年度)の道内申込者数は3336人(前回比137人、4.3%増)、道内受験者は2970人(前回2834人)。


さわやか福祉財団 地域共生社会づくり考えるオンラインフェスタ

 さわやか福祉財団の主催する「いきがい・助け合いオンラインフェスタ2023 すべての人が幸せに暮らせる社会へ」が2日から始まった。16日までの期間中、生きがいを持って支え合う住民主体の地域共生社会実現について学ぶため、有識者講話や実践報告といったプログラムが展開される。生活支援コーディネーター、協議体構成員、自治体、社協、ちいき包括支援センター関係者を対象に支え合いの地域づくりにつなげる学びの機会として企画。テーマ別に学びのプログラムが用意され、期間中は完全オンライン配信方式で開催、一部を除き22日までアーカイブ配信する。


ヤングケアラー支援 地域で見守る仕組み重要 栗山町など講演会

 栗山町、町教委、町社協はケアラー支援講演会「支える人を、ひとりにしない」を町内で開催した。ヤングケアラーに焦点を当て、島根大法文学部の宮本恭子教授が基調講演で声を上げられない子供の声を拾い、家族全体を支援するために関係機関が連携する重要性を強調。支援に取り組む専門職らによるパネル討議では、現場での取り組みが報告され、参加者は地域ぐるみで介護者支援に取り組む必要性を再認識した。


地域密着型「歩きの専門デイサービス マイホコ」札幌・手稲区

 札幌市手稲区で2022年3月に開業した地域密着型通所介護「歩きのデイサービス マイホコ」、歩く速度に注目したトレーニングが特徴だ。理学療法士が利用者一人ひとりの身体機能データを計測し、個人ごとに適したプログラムで機能訓練を実施する。要介護度が3から2に下がる人や歩行速度の向上する人など、利用者の身体機能向上効果が現れている。同デイは合同会社マイホコ運営、定員10人で登録人数約60人。午前は要介護、午後は要支援、総合事業を対象に展開する。スタッフはPT3人、介護福祉士2人の5人。歩く機能に着目し、いつまでも歩ける身体づくりを目指すのが事業所理念。


●生活支援コーディネーターが行く!=札幌市厚別区編
●第26回(2023年度)ケアマネ試験問題・講評・模範解答
●賃金改善、物価対策へ基本報酬引き上げ要望相次ぐ 社保審給付費分科会関係団体ヒアリング
●課題解決へ省庁横断体制構築 認知症と向き合う「幸齢社会」実現会議が初会合
●BCP策定、認知症基礎研修受講など 経過措置終了まで6ヵ月切る 厚労省事務連絡


【連載】●介護福祉事業所の人事労務戦略室―次世代リーダーを育てる!!=35
     社会保険労務士事務所ロームホーム 及川進代表
     ●いざという時、本当に役立つBCPをつくろう!=休
     奥村中小企業診断士事務所 奥村真一郎氏

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