厚生労働省は15日に開かれた社会保障審議会介護給付費分科会で、介護保険施設が新型コロナウイルス感染症の退院患者を受け入れた場合に、介護報酬上の特例評価として算定できる退所前連携加算(500単位)の10月以降の取り扱いについて、算定可能日数を30日から14日に短縮すると提案。委員から異論はなく、了承された。同加算は介護施設の新型コロナ退院患者(自施設から入院したものを除く)受け入れを促進するため介護報酬上の特例評価として2021年2月に創設。当初に比べ退院時の状態悪化程度が比較的低くなっていることから10月以降の取り扱いを見直す。24年4月以降の取り扱いは同分科会で引き続き議論する予定。 |