北海道医療新聞社

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週刊:介護新聞

2023年(令和5年)9月22日付

コロナ患者受け入れ特例・退所前連携加算10月から算定上限14日に短縮

 厚生労働省は15日に開かれた社会保障審議会介護給付費分科会で、介護保険施設が新型コロナウイルス感染症の退院患者を受け入れた場合に、介護報酬上の特例評価として算定できる退所前連携加算(500単位)の10月以降の取り扱いについて、算定可能日数を30日から14日に短縮すると提案。委員から異論はなく、了承された。同加算は介護施設の新型コロナ退院患者(自施設から入院したものを除く)受け入れを促進するため介護報酬上の特例評価として2021年2月に創設。当初に比べ退院時の状態悪化程度が比較的低くなっていることから10月以降の取り扱いを見直す。24年4月以降の取り扱いは同分科会で引き続き議論する予定。


地域・コミュニティ再生に役割 全国地域包括・在宅介護支援C研究大会

 全国地域包括・在宅介護支援センター研究大会が札幌市内で開催された。全国からセンター関係者が出席し講演、実践事例報告を通して地域包括ケアシステムの在り方や包括Cとして介護保険制度の中で地域課題にどう取り組むか見識を深めた。全国社協、全国地域包括・在宅介護支援センター協議会主催。大会テーマは「地域包括・在宅介護支援センターの現在地?2040年を見据えて」。


「ノウフク・アワード2023」 10月20日までエントリー受付

 農林水産省、厚生労働省と福祉団体、就労支援団体等官民連携による農福連携等応援コンソーシアムは「ノウフク・アワード2023」へのエントリーを10月20日まで受け付けている。農林水産分野で障害者、高齢者、生活困窮者、引きこもり者等の多様な能力発揮、農林水産、福祉双方の分野で抱える課題解決、地域活性化に取り組む団体、企業、個人などが対象。


「次世代型デイトレセンター・エルパサ」大規模改装=札幌市東区

 社会医療法人豊生会グループのおいらーくが札幌市東区で運営する、通所介護事業所「次世代型デイトレセンター・エルパサ」が大規模改装を終え利用を開始した。事業所内に2階部分を建て増ししてリラックススペース(約220平方メートル)を増設。2階につながる階段は上り下りの機能訓練に生かす。1階の一部も改装し、シャワールーム、ビリヤード室、卓球やスカッシュを楽しめるスポーツ室を新設、利用者のニーズ多様化に応えた新プログラムを用意して、さらなる心身機能維持・向上に努める。


●介護保険サービス北海道内事業者指定=8月31日
●江別市、北海道情報大、島津製作所など 共同研究「いきいき未来スタディ」開始 食と認知機能の因果関係追跡調査


【人物】トヨタハートフルプラザ札幌(札幌市西区)今野明店長
【連載】●ケアマネ受験講座=11
     北海道ケアマネジメントサポートリンク(けあさぽりんく)奥田龍人代表理事
     ●介護福祉事業所の人事労務戦略室―次世代リーダーを育てる!!=33
     社会保険労務士事務所ロームホーム 及川進代表
     ●いざという時、本当に役立つBCPをつくろう!=25
     奥村中小企業診断士事務所 奥村真一郎氏

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