江別市の社会福祉法人北海道友愛福祉会が運営する特養静苑ホーム(入所定員150人)で、介護の魅力発信を目的に開催してきた「学生サポートオープンカフェ」が10年目を迎えた。若手介護職が参加学生と交流し、施設の雰囲気や仕事内容を説明、カフェ形式の落ち着いた雰囲気で学生の相談にも乗る。同施設を就職先に選ぶ学生もいるなど人材確保につながり、企画・準備に関わる若手の成長にもつながっている。同カフェは介護業界の慢性的人材不足を受け、魅力発信とマイナスイメージ払しょくを目的に2013年から年1?2回実施。施設見学の固いイメージではなく、「カフェのような穏やかな雰囲気で介護職が学生と交流する場」として企画したのが始まりだ。 |