北海道医療新聞社

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週刊:介護新聞

2021年(令和3年)3月25日付

21年度介護報酬改定 厚労省が解釈通知

 厚生労働省は2021年度介護報酬改定の解釈通知を示した。居宅介護支援は、ケアマネ1人当たり取扱件数が一定数を超えると報酬単価の下がる逓減制の仕組みを緩和する情報通信機器活用や事務職員配置の具体的要件を提示。ICTはチャット機能付きスマートフォン等を例に挙げ、事務職員配置は常勤を求めず兼務も認めるなど比較的ハードルを下げ、取り組みやすくしている。


北見市医療福祉情報連携協議会 「北まるnet」登録者大幅増加

 北見市医療福祉情報連携協議会が2011年から運用する医療介護情報共有システム「北まるnet」。20年10月から救急隊員も連携できるようになったのを踏まえ、行政をはじめとする協議会メンバーが65歳以上市民の事前登録呼び掛けを強化したところ、5カ月間で658人増えたという。これまでの登録数は年間100人前後の横ばいで推移していたことから協議会メンバーは手応えを感じており、「今後は65歳以上高齢者の2割まで伸ばしたい」と話している。


済生会支部北海道 商業施設内に「済生会ビレッジ」オープン 小樽

 小樽市内で済生会小樽病院や老健はまなす等を運営する社会福祉法人済生会支部北海道は、同市築港地区の大型商業施設ウイングベイ小樽内に健康福祉ゾーン「済生会ビレッジ」を開設した。人通りの多いショッピングモール内に活動拠点を置くことで、気軽に参加できるイベント開催などを通して、より多くの市民の健康づくり支援、さまざまな生活上の課題解決につなげていきたい考えだ。


●介護報酬改定厚労省がQ&A公表 基本報酬3%加算 延べ利用者5%以上減で適用
●春の医学・看護書フェア 三省堂書店札幌店で5月上旬まで
●2021年度介護報酬改定解釈通知(抜粋)厚労省
●医療情報ダイジェスト(姉妹紙・北海道医療新聞紙面から)


【人物】●建築家・空間工作所(栗山町)神谷幸治1級建築士
【企画】●千寿会、ベトナム人留学生受け入れ(登別市)
【連載】●ケアが変わる介護ロボットAtoZ=休
     北海道介護ロボット普及推進センター啓発事業
    ●ふれあいサロンの経営学=休
     北海学園大学経営学部教授 菅原浩信氏

    ●「介護医療」への思い=17
     ちとせの介護医療連携の会 事務局長 木下浩志氏

    ●道具七分に腕三分-介護は心と言葉と行い-高谷施設長の放談記=55
     社会福祉法人札幌明啓院・特養フローラルさつなえ高谷敦生施設長
    

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