北海道医療新聞社

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暮らしと健康の月刊誌:ケア

11月号

特集記事

年間約4万人が亡くなっているのが現状

急性心筋梗塞

 高齢化が加速する日本国内では、心不全の患者さんが増加の一途をたどり、「心不全パンデミック」とも呼ばれる状況に突入している。心筋梗塞は高血圧や心臓弁膜症などと共に、心不全を引き起こす大きな要因となっており、日頃から発症リスクを抑えることが重要だ。阿久津内科医院(小樽市)の阿久津尚孝院長に、急性心筋梗塞について解説して頂いた。


介護する家族の負担を軽減

「レスパイト入院」とは

 レスパイト(respite)とは「小休止」や「一息つくこと」を意味するという。「レスパイト入院」は、家族の介護負担を軽減することが主な目的だが、まだまだ知られていない現状もあるようだ。いざというときのためにも、札幌朗愛会病院(豊平区)地域連携室の高田麻実MSWに解説して頂いた。


腰椎棘突起間にインプラントを挿入し、伸展を局所的に制限する「腰椎制動術」

腰部脊柱管狭窄症の最新低侵襲手術

 腰部脊柱管狭窄症は、背骨の中を通る神経が圧迫され、腰や下肢にしびれや痛みが現れる疾患で、加齢が主な原因となる。「腰椎制動術」は、腰椎棘突起間にインプラントを挟むことで、椎骨の伸展を局所的に制限し症状を改善させる新しい手術で、従来の手術に比べて低侵襲で良好な治療成績を上げている。2年前から腰椎制動術を実施している釧路労災病院(釧路市)の井須豊彦脳神経外科部長・末梢神経外科センター長に解説をお願いした。


カラーグラビア /はじめての手話

さまざまな場面で役立つ手話をご紹介します。手指の動きだけではなく、表情や口の動きにも注目しながら、実際に手話で話してみましょう。

取材協力・公益社団法人札幌聴覚障害者協会

第8回 医療

今月は、体調が悪いときや医療機関にかかる際に使える表現をご紹介します。

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