北海道医療新聞社

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暮らしと健康の月刊誌:ケア

5月号

特集記事

コロナ後遺症でも効果を発揮

漢方薬

 国内では保険診療で使用できる医療用漢方薬は数多くあり、各診療科で、さまざまな症状に対して処方されている。漢方専門医の資格を持つ、札幌南一条病院(中央区)の眞木賀奈子医師に、漢方薬の考え方や具体的な処方例等についてお聞きした。


子どもへの暴力と体罰のない世界の実現に向けて

「ノー・ヒット・ゾーン」とは何か

 函館中央病院(函館市)は2月18日、鴨川市立国保病院(千葉県)の小橋孝介病院長を招き、職員研修会「体罰について考える〜ノー・ヒット・ゾーンについて学ぼう〜」を開催した。ノー・ヒット・ゾーン(非暴力区域)運動とは、あらゆる暴力の禁止を呼び掛ける、病院発信による暴力および体罰防止の取り組みのこと。年々増加傾向にある子どもの虐待だけでなく、その延長にパワハラやモラハラ、高齢者の虐待等々も包括される考え方だ。非暴力の文化の創出は一般の方々にとっても理解と関わりが求められる課題であり、抜粋して紹介する。


紙と電子、今後は電子処方箋も…

「お薬手帳」をめぐる現状

 医療機関を受診する際、お薬を処方されている患者さんに必携となるのが「お薬手帳」。現在では紙のお薬手帳と、スマートフォンを活用した「電子お薬手帳」が活用されているが、今後、電子処方箋が普及すれば、さらに進化した服薬管理が進むことも指摘されている。そのような現状の中、あらためてそれぞれのお薬手帳のメリットや重要性について、帯広徳洲会病院(音更町)の目黒勇次薬局長にお話を伺った。


体内リズムの乱れが引き起こす現代病

不眠症

 眠りたいのに眠れない――このような状態が長期間続き、日中に倦怠感や意欲・集中力が低下するといったさまざまな不調を起こしてしまう病気を不眠症と言います。スマホ・パソコンなど電子機器の普及、仕事によるストレス、コロナ禍による運動不足……。現代人は体内リズムが乱れる環境に囲まれ、日々を過ごしています。不眠の原因、治療や予防法などについて旭川医科大学(旭川市)精神医学講座の安田麻美助教に解説して頂きました。


カラーグラビア /はじめての手話

先月に引き続き、今回も「挨拶」をテーマにさまざまな場面で役立つ手話をご紹介します。手指の動きだけではなく、表情や口の動きにも注目しながら、実際に手話で話してみましょう。

取材協力・公益社団法人札幌聴覚障害者協会

第2回 挨拶ーその2

 挨拶は人と出会った時に発する最初の言葉です。ぜひ覚えましょう!

「お疲れさま(ご苦労さま)」「よろしくお願いします」「すみません」「久しぶり」「おめでとう」「元気?」

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