北海道医療新聞社

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暮らしと健康の月刊誌:ケア

6月号

特集記事

増加する有病者 認知症と誤診されるケースも

高齢者てんかん

 高齢期に初発するてんかんを「高齢者てんかん」と言い、若年者のてんかんとはいくつか異なる特徴がある。発作の症状が認知症と紛らわしいこともあり、認知症と誤って診断されることも多い。高齢者てんかんの大部分は少量の抗てんかん薬で抑制できる治療可能な疾患である。超高齢化社会の中で増加している「高齢者てんかん」について、日本てんかん学会専門医で定山渓病院(南区)脳神経内科の井上周子医師に解説して頂いた。


機嫌、食欲、顔色、呼吸状態など全身状態をチェック

乳幼児の発熱

 夜間に乳幼児が熱を出したとき、すぐに急病センターへ連れていくべきか、翌日に近くの病院で外来受診してよいのか、判断に迷うことがある。新型コロナウイルス感染症の流行もあり、子どもの発熱には、どうしても敏感になってしまう。はざま小児科クリニック(室蘭市)の間峡介院長に、0〜6歳未満の乳幼児が急に発熱した際の対処法について、アドバイスして頂いた。


BRCA遺伝子の変異が、がん発症に関与

HBOC(遺伝性乳がん卵巣がん症候群)

 遺伝性の乳がんの中でも、最も患者数が多いとされるHBOC(Hereditary Breast and Ovarian Cancer syndrome:遺伝性乳がん卵巣がん症候群)。HBOCの場合、乳がんや卵巣がんだけでなく、前立腺がんや膵臓がんなどの発症リスクも高いとされる。札幌ことに乳腺クリニック(西区)の三神俊彦副院長に解説して頂いた。


高カロリー、高脂肪の食事や高齢化の進行で年々増加

胆石症

 胆石症は、胆のうや胆管に結石ができて腹痛などの症状を引き起こす病気です。胆のうの出口や胆管に胆石が詰まって炎症を起こすと、右の脇腹やみぞおちのあたりを激しい痛みに襲われます。黄疸や発熱を合併し、重症化すると、命に関わることもあるので注意が必要です。札幌共立五輪橋病院(南区)の秋山剛英消化器内科診療部長に症状や治療、予防などについて解説して頂きました。

カラーグラビア /いっしょに、あそぼう!手づくりおもちゃ

「おうち時間を楽しくする☆家にあるものでおもちゃを作ってみよう!」をテーマにおもちゃの作り方をご紹介します。取材協力・札幌市環境プラザ

今月のおもちゃ/パッチンカエル

今月は牛乳パックから一部分を切り取って、ぴょんととびはねるカエルのおもちゃを作るよ!

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