北海道医療新聞社

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看護職向け月刊誌:ベストナース

6月号

特集

3病院の取り組み紹介

始業前残業削減の取り組み

 2019年4月1日から改正労働基準法が施行され、時間外勤務の上限規制が定められました。この改正を受け、看護の現場においても、これまで“慣習”として常態化していた「始業前残業」がクローズアップされ、各病院で対応が進められてきました。始業前残業は時間外労働であることから職員の勤務状況をきちんと把握し、改善に向け体制を整備していくことは、マネジメント上も大きな課題となっています。本号では、札幌市内の3病院の実践を紹介するとともに、社会保険労務士法人MIKATAの代表で特定社会保険労務士の本間あづみ氏にお話を伺いました。


助産師の可能性は無限大〜助産師マインドを持った次世代助産師育成〜

一般社団法人北海道助産師会 高室典子会長インタビュー

 すべての女性の健康と母子保健の推進に向け、助産師の質の向上や働く環境の改善等に向け活動する一般社団法人北海道助産師会。コロナ禍でますますその重要性が高まっている産後ケアへの取り組みなど、昨年度も精力的に事業を展開してきました。本号では、高室典子会長にインタビューし、2022年度の会の取り組み、そして、助産師の未来像について語っていただきました。生まれてくる命、そして生まれてからの母子・家族の健康と幸せを支える助産師。そこには助産師としての「覚悟」が重要であると述べ、そうした“助産師マインド”をしっかりと根底に身に付けた次世代の助産師育成の重要性を強調します。
(※高室典子氏の高=はしごだか)


日本医療大学 照井レナ教授

仕事を楽しむ!-看護職としての私を活かす−

 今年3月に逝去した元YMOの坂本龍一氏は、「芸術は長く、人生は短い」という言葉を好んだと言われています。短い自分自身の人生をどう生きるか。国家試験に合格し、看護職として人生を歩み始める一人一人の人生は十人十色で、その人生に優劣はありません。長いようで短い人生。その人生を「どうせなら楽しもう」と考え、自分自身を輝かせている一人の看護職がいます。日本医療大学総合福祉学部介護福祉マネジメント学科教授の照井レナさんは、看護職としての自分をベースにさまざまな地域活動を展開。“地域をつなぐコーディネーター”的な役割を担いながら日々実践しています。


■看護管理者に聞く
<取材先>深川市立病院、羊ヶ丘病院
■すべての妊産婦と家族に助産師のケアを届けよう!
一般社団法人北海道助産師会 第12回総会
■NPO法人日本コンチネンス協会北海道支部 嶋宮美野子支部長インタビュー
すべての人が気持ちよく排泄できる社会を目指し活動推進 
■北海道慢性期医療協会 講演会より
慢性期医療機関におけるコロナ禍への対応
医療法人渓仁会札幌西円山病院 経営管理部長 大植友樹氏
■公益社団法人日本看護協会 令和5年度重点政策・重点事項
全世代の健康を支える看護機能の強化


【連載】
●気軽に 楽しく コンチネンスカフェ 第73回
●回想法で楽しくやさしく〜心療回想法の理論と実際〜
-日本回想療法学会 小林幹児会長-
第225回 精神科看護業務に役立つ回想法
●誌上看護研究発表
北見赤十字病院「リンクナース配置による院内迅速対応システム(RRS)の推進」
羊ヶ丘病院「外反母趾単独手術と他足趾矯正手術を併用した外反母趾矯正手術における創傷治癒までの日数の比較-第2報-」
●ナースの暮らし応援ガイド
「ヨガでリフレッシュ(108)」
●ニュースBOX
●ブックレビュー

【グラビア連載】
●外来から地域を創る
第15回 羊ヶ丘病院
●Pick Up トレンド(ハンズ札幌店)
-最新・おすすめ〔紫外線対策〕グッズ-
●エンタメガイド[映画・DVD・イベント・音楽情報]
●お取り寄せ[わかさいもショコラ(わかさいも本舗)]

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