北海道医療新聞社

▼バックナンバーはこちらから
看護職向け月刊誌:ベストナース

3月号

特集

一般社団法人チーム力開発研究所 青島未佳氏に聞く&市立札幌病院の実践

心理的安全性のある職場づくり

 昨今、医療・看護の現場において心理的安全性の重要性が叫ばれています。チームや組織内で、対人リスクを恐れず自分の考えを率直に話せることがインシデントや医療過誤の防止につながることから、心理的安全性の高い職場づくりは医療・看護の現場におけるすべての業務の根底を支えるものとして着目されています。一方、心理的安全性を高める難しさも現場から聞かれます。本号では一般社団法人チーム力開発研究所理事の青島未佳氏のインタビューとともに市立札幌病院の実践を紹介し、心理的安全性の高い組織づくりのヒントを学びます。


東京医療保健大学副学長・日本看護協会前会長

坂本すが氏講演〜市立札幌病院看護部講演会より

看護の未来 自律した専門職として成長する
東京医療保健大学副学長・看護学科長 日本看護協会前会長 坂本すが氏
「対話」が看護の未来を切り拓く〜多様なキャリア形成を受け入れ、支援する

 市立札幌病院の令和4年度看護部講演会がWeb開催され、東京医療保健大学副学長、公益社団法人日本看護協会前会長で経済学博士の坂本すが氏が講演。「看護の未来 自律した専門職として成長する」をテーマに看護のこれまでと未来を語りました。キャリア形成の多様化が進む中、看護管理者に対しては「多様性を受け入れ、支援する」よう要望。そのカギとなるのは「対話」とし、「対話が未来の看護を切り拓く」と参加者にエールを送りました。


2022年度日本脳神経看護研究学会北海道地方部会研修会/医療法人渓仁会札幌西円山病院 看護介護副部長 摂食嚥下障害看護認定看護師 田之上恵子氏

脳機能・認知機能障害のある人の摂食嚥下について考える〜食べることを支えるためにできること〜

 日本脳神経看護研究学会北海道地方部会の2022年度研修会が2月8日Web開催され、医療法人渓仁会札幌西円山病院 看護介護副部長で摂食嚥下障害看護認定看護師の田之上恵子氏が講演しました。「患者のQOLを高める摂食嚥下ケア」、「認知機能が低下した患者の『食べること』をどう支えるか」の2部構成で話を進めた田之上氏は、「生きている限り、その方には持っているちからがある」と述べ、患者のQOLを高める摂食嚥下ケアの充実へ、看護師が果たす役割に期待しました。


■看護管理者に聞く・今春退職する看護部長に聞く
〈取材先〉札幌禎心会病院、NTT東日本札幌病院、札幌南一条病院、札幌南徳洲会病院
■公益社団法人北海道看護協会
令和4年度潜在保健師のための復職支援研修会
■認定看護管理者教育課程サードレベル修講式
札幌市立大学教育支援プロジェクトセンター


【連載】
●二通通信〜発達障害者への対応のヒント 第6回
札幌大谷大学特任教授・札幌学院大学名誉教授 二通諭氏
●回想法で楽しくやさしく〜心療回想法の理論と実際〜
-日本回想療法学会 小林幹児会長-
第222回 介護士による虐待発生の要因と対応を考える
●ナースの暮らし応援ガイド
「ヨガでリフレッシュ(105)」
●ニュースBOX
●ブックレビュー

【グラビア連載】
●外来から地域を創る
第12回 札幌南一条病院
●Pick Up トレンド(ハンズ札幌店)
-最新・おすすめ〔お掃除〕グッズ-
●エンタメガイド[映画・DVD・イベント・音楽情報]
●お取り寄せ[ハーブティー&紅茶(石渡紅茶本店)]

ご注意/このサイトに掲載されている記事、写真、図表などの流用・無断転載を禁じます。