ごあいさつ

■ごあいさつ

  

北海道農民管弦楽団岩見沢演奏会 実行委員会代表 長谷川幸男


  本日は、北海道農民管弦楽団の演奏会に、多くの皆様にお出でいただき、実行委員会を代表し、心より御礼申し上げます。今回の公演にあたりましては、岩見沢市をはじめ、JAいわみざわ、NPOはまなすアート&ミュージック・プロダクションなど、諸団体の皆様にも多くのご理解と協力をいただいて、開催の運びに至りましたことを、真に有難く感謝申し上げる次第です。
  北海道農民管弦楽団は、創立15年目の演奏会ということで、「土」を主題にした混声合唱と管弦楽のための作品、佐藤眞作曲「土の歌」を農民オーケストラとして初めて取り上げることになりました。食の安全がゆらぎ、地産地消が見直されている現在、北海道各地の農民が主体となり、音楽の力で農業を元気にし、また生産者と消費者をつなぐ活動を継続されていることに、敬意を表します。
  本日は、世界で唯一という農民主体の本格的オーケストラが奏でるクラシック音楽の美しい響きを、存分に堪能していただければ幸いです。


北海道農民管弦楽団 代表  牧野 時夫


  本日は大変お寒い中、また足元の悪い中、北海道農民管弦楽団演奏会のために足をお運び下さいまして、誠にありがとうございます。このオーケストラは、全道各地の音楽を愛好する農家を中心に、農業試験場の研究員や、農政に携わる人、農協職員、農学関係の教職員や学生など、農業を支える多くのメンバーが集い、農閑期だけに活動するという、とてもユニークなオーケストラです。
 今回は、農民オケの念願でもありました、佐藤眞「土の歌」(最終曲「大地賛頌」が有名)という大地を耕す農民にぴったりの曲目を取り上げるにあたり、ちょうど10年前の第5回演奏会に札幌コンサートホールKitaraでモーツアルト「レクイエム」を共演いたしました合唱団コーロ・ファーチレに再び共演をお願いし、そしてまた「土の歌」を歌った経験のある岩見沢、美唄、夕張などの市民合唱団有志の皆様にもお手伝いいただくことができました。また、このような作品を、音響のよいホールで演奏できることは、我々にとってもこの上ない大きな喜びです。今回の演奏会の開催にあたり、実行委員をお引き受け下さり準備に奔走下さいました地元の皆様、また、後援や協賛を頂きました関係者各位には、大変お世話になりましたことを、この場を借りて厚く御礼申しあげます。
 さて、日本も世界も金融不安を端に非常に厳しい経済情勢となる中で、農業経営も非常に苦しい状況にさらされています。しかし、どんなに大変な世界情勢になろうとも、農業という人間にとって最も基本的な生命と健康を支える営みの重要性は、増すことはあれ、減じることはありません。我々農家は、日々の労働に追われて音楽や芸術を楽しむ余裕などは忘れがちですが、決してそうであってはならないと思うのです。このような大変な時代にこそ、音楽の持つ力というのは、発揮されるのではないでしょうか。大地から生まれる音楽が、聴く人々にも、我々自身にも、大きな力を与えてくれることを信じて、心をこめて演奏したいと思います。


■曲目解説

アントニン・ドヴォルザーク(1841-1904)/交響曲 第6番 ニ長調 Op.60 1880作曲
  1881年プラハで初演された。彼の9曲ある交響曲の中で最初に出版されたため、当初は交響曲第1番とされていて、現在の番号に改められたのは1950年代後半。ドヴォルザークは1892年から3年間、アメリカのニューヨーク・ナショナル音楽院院長として迎えられ、その間に交響曲第9番「新世界より」、弦楽四重奏曲第12番「アメリカ」、チェロ協奏曲などといった代表作をたてつづけに発表し、今日でもそれらの曲の人気は不動であるが、それ以前の作品にも十分に魅力的な名曲がたくさんある。交響曲第6番も、それ以降に作曲された第7〜9番(「新世界より」)に比較すると格段に演奏機会が少ないが、熱烈なファンもいる隠れた名曲であり、再評価されて徐々に演奏される機会も増えてきている。農民オケの中にも、この曲のファンがいて、今回取り上げることになった。しかし、演奏効果以上に技術的に難しい曲である。ヴァイオリンやトランペット、トロンボーンなどには相当に高い音が頻繁に出てくるし、とても弾けそうにない速いパッセージや、非常に込み入ったポリリズムもあり、練習は苦労の連続だった。果たして皆様に気に入っていただける演奏ができますかどうか・・・
 さて、この第6番より先に作曲された第5番(当初は出版順で第3番とされていた)も田園風な佳作であるが、この第6番も田園風と言える。田園風(パストラール)ということは、長調でややゆったりしたテンポで始まることが基本。また、舞曲の楽章が、民族的(農民的)であることも特徴の一つと言えるかもしれない。ベートーヴェンの交響曲第6番「田園」のように明確な標題を持ったものではないが、何よりもブラームスの「田園交響曲」と言われることもある第2番に、色々な点で酷似している。ドヴォルザークのチェコ国民楽派としての民族性も十分に現れているが、彼が尊敬していたベートーヴェンやブラームスの交響曲の影響が、色濃く残っている作品でもある。農民オケならではの、ちょっと土の匂いのする演奏ができればと思っている。

第1楽章 Allegro non tanto
 ブラームスの交響曲第2番の影響が強いが、ボヘミアの雰囲気をたたえている。
第2楽章 Adagio
 ベートーヴェンの交響曲第9番の影響が強い。いかにも田園風の曲であるが、ドヴォルザークならではの流麗なメロディーがたくさん出てくる。
第3楽章 Scherzo: Furiant (Presto)
 ややゆったりした中間部を持つ3部形式のスケルツォ楽章であるが、リズムはチェコの民族舞曲フリアントである。フリアントは、楽譜上は常に4分の3拍子で表示されるが、2分の3(1回)と4分の3(2回)を繰り返す独特のリズムから出来ている。ドヴォルザークの真骨頂。
第4楽章 Finale: Allegro con spirito〜Presto
 ブラームスの交響曲第2番の影響が強い。圧倒的な迫力のコーダを持つ。

エドヴァルド・グリーグ(1843-1907)/「ペール・ギュント」第1組曲 1888作曲
  ドヴォルザークとほとんど同じ時代に生きたグリーグであるが、ドヴォルザークが土臭さのある音楽とすれば、グリーグはまさに雪と氷と針葉樹林に包まれた北国の音楽である。「ペール・ギュント」は、ノルウェーを代表する詩人のイプセンがノルウェーの民話からの伝説的人物を題材として創った詩劇であって、この作品の舞台化に伴い付随音楽の作曲がグリーグに依頼され、1874年に独唱と合唱を含む全26曲が書かれた。翌年の初演は成功を収め、とりわけその音楽が好評を博した。しかしオーケストレーションの出来に満足していなかったグリーグは1885年の再演時に改訂、その後も数回にわたりスコアに手を加え続けた。劇の付随音楽だけにしておくのはもったいないほど美しい曲がたくさんあったので、1888年に作曲者自身が演奏会用に4曲を選び第1組曲とし、1892年にさらに4曲を選んで第2組曲とした。
 第1組曲は、ストーリーとは無関係に、音楽としての盛り上がりを考えて、小さなシンフォニーのような構成になっている。一方の第2組曲は、ストーリーの流れに添った4曲で構成され、全体のハイライトのようになっている。

<物語のあらすじ>
  主人公ペール・ギュントは、父親が財産を使い果たしてこの世を去ってから、母オーゼと二人の貧乏暮らしであった。ところが仕事嫌いの上にとんでもない夢想家の大ほら吹きで村人の誰からも相手にされていなかった。そんなある日、昔は良い仲だった幼馴染のイングリッドの結婚式に呼ばれなかったペールは、ソルヴェイグという純情な恋人がいたにもかかわらず結婚式の場でイングリッドを奪って逃げてしまう。しかしその後結局彼女に飽きたペールは放浪の旅に出てしまう。しばらく放浪を続けた後、魔物の住む山に向かったペールだが、そこで魔物たちに散々な目にあわされる。そこでいったん故郷に帰ると、母オーゼの死が待っていた。臨終を看取るペール。
  時は流れペールはアフリカに渡り、うさんくさい商売に手を染める。モロッコで偶然皇帝の衣装と馬をせしめたペールは預言者に成りすましベドウィン族に取り入り歓迎される。そして巨万の富を獲得した彼に対し、酋長の娘アニトラが魅力的な踊りで誘惑する。ペールはすっかり心惹かれ、アニトラも獲得したかにみえた・・・が結局財産目当てだった彼女は財産を全部奪い、ペールを砂漠に置き去りにしてしまう。しかしその後も数々の冒険の末、再びカリフォルニアで巨万の富を得たペールは、年取った我が身を休めようと故郷に向かう。しかしその途上ノルウェー間近で嵐に遭い船は難破、またまた無一文になる。命からがらなんとか故郷にたどり着いたペールは、そこで彼の帰りをずっと待っていたソルヴェイグを見つける。最初はためらっていたペールだが、意を決し彼女の前に姿を表す。そんな彼をソルヴェイグは許し、彼のために子守唄を歌う。ペールはやっと得た安らぎのなか永遠の眠りにつくのだった。

1.『朝の気分』(第4幕前奏曲、No.13)
  モロッコでのサハラ砂漠の日の出の情景をあらわすとともに、心機一転したペールのすがすがしい気分も表現している。ただ、音楽の雰囲気はアフリカというよりは、まさにペールそしてグリーグの故郷ノルウェーそのものである。
2.『オーゼの死』(第3幕第4場、No.12)
  オーゼの臨終の場で流れる弦楽合奏曲。舞台では音楽の上に二人のセリフが重なる。溺愛する息子を最後に見ることができ、幸せのうちに死んでいくオーゼの広く暖かい心がしみいる曲。
3.『アニトラの踊り』(第4幕第6場、No.16)
  ベドウィン族に預言者として歓迎され巨万の富を得たペールを誘う、酋長の娘アニトラが踊る舞曲。怪しく魅惑的な彼女に見事ペールは騙され、その後砂漠の真ん中に一人置き去りにされる。
4.『山の魔王の宮殿にて』(第2幕第6場、No.8)
  魔王の娘を追って宮殿に入ったペールに、子分の小鬼たちが粗野にはやし立てる場面。原曲では魔物達の声として途中から合唱が加わり、さらに終結部でいくつかの攻撃的なセリフが叫ばれる。

佐藤 眞(さとう しん)1938〜 作曲、大木 惇夫(おおき あつお)1895〜1977作詩
 混声合唱と管弦楽のためのカンタータ 「土の歌」1962原典
(本日用いた楽譜は、1986年十勝管内幕別町の委嘱で作曲者により編曲された管弦楽版を基本とし、2000年に作曲者により改定された合唱譜を参考に一部修正した。)

 佐藤眞は東京藝術大学在学中の1961年、日本音楽コンクールで交響曲第1番が第1位入賞と特別作曲賞を受賞、同年に現在でも多くの合唱団で愛唱される混声合唱組曲「蔵王」を作曲、翌年に日本ビクターの委嘱で、このカンタータ「土の歌」を作曲した。彼の作品は合唱曲やオペラなどが有名であるが、管弦楽作品やピアノ曲なども多数書いている。この「土の歌」が盛んに歌われるようになったのは割と最近で、ピアノ伴奏版の楽譜が出版されたのも1970年代に入ってからである。最終曲の「大地讃頌」が中学校の卒業式等で盛んに歌われるようになり、現在でもこの曲だけ教科書に載っていたりして有名であるが、この曲の本当の価値は、「土の歌」の1曲目から通してみなければ、分からないかもしれない。作詞は当時ビクターで歌謡曲などの作詞も手がけていた大木惇夫によるものであるが、特に3曲目から6曲目からは、しつこいほど原爆の悲惨さを訴え、反戦平和の内容が強い。いかにも社会派的で説教くさいといって反感を持つ人も少なからずいるようだが、彼の生涯を辿ってみると、このような歌詞が生まれた思いも理解できる。大木は広島市出身で、太平洋戦争中は、軍歌などの作詞をたくさん行い人気の詩人・作詞家であった。しかし、戦後はそのことで逆に、文壇やマスコミから徹底的に無視されてしまった。このような歌詞が生まれたことには、結果的にではあろうが、戦争に協力することになってしまった自身への自戒の意味もあったのかもしれないし、強いメッセージを持っていることは確かである。彼が熱心なクリスチャンであったということも、この歌詞の内容によく現れているように感じる。また佐藤眞の作曲も、この詩の内容を本当にストレートに音楽的に表現していて、通して聴くと「大地讃頌」の感動もまたより一層に大きいものがある。 (牧野 記)

                

「土の歌」 大木惇夫 作詩

第1曲 「農夫と土」
耕して 種を撒く土
人みなのいのちの糧を 創り出す土
耕して 種を撒く者
農夫らの 楽しみの種子(たね) 悲しみの種子
ともかくも種子がいのちだ
朝星を見て 野良に出る
働いて 額に汗して
夕星を見て 帰るのだ
種子をはぐくむ 土こそは
種子をまく者の 夢だ望みだ そして祈りだ
花さき実る 毎年の約束の 不思議さよ

第2曲 「祖国の土」
ああ 大地
踏んでみて 寝転んでみて たしかな 大地
ああ まして祖国の土の尊さ
大空の星を仰いで
高く仰いで 歩け歩け
しかし 溝には はまるまい
山河よ さくらの菊の 花咲く丘よ
顔上げて 堂々と 踏みしめて
この土を踏みしめて この土を護ろうよ 
祖国の土を

第3曲 「死の灰」
世界は絶えて 滅ぶかと
生きとし生けるもの皆の
悲しみの極まるところ
死の灰の 恐れは続く
文明の不安よ 科学の恥辱よ 人知の愚かさよ
ヒロシマの また長崎の
地の下に泣く いけにえの 霊を偲べば
日月は 雲におおわれ
心は 冥府の路をさまよう

第4曲 「もぐらもち」
もぐら もぐら 土にもぐって日のめも見ない
もぐら もぐら それでもおまえは幸せだとさ
もぐら もぐら 地の下の穴の暮らしが
  やすらかだとさ
もぐら もぐら 火の槍におびえる者は
死の灰を おそれる者は
  もぐらの真似をするそうな
なるほどな 土から出て来て土にと帰る
もぐらもぐら どのみちそれが人間か
わっはっは わっはっは
もぐら もぐら 笑ってやれよ人間を もぐら

第5曲 「天地の怒り」
雷だ いなづまだ
嵐だ 雨だ 洪水だ
土手が崩れる 崖が砕ける 橋が流れる
樹も垣も 根こそぎにされる
濁流が家を呑む 人をさらう
地の上に 山脈があり
地の上に 重みがある
地の下に 燃える火があり
地の下に 怒りがある
地の上に 絶えずかぶさる 人間悪よ
地の上のなげきは深い 長い年月
火の山の爆発だ 地震だ 火事だ
溶岩が流れる 尾根が崩れる
落ちる なだれる 火の海だ 修羅の巷だ
逃げまどう人の すさまじい叫び
うめき のけぞる ころがる
煙突が倒れる 時計台が崩れる 荒れ狂う町

第6曲 「地上の祈り」
美しい山河を見て
美しい花を見て
大地の心を信じよう
恩寵を 自然に享けて
感謝しよう
ああ 戦争の狂気をば 鎮めたまえ
剣の乱れ 爆弾の恐れを さけたまえ
天意にそむく 動乱をおさめたまえ
ああ 戦争の狂気をば鎮めたまえ
地の上に 花咲く限り
よろこんで日ごと営み
悲しみも耐えて生きよう
ああ 栄光よ
ああ 地の上に平和あれ

第7曲 「大地讃頌」
母なる大地の ふところに
われら人の子の 喜びはある
大地を愛せよ 大地に生きる 人の子ら
その立つ土に感謝せよ
平和な大地を 静かな大地を
大地をほめよ たたえよ土を
恩寵の豊かな 豊かな大地
  われら人の子の 大地をほめよ
讃えよ 土を 母なる大地を
讃えよ ほめよ 讃えよ土を
母なる大地を ああ
讃えよ大地を ああ

■出演者プロフィール

指揮 : 牧野時夫    1962年大阪府生まれ、山梨県で少年時代を過ごす。4歳よりヴァイオリン、ピアノを習う。北海道大学農学部卒業、同大学院修士課程修了(果樹蔬菜園芸学)。北海道大学交響楽団、北海道交響楽団、山梨交響楽団でコンサートマスター、岡山交響楽団でアシスタント・コンサートマスターを務める。
  本州のワイン会社にてブドウの栽培・育種の研究後、1992年余市町に有機農園「えこふぁーむ」を開設し、ブドウを中心に数百種類の果樹・野菜を無農薬栽培。1994年日本有機農業研究会の仲間と共に、北海道農民管弦楽団を設立、同代表・指揮者、作・編曲も行う。他に、余市室内楽協会代表・コンサートマスターとして、また小樽室内管弦楽団との共演等、道内各地で年間20回以上の演奏活動を行っている。
 北海道有機農業研究会、しりべしなんでも百姓くらぶ会員、道農業担い手センター就農アドバイザー

管弦楽: 北海道農民管弦楽団 農民オーケストラ構想は、現在代表の牧野が農学生時代から暖めていたものであるが、1994年8月余市で開催された日本農業研究会北海道グループ学習会において、オーケストラで演奏したくてうずうずしていた脱サラ百姓3名の酒席での話がとんとん拍子に進み、翌年1月札幌芸術の森で「田園交響曲」による旗揚げ公演へと開花した。以降年々仲間を増やしながら、農閑期に年1回だけの演奏会を、道内各地(札幌、美唄、当麻、江別、余市、千歳、幕別、小樽、函館、富良野、北見、夕張)で開催して来た。農村地域において普段あまり本格的なオーケストラ演奏に接する機会のない農家の方々に聴いていただくことも結成趣旨の一つとしており、これらの活動が認められ、平成12年度にはホクレン夢大賞を農業応援部門で受賞し、平成19年度地域文化選奨特別賞を受賞。農業が土を耕す行為であれば、音楽は心を耕す行為であり、宮澤賢治が『農民芸術概論綱要』で述べた理想を現代に蘇らせる試みでもある。

合唱: コーロ・ファーチレ   1989年、小樽望洋台教会でのコンサートをきっかけに、余市在住の板谷基雄・知子夫妻(愛知県立芸術大学卒業)を指導者として誕生した合唱団で、宗教曲をオリジナルのオーケストラ伴奏で歌うスタイルで、年1〜2回のペースで道央圏を中心に演奏活動をしている。これまでの演奏曲目は、モーツァルト「レクイエム」、バッハ「マニフィカート」、モンティヴェルディ「聖母マリアの夕べの祈り」(道内初演)、フォーレ「レクイエム」、プーランク「スタバトマーテル」(道内初演)、メンデルスゾーン「エリア」(道内初演)、バッハ「マタイ受難曲」全曲、ヘンデル「メサイア」全曲、など。

■出演者

北海道農民管弦楽団

*:首席奏者 

指揮 牧野 時夫(余市)

第1ヴァイオリン
*野村 聡(千歳)
井坂 有美子(余市)
城 幹昌(網走)
栗島 和巳(札幌)
田中 寛(札幌)
水谷 侑子(札幌)
橋田 栄(札幌)
古谷 甫(小樽)
松原 寿晴(札幌)
村松 由美子(札幌)

第2ヴァイオリン
*山本 芳幸(札幌)
石川 真滋(池田)
北市 不二佳(小樽)
久保田 睦(札幌)
坂本 裕子(札幌)
高橋 幸治(当別)
中岡 亮子(余市)
廣田 洋子(小樽)
湊 真由美(札幌)
山本 智美(札幌)

ヴィオラ 
*清水 友紀子(札幌)
有坂 昌明(北見)
板谷 知子(余市)
栢森 美如(江差)
菅井 琢哉(帯広)
高嶋 恵子(余市)
田中 千晶(札幌)
花本 威士(札幌)
福田 淳(札幌)
古谷 洋子(小樽)
松田 美恵子(札幌)
村上 雅子(札幌)
山本 悦子(岩見沢)

チェロ
*石埜 正穂(札幌)
有坂 郁子(北見)
岡村 篤(札幌)
工藤 澄子(札幌)
清水 三佐子(小樽)
徳田 慎治(長沼)
平野 令緒(札幌)
村上 朋広(札幌)
吉田 幸司(札幌)

コントラバス
*西野 和秀(札幌)
石橋 明浩(札幌)
永峯 豊(郡山)

フルート/ピッコロ
*桜庭 麻由子(北広島)
大井 雅弘(札幌)
鎌田 えりか(夕張)
星野 慧一(岩見沢)
松田 有希子(札幌)

オーボエ/コーラングレ
*菊池 真哉(沼田)
桜庭 基人(札幌)
玉田 由紀(札幌)
内藤 小容子(札幌)

クラリネット/バスクラリネット
*稲川 裕(南幌)
伊藤 章博(留萌)
斉藤 浩之(岩見沢)

ファゴット/コントラファゴット
*皆木 友和(北広島)
小西 正一(北広島)
渡辺 治(札幌)

ホルン
*助乗 慎一(岩見沢)
大島 知子(札幌)
岡村 雄一(札幌)
皆木 真利子(北広島)
笠 小春(札幌)

トランペット
  *佐藤 導謙(下川)
池谷 聡(訓子府)
金田 勇(札幌)
川合 拓男(芽室)

トロンボーン
*鎌田 利郎(夕張)
荒木 真(幕別)
奈良 正浩(礼文)

チューバ
*乙部 裕一(長沼)

パーカッション
*大山 雅代(札幌)
近田 亜佐子(札幌)
溝延 学(岩見沢)

ハープ
*高橋 美雪(恵庭)

コーロ・ファーチレ


ソプラノ
相澤 洋子(岩見沢)
板谷 智恵
伊藤 直美
沖田 和子
河村 詢子
今  由香 (岩見沢)
斉藤 ちひろ
坂田 公子(岩見沢)
佐々木 位生子
高川 浩子
高間 叔枝
滝口 洋子 (夕張)
中田 由美子
永田 立子
西村 節子
仁部 由紀子
長谷川 智恵子
原田 慶江
藤田 郁子
政田 祐子
増井 千賀子
村上 龍子(岩見沢)
山岸 節子
山下 由美子
輪島 万希子

アルト
板谷 知子
稲川 千穂
大藤 佳子
小川 まり
桜井 朝子(岩見沢)
柴野 智早
高橋 美智子(岩見沢)
高浜 真理子
辰田 真知子(岩見沢)
永田 克自
平田 愛子 (美唄)
三宅 道子
宮本 恵子
渡辺 真理
渡邉 満枝

テノール
相澤  清 (岩見沢)
板谷 俊祐
岡村 雄一
金谷 隆
久保田 晋(岩見沢)
佐藤 愼一郎
中野 幸二
細川  馨

バス
阿久津 守
板谷 基雄
大柿 善崇
酒井  誠 (岩見沢)
櫻田 則幸(美唄)
佐々木 浩通(岩見沢)
高橋  司 (岩見沢)
戸塚 末廣
永田  康 (美唄)
西  立夫(岩見沢)
宮本 隆宏
渡邉 多加志
綿貫 隆夫

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