発情発見システム「牛歩」
最近、牛の繁殖成績が悪くなってきました。 畜産は要するに「産ませてなんぼ」みたいなものですからこれは一大事です。 なんとか改善しなければいけません。 そこで当牧場ではコムテックさんの発情発見システムの「牛歩」という物を導入しました。↓(販売はオリオンさんです) |
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このようにパソコンの画面に発情の牛を知らせてくれるのです。 牛は発情になるとうろうろ歩きまわったり、他の牛に乗ったり乗られたりするんです(スタンディングって呼び、たとえ♀だけでもね)♪ 普通は農家の人がそう言った様子の変化を見ていて、発情がきていると判断して人工授精したり受精卵移植をしたりするタイミングを計るわけです。 でも、頭数が多くなってきたりする中には夜の間だけスタンディングを示したりする個体がいたりで見落としがあったり、スタンディングを発見した時間から発情の開始時間を推理して授精時間を決めるのが合わなかったりするんです。 発情の開始が上のようにはっきり判れば人工授精のタイミングもしっかり決められますので、当牧場のように自分の所で授精していればその時間に合わせることで授精回数も減らす事ができそうです。 ムダ撃ちが減るってことだね(^0^) さて、たくさんの牛を1頭ずつ見るだけでも大変だとお考えですか? 大丈夫!ちゃんと怪しい牛だけお知らせ表示でピックアップしてくれるんですよ。 上のグラフの赤い線がその牛の平均歩数です。 それより、あらかじめいくら増加したら知らせるか設定しておくのです。 あとはグラフを見て判断するだけ簡単です。 |
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その他、当牧場では牛群の管理に独自開発したソフトを使っています。↓ しかしながら、便利なソフトも巷に出てきていますので、今後はそちらに移行させるかも知れません。 |
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