ジャニーズカウンドダウンコンサート。
毎年、大晦日に東京ドームで行われている、ジャニーズ事務所が総力を挙げて開催しているイベントでございます。
SMAP以外のジャニタレがほとんど出演するため、チケット確保が困難であろうと思われるが、いかんせん大晦日。普通の主婦やお子様は参加不可能。そのため、血みどろのチケ争奪にはなっていない模様。
つまり、このイベントに限っては働く独身ワンフーにやさしい、ジャニーズにしては珍しいイベントですね。つまり、大晦日の夜に、東京ドームで年越ししても支障ないという、淋しいオンナのための、ありがた〜〜い企画というわけです。
ワタシが思うに、紅白に出場していないジャニタレを、カウコンに出して面目躍如的なものを感じるが、ま、ファンが喜ぶ企画ならいいわけで。
去年のカウコンは、携帯サイトメンバー限定販売でDVD販売したわけですが、それをヤフオクでGETしたワタシはあまり熱心ではないのがバレバレ。
しかし、下は若いNewsから上はベテランTOKIOまで。かわゆらスィ〜!ジャニタレが歌って踊って愛嬌を振りまいてくれるという、寄る年波に負けそうになるお姉さんにとっては、実に嬉しいDVDなのであります。
ジャニーズのDVDには若返りのエキスが含まれているのかも。(若返りと節操の無いのとをはき違えている気がしないでもありませんが)
まず、Kinkiちゃんからスタートです。
いゃ〜〜ん!!!光ちゃんってばスンバラすぃぃぃぃーーーっ!!!綺麗だわ、若いわ、ステキだわっ。トナリの剛さんが地味だから余計に光ちゃんが派手に見える。デビューした頃は剛さんのほうが派手な顔立ちだたのに。
衣裳はピンクのラメのジャケットに黒いスボン。アンタらは演歌歌手かい!とツツコミ入れながらも楽しむワタクシ。衣裳はそこそこ派手だがKinkiちゃん、選曲が地味だった。惜しい。
お次はV6。
シルバー素材(って何?)のこれまた派手な衣裳。このユニットの場合は、地味な衣裳を見たことがないからね。とにかく派手、派手、派手。曲も派手で、時速120qでブッ飛ばすぜーーっ!ってな調子。だから歌唱力なんて何処吹く風よ。ジャニタレで貴重な歌唱力を持つ坂本&井ノ原を持ちながら、勢いで歌唱力を吹き飛ばす選曲。
でもねぇ〜、バラード系になると今度は三宅や森田の声が邪魔で邪魔で、しゃーなくなるから仕方ないんだけどね。その森田剛。なんでこんな時まで帽子を被るわけ?それは顔に自信のない故?アイドルたるもの顔を隠してどうするのさ。アンタ達から顔を取ったらナニが残るわけ?
ざけんじゃねーぞー、森田ぁぁぁぁぁーー!!!!
と、ワタクシがちょっぴり取り乱したところで、タッキー&翼にバトンタッチ。
嗚呼、若いって素晴らしいですわ。美しいって素晴らしいですわっ。タッキーなら、お姉さん何をしても許してしまうわ。ええ、歌なんていいのよ、どうでも。アナタの存在そのものに意味があるの。いいのよ、そんなに頑張って歌わなくても。どうせ聴いてないんだし。その余力を「お手振り」に費やすことが、アナタに課せられた運命なのよ。
そして嵐。
ヨカッタねぇ〜、サランラップの衣裳じゃなくて。ゴールドとシルバーの、これまた派手な衣裳で大変ジャニーズらしいお姿。ああ、まぶしいですわ。曲は、聞いたことあるような無いような。でも、この際そんな小さなことには拘りませんわ(え?小さなことっスか?)
そしてベテラン、TOKIO。
さすがですわ〜。大人の魅力がビシバシですわ。余裕ですわ、エロいですわ。スポーツ刈りのような髪型の長瀬君は今いちフェロモンに欠けますが、松岡がすんばらスィィィィィ!!!!!エロいです。それにしても、TOKIOは長瀬君以外は歌が上手いですね。(・・・・って、ボーカル長瀬じゃん)
各ユニットのソロが終わると、全てのジャニタレが入り乱れて、ワタクシの知らない曲を歌いながらステージ外周を回ります。ここではジャニタレ同士の友好関係が垣間見られる、ワンフーにとっては見所となっております。
V6きっての美形、岡田君が嵐の二宮君といちゃついていたり、光一と国分太一君がじゃれあっていたり、美しいオトコのスキンシップは、腐女子にとってはなかなか楽しいものがあります。
ステージ中継の合間に、楽屋入りの映像なんてのも収録されてまして、ワンフーにはこれまたお得な構成になっております。ワタシのような「なんちゃってワンフー」は、この映像でジャニタレを認識したりします。ステージ以外の場所でのご機嫌の度合いなど、わりと興味深いものがあります。
みなさん夜なのに「おはようございます」とドーム入りをするのですが、坂本さん、イノッチ、城島さんは「こんばんは」と挨拶しておられました。ワタクシ、こういう人って好きです。夜にはちゃんと夜の挨拶。業界では違うのかもしれませんが、一般販売向けへの映像にはちゃんと世間の常識で挨拶をすべきだと思ってしまうのです。やはり、年代が近いからでしょうか、「こんばんわ」はみなさん、大人な方ばかりでしたわ。
それにしても、ジャニタレの面々って異常にスキンシップが多い気がするのはワタクシだけでしょうか。抱き合っていたりとか、普通にありますからね。あれ、じゃれてるんですよね。そうなんですよね?
タッキー&翼や嵐がリハーサルのためにお立ち台に上がるのですが、その下で控えるV6(トニセン)とTOKIOの皆さんが、まるで酔っぱらいのようにステージ上の若い子達に声援(冷やかしとも言う)を贈っていらっしゃいました。なんてやさしぃ〜(そうか?)。
再び映像はコンサートに戻り、一番新しいユニット、Newsが歌います。
皆さんはご存知でしょうか?なんでも、バレーボールの応援をしているらしいのですが。残念ながらワタクシはあまり知らないのです。山ピーこと山下智久くん、関西ジュニア出身の錦戸亮くん、内博貴くん。この3人は判りますが、あとは知りません。つまり、可愛い子しか知らないってわけです。
再び各ユニットのヒット曲のお披露目。
そして後半はジャニーズの歴史コーナー。
ジャニーズ過去の栄光を、現在のスター達が再現するってワケですね。このコーナーになるとワタクシは俄然、燃えます。なぜなら、知ってる曲ばかりだからです。
たのきんトリオはもちろん、古くはフォーリーブスまで遡って歌うのですよ、ワンフレーズだけですけどね。ワタクシとしてはフルコーラス聴きたいのですが、会場の若いワンフー達が納得しないでしょう。
マッチの「ギンギンラギンにさりげなく」なんて、ワタクシ踊れますしコーラスもバッチリ歌えます。特にファンではなくても歌えるのが、ジャニーズファンのコワイところです。
そしてジャニーズにも本人登場コーナーはございまして、まだジャニーズに所属している元アイドルの皆様が出て来て、過去の大ヒット曲を現役ジャニタレと歌うのです。
男闘呼組の岡本健一くん、光ゲンジの赤坂くん&佐藤アツヒロ、そしてワタクシが毛嫌いしている東山紀之。また出たわけ〜?いい加減、辞退してくれないかしら。光ゲンジまでは最高に盛り上がったワタクシの心を一気に落とす東山紀之。愛がないから、標準以下の歌唱力もフィルター無しで聞こえてしまい辛いのなんの。
ま、東山さんのことはザックリ割愛させて戴き、その他のジャニタレの話に移りましょう。
田原トシちゃんの曲を歌うTOKIOのカッコいいことといったら。楽器を弾かないので、リーダー以下皆さんステージまでお出まし。とっても素晴らしいホストクラブにでも来たような豪華さよ、奥様。とにかく、長瀬くん以外がエロいのよ。やはり、大人の魅力も良いですわ〜。ワタクシ、うっとり。
ヒガシの次に苦手なカツーンはSMAPの、もう聞き飽きた「世界にひとつだけの花」を歌ってましたが、サックリと割愛。
そして光ゲンジ登場。「ガラスの十代」と「スター・ライト」。懐かしいですわ〜。歌のヘタさは相変わらずですけど、赤坂君がイイ男に成長してくれて、ワタクシの目をホクホクさせてくれます。その昔、光ゲンジは毛嫌いしてましたが、諸星のいない今では、それほど嫌いじゃなくなりました。当時、バックで踊っていたTOKIOの皆さんが楽しそうで、よろしいですわ〜。
楽しいナツメロのあとは再び現役ユニットのヒットメドレー。
Kinkiちゃん、今回はバラード系ばかりでワタクシ、少々欲求不満気味。もっと踊れる曲を見たかったですわ。光一さんのダンス、楽しみにしていのに。
Kinkiちゃんはおろか滝ツバまでもがバラードを。だからさ、君たちに歌唱力はないんだから、無理しなくていいんだってば。アイドル突っ走ろう曲で十分なの。
そこいくとTOKIOはさすがよ。「うわさのキッス」よ。松岡の♪イェィイェィイェィ〜♪で始まるのよ。やっぱりTOKIOは素晴らしいですわーー。よーーっく判ってらっしゃる。歌えるし、バラードのレパートリーも多いのに、こういう場ではちゃんとノリの良い曲を披露する。さすがよ、TOKIOっ。
そしてフィナーレ前。マッチの曲を2グループに分かれて披露。
1チームは「アンダルシアに憧れて」をダンス中心で。光ちゃん、翼、トニセン、赤坂、国分、山口、長瀬といった面々。冒頭のギターのソロはもちろん城島さん。(ヒガシも出ていたけど、ワタクシの視界には入らず。) いやぁ〜、本当にステキでしたわ。トニセンが歌うと曲のレベルがグーーンと上がるし、光ちゃんが踊るとまた上がる。ワタクシ、この曲をワタクシが作った歌詞で、坂本&井ノ原の歌、光ちゃん、翼、櫻井、松本、二宮、岡田、山下、MAのダンスで見たいですわ〜聴きたいですわ〜。
この曲の歌詞って、ジャニーズが歌って踊るには不釣り合いだと思うの。「トニーがしくじったからオマエ、行って落とし前つけてきな。ってボスから電話が掛かってきた。今夜デートする予定のカルメンが待ってるのに、その前に落とし前つけに行ったけど撃たれた。」というような歌詞。
「トニーのヤツがしくじった」ってさぁ、カッコいいダンスと合ってるのかなぁ。ダンス曲にしては物語になり過ぎてるんだよね。ヒガシが歌うには別に構わないけど、光ちゃんやトニセンには、もっと違う歌詞で聴きたいのよねぇ〜と思いついでに勝手に創作してしまった過去があるワタクシです。
2チームが「ミッドナイト・シャッフル」。マッチのノリの良い曲。こちらはワイルドに歌うことに重点を置いた構成になってまして、メインは剛さんでした。歌はいいのですが、その格好はどうなのよ。ボクサーが登場する時に羽織ってるようなガウン。すごくだらしなく見えるのはワタクシの目の錯覚?
他は、松岡、山下、二宮、相葉、そしてこの曲には外せないタッキーです。タッキーは素晴らしいですわ、素肌にはおった上着の胸ははだけたまま。ナイス、ナイスですわ、タッキー!!!
こうしてカウントダウンコンサートは終わったわけですが、豪華で美しい出演者が多くて、実際に会場にいたら、ワタクシのような見境のない「なんちゃってワンフー」は、誰を見るかで苦労しそうですわ。
だから、こうしてDVDで見るのが一番ですわね。