フラワーロード事業
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平成5年に真狩村を訪れる人を歓迎しようと、村内入口に球根生産年間1千万球を越え、全道一の出荷量を誇っている「花ユリ」の歓迎花壇を入り口付近4カ所設置。平成6年には、村の開基100年を迎えるにあたり「開基100年記念事業」への協力事業として、村づくり研究会が主体となり、道道岩内洞爺線沿い約2kmに地権者の協力を得て、花ユリのフラワーロードを整備した。 植裁にあたっては、約12万球の花ユリを村づくり研究会会員と村民が行い、住民一体となった事業として取り組みました。 平成7年度からは更に区間を4kmに延長し、現在留寿都村境から真狩村市街まで「花ユリ」が道行く観光客等を大いに歓迎する「フラワーロード」として村内の観光スポットとなってきています。本事業を進めていくにあたり、道路沿線の地権者の協力なしには実現しなかったと感じています。 本事業の主旨に賛同してもらい、また、植裁までの下準備(畑おこし)までも協力してくれることは、本事業の重要なポイントと言えます。植裁にあたっては、村づくり研究会だけでなく、地域住民にも声をかけて、みんなで実施することに重点を置き、毎年約80人程の子供たち、女性、そして初めて植える人など和やかな雰囲気で作業も行われ、地域住民の交流にも一役買っています。また、平成8年度からは、村外にも呼びかけを行い札幌などからも年々参加者は増加しています。さらに、道路管理者の小樽土木現業所にもフラワーロードの開花時期に合わせた道道の草刈りの実施、PR看板の設置など本事業への支援、協力をしてもらうなど官民一体となって事業の展開をしています。 また、平成11年度よりフラワーロードをテーマにしたファミリーフォトコンテストも開催。村内外から多くの作品が寄せられました。事業の幅をより広める、多くの方に見てもらうきっかけづくりにもなり、今年度まで続いています。 そして平成11年秋、当会の要望活動が実った駐車場公園フラワーパーキングが土現の事業で完成。フラワーロードや羊蹄を眺めるスポットとして多くの人々が訪れるものと期待しています。 16年度は第6回目としてさらにコンテストの周知、PRに励んだところ村内はもとより、札幌や室蘭などからも多数の応募があり、9月30日に特別審査委員長としてニセコ町在住の写真家 若林浩樹氏をお招きして各入選者を決定いたしました。(詳しくはフォトコンテストのページをご覧ください) |