| 山部さんこんにちわ！ 私、山部さんの「北海道つり紀行」によくお邪魔させてもらっています「りょうじ」です。「バスルアーでトラウトを釣る！」の件でご丁寧なメールをいただき、大変うれしく思います。 私の故郷でもある北海道にも「北海道つり紀行」のような、楽しくて立派なHPがある事を誇りに感じています。 さて、「バスルアーでトラウトを釣る！」事についてもう少し補足がございますので、（補足なんかしなくていい！？）御興味がございましたら、これから勝手に述べさせていただきますので御笑読ください。 まず、山部さんHPにも掲載したルアーからですが、今の所クランクベイトに似た動きをするルアーや一部のソフトルアーに釣果があがっています。その例を下に記します。 「ラッキークラフト・ベビーポッパー」 なんの変哲もない小さなポッパーですが、水面が穏やかなポイントで薄暗い 時間に使うとなかなかの釣果が上げられます。しかしながら、活性の高い時期に限られるのでいまひとつ出番が少ないルアーです。私の場合なぜか山女魚しか釣れません・・・。アクションは控えめなドッグウォークで。 釣果は相沼内川、天野川、赤井川、昆布川などで数匹づつ。 「ラッキークラフト・マラス＠」 これはすごい！ヘタなトラウトルアーなんか、めじゃない逸品です。かなり変わったタイプのルアーでどのカテゴリーにも分類できませんが、しいて言えばポッパーとペンシルとクランクをたして３で割ったようなルアーです（なんじゃそりゃ？）釣果は後志利別川で４０センチ位のアメマスを２匹、神奈川の宮が瀬湖で４９センチと５１センチのレインボーを、同県芦ノ湖でも４７センチのレインボーを、と、かなりの釣果です（今シーズンだけで） 本来はバスルアーなのですが、なぜか非常に不人気なルアーでお店にもなかなか置いていません。見つけ次第一人で買い占めています。使い方は限界ギリギリの速引きで！ 「ＦｌａｔＦｉｓｈ シリーズ」 一部のトラウトアングラーの間ではそれなりに有名なルアーですが、もとも とはアメリカ製の由緒正しいバスルアー。小型のものは、渓流釣りでも使われますが、私が好んで使っているのは大型の５Ｘ，Ｕ２０といったタイプで（７〜９センチ程度）主に湖でレインボーやブラウンを狙うのに使います。このルアーはなかなか大きいタイプが売ってないのですが、近所のバスプロショップで巨大なＦｌａｔＦｉｓｈを見つけて早速近くの川で（神奈川・早戸川）試しに使ってみたところ、堰堤下のたまりで３９センチの岩魚が釣れました。これから期待のアイテムです。アクションはデッドスローが良いようです。 「マルキュウ・ＥＣＯＧＥＡＲシリーズ」 これはもう山部さんもお馴染みのアイテムですが、ソフトルアーの中ではバス、トラウトともにダントツの成績をあげています。私がエコギアの中でもトラウト用としてお気に入りなのは「チューブワーム」と呼ばれるヤツで、タコみたいな形の中空の胴体の中にジ グヘッドを仕込んで使います。主に湖などでレインボーを中心に狙いますが、アメマスなどにも威力を発揮します。このルアーは低水温時の活性が低い時期に威力を発揮しますので、ハードルアーでまるで反応がないときに最終兵器（笑）として登場します。アクションは水底を「ズル引き」か軽くジャンプするようなアクションが効果的です。初春の金山湖でアメマスの良い釣りをしたものです。 以上がバスルアーによる主な成績ですが、今後はもっと「コア」なヤツ・・たとえばスピナーベイトなんかも試したいと考えています。私感ですが、スピナーベイトやラバージグなどは河口でのサーモン狙いや海アメ釣りに良いような気がしています。北海道の釣りシーズンもあとわずかですが（そうでない人もいるが・・）山部さんもバスルアーをガンガン試してみてくださいね！ もしかしたら意外な大物が出るかも・・。釣果が上がりましたら是非ＨＰのほうで紹介してください。私もまたお邪魔させていただきます。 少し長くなりましたが、それではまた！ 追：今年の北海道の河川の荒廃はひどいものがありますね・・私も何かアクショ ンが起こせれば、と漠然とですが、考えています。 ＨＰで一緒に考えて行きましょう！ 平成１０年 １１月８日 りょうじさん (flat-fish@mug.biglobe.ne.jp) |