果実酒の作り方

自分だけのマイ・リキュールを作って見ませんか?

ストレートで飲んでもソーダで割ってもお互い混ぜてもなかなかいけますよ

●用意するもの

アルコール  (お好みによりお選びください)
ホワイトリカー
  アルコール含量35%のもの。濃度が高い方がエキスがよくでる。焼酎乙類(イモ焼酎など)は少し匂いや味がついているので果実の味そのものを楽しむには不向き。
ドライジン・ウオッカなど
  上記のほか、自分の好みの蒸留酒でもOK!ただし、匂いの強いものは避けた方がよさそう。(ウイスキーにハスカップをつけてみたがあまりハスカップの味がしなかった。)

糖 分
氷砂糖/グラニュー糖
  氷砂糖は純度も高く、値段も高い。グラニュー糖は純度も比較的高く経済的。白砂糖は、アクがあってあまり向かない。

容 器
  ガラス製で密閉できるもの

●果 実

 山で採れた食べれる果実をなんでもつけてみましょう。

ハスカップ
  7〜8月に黒紫色に熟し、長さ1pぐらいの楕円形になります。千歳の南部、勇払原野に野生しています。
ハマナス
  夏から秋にかけて真っ赤な実をつけます。枝や幹に鋭いとげがあるので、採るときはゴム手などの準備が必要です。石狩海岸に自生しています。
コクワ(サルナシ)
  キウイフルーツの仲間でナイフで横に切るとキウイにそっくりです。果実は、10〜11月に熟します。道内では少し山の中にはいればみつけることができます。
オンコ
  果実は8〜9月に熟します。種は有毒成分があるので食べれません。道内では東部に多く自生しているそうですが、よく庭で栽培しているので採りに行くよりもらった方が早そうです。
ヤマブドウ
  果実は9〜10月に熟します。道内では産地の日当たりの良いところに見られます。
マタタビ
  10〜11月に2,3pで楕円形のみがつきます。道内では産地や林の縁で見られます。

●作り方

ポイント
  ・傷のあるもの、熟しきったものは使わない。(果肉が溶け出し濁って見栄えがよろしくない。)
・果実は洗剤を使わず水洗い。水気を十分に拭き取る。(カビが生えてきます。)
分 量
 

基本分量 [密封びん(容量5リットル)]
 果 実  1kg
 砂 糖  400g
 ホワイトリカー  1.8リットル

・ここで問題なのが砂糖の量。甘い果実はこれより少なめに。また、好みによって入れたり入れなかったり、御自分のお好みで。
・保存は温度変化が少なく、直接日光のあたらない冷暗所で。
6ヶ月ほどで飲めるようになります。