バードウォッチング専用の単眼鏡(フィールドスコープ)もいいのですが、三脚が必要なので、野山を歩き回るには双眼鏡のほうがいいでしょう。双眼鏡は7〜10倍で軽いものがGOOD!逆に倍率がありすぎてもみつけづらくなってしまいます。
まず、鳥を見つけるのには、鳴き声を探します。鳴き声が聞こえたら立ち止まってその方向を見ます。あまり近づきすぎても警戒させるだけなので肉眼で確認できる距離で十分です。そのうちに鳥は、他の枝に移るのでその時がチャンスです。見つけたら双眼鏡を用意します。 はじめて双眼鏡で鳥を探す時は、結構苦労します。コツとしてはまず肉眼で鳥を探し、そのまま顔は動かさず、双眼鏡のレンズをのぞくことです。慣れてくればすぐにみつけることができます。 何度かフィールドに行くうちに双眼鏡をのぞかなくても鳥の鳴き声だけで名前がわかってきます。鳥の鳴き声だけで鳥を判断するのに「ききなし」という方法があります。簡単に言うと語呂合わせです。 コノハズク・・・仏法僧 などがそうです。あとでクイズにも挑戦してみてください! |
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野山の鳥を識別するにはこの一冊で十分です。薄くて持ち運びに便利です。また、安いものなので気付いたことを気軽に書きこんでいけます。出かけるたびに自分だけのハンドブックができてくるのでそれも楽しみのひとつとなるでしょう。 もし近くに湖や沼、干潟や海があればこの本も必要でしょう。ただ、水辺の鳥を識別するには8倍ほどの双眼鏡では少し厳しくなってきます。 上記の2つを合わせて詳しく解説したのがこの本です。持ち運ぶには少し分厚いので卓上用と考えたほうが良いでしょう。 その他、いろいろな本が出ているので一度本屋さんで自分にあった本を探してみてください。 |
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これといった形式もないので、自由に書きつけてみよう!自分オリジナルの手帳を作ってみましょう。スケッチ、観察記録、日記、イラストなど楽しみが広がってきますよ。
ちょっと専門的にやってみたい方に・・ まずは、自分で調べてみたい野山の歩くコースを決めます。次に調べる時間(朝の方が鳥と出会う確率は高い)を決め、以下の観察項目を記入していきます。その記録が増えてくれば今まで気づかなかった鳥の行動がわかってきます。いつ頃どんな鳥が渡ってくるのか。鳥の縄張りや繁殖行動などなど。ここまでくればあなたはもう鳥博士です。
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双眼鏡で覗いているだけでも楽しいのですが、だんだん出会った鳥たちを記録に残しておきたい衝動に駆られてきます。めったに出会えない鳥に出くわした時などはなおさらです。10年以上前に撮った判別ギリギリ可能なクマゲラの写真は今でも私の宝物です。 10メートル以上離れた小さな鳥を撮るためには望遠レンズが必要です。大きくきれいに撮りたいのならレンズが大きいことに越したことはないのですが、持ち運びが大変です。野山を歩きながら撮影するには5,600mmのレンズがいいと思います。冬に1000mmの望遠を担いで歩くスキーで観察したこともあるのですが、そこまで行くと趣味というより修行といったほうがいいでしょう。 冬の北海道ではコレなしには野山の観察は大変です。バードウォッチングのために始めたクロスカントリーですが、踵が固定されていないため最初は歩くのに一苦労でした。ノーワックスタイプとワックスを塗るタイプがあり、ノーワックスタイプの方はスキーの裏に鱗のような段差があり雪が引っかかるようになっていて手入れが簡単です。板の太さも幅広い方が安定していいと思います。 また、あまり勾配が急でない野山ならクロスカントリースキーで十分なのですが、傾斜がきついフィールドなら山スキーやテレマークスキーの方が登り易いでしょう。 |
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