こたえ



支笏湖は大昔、湖ではなく「支笏火山」でした。

約3万二千年前から約3万年前にかけて噴火し、約2百q先まで火山灰が積もりました。支笏カルデラにはやがて水がたまり、支笏湖となりました。

その時はまだ円形の湖でしたが、その後約2万年前に風不死岳、1万5千年前から1万2千年前にかけて恵庭岳、約9千年前に樽前山と支笏湖を挟むように起きた火山活動で両岸が狭められ現在のような「まゆ型」の湖になりました。

(参考文献:「北海道自然の話」・新生社/「北の火の山」小池省二・朝日ソノラマ)



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