■趣味の数学問題集・C問題

  1. 容積が一定の直円錐の容器を作り,その側面の面積を最小にしたい。
    直円錐の底面の半径と高さの比を求めよ。

  2. 半径rの球に直円錐が内接している。
    その体積が最大になるとき,直円錐の底面の半径と高さの比を求めよ。
    また,その時の直円錐と球の体積の比を求めよ。

  3. 直円錐に半径rの球が内接している。
    直円錐の体積が最小になるとき,直円錐の底面の半径と高さの比を求めよ。
    また,その時の球と直円錐の体積の比を求めよ。

  4. AD∥BCである台形ABCDのBC上に点Pをとり,
    BDとAPとの交点をQとする。△QDAと△QBP
    との面積の和が最小になるとき,
    (1) BPの長さをADの長さで表せ。
    (2) 点Pの位置を作図で求めよ。

  5. 長方形ABCDのBCの延長上に点Eをとり,
    AEとCDとの交点をFとする。△AFDと△EFC
    との面積の和が最小になるとき,
    (1) CEの長さをADの長さで表せ。
    (2) 点Eの位置を作図で求めよ。

  6. aを定数とする3直線 x-ay+a2=0,ax+a2y+1=0,a2x+y+a=0 でつくられる三角形の面積をSとおく。
    (1) Sをaを用いて表せ。
    (2) Sの値によって,aの値の個数を求めよ。
    (3) あるSの値になるaの値が4個あるとき,Sとaの値をそれぞれ求めよ。

  7. AさんとBさんがコインをn回ずつ投げるゲームをした。
    表が出た回数の多い方が勝ち,同じなら引き分けとする。
    (1) Aさんが勝つ確率を求めよ。
    (2) 引き分けになる確率をP(n)とおく。
     n→∞のとき,P(n)√nの極限値を求めよ。

  8. 次の式を簡単にせよ。
    (1) 
    (2) 


  9. 第1象限にある楕円x2/a2+y2/b2=1上の点Pにおける
    接線とx軸,y軸との交点をそれぞれA,Bとする。
    線分ABの最小値を求めよ。

  10. a<bのとき,f(x)=(x-a)2(x-b)2/x2-c2について,
    方程式f(x)=kの実数解の個数を求めよ。


  11. a>0,ab-h2>0,af2-bg2>0のとき,x,yについての2次式 ax2+2hxy+by2+2gx+2fy+c の最小値mをhの関数とみて,mの最大値を求めよ。


  12. 次の極限値を求めよ。



  13. AB=AD=a,CB=CD=b(0<a<b)である凧形四角形ABCDについて,
    BD=xのときの内接円の半径をr(x)とおく。
    (1) r(x)を求めよ。
    (2) r(x)の最大値とそのときのxの値を求めよ。
    (3) (1)で求めた式で,r(0),r(2a)の値を定義する。xが0から2aまで変化
      するときのr(x)の平均値を求めよ。





  14. n次関数y=f(x)は,x=0で極大値3,x=4で極小値-5をとり,点(2,-1)は変曲点で,
    この点における接線の傾きは0である。このようなy=f(x)を一つ示せ。


  15. 分数関数y=f(x)は,x=0で極大値3,x=4で極小値-5をとり,点(2,-1)は変曲点で,
    この点における接線の傾きは0である。また,x→±∞のとき,y→-1である。
    このようなy=f(x)を一つ示せ。


  16. 次を証明せよ。



  17. 4次方程式x4+ax+b=0(ab≠0)の4つの解のn乗の和をanとおくとき,次の比例式を証明せよ。
    a3a10:a4a9:a6a7:a13=30:12:21:13


  18. 楕円x2/a2+y2/b2=1上の点Tにおける接線に原点から
    下した垂線の足をPとする。
    (1) 点Pの軌跡の方程式を求めよ。
    (2) 点Pの軌跡によって囲まれる図形の面積Sを求めよ。


  19. 双曲線x2/a2-y2/b2=1(a>b>0)上の点Tにおける接線に
    原点から下した垂線の足をPとする。
    (1) 点Pの軌跡の方程式を求めよ。
    (2) 点Pの軌跡によって囲まれる図形の面積Sを求めよ。


  20. 自然数aをn個つなげた数をa(n)で表す。(例)12(3)=121212
    このとき,√1(2020)の小数第1011位を求めよ。


  21. △ABCの3辺をa,b,c,3つの中線をAD1=d1,BD2=d2,CD3=d3とする。
    三角形の外側に3個の正方形S1,S2,S3をつくり,さらに下の図のように
    外側に3個の正方形T1,T2,T3,さらに外側に3個の正方形U1,U2,U3,…
    と次々につくる。このとき,
    (1) d1,d2,d3をa,b,cを用いて表せ。
    (2) 正方形T1の1辺をd1等を用いて表せ。
    (3) 正方形U1の1辺をa,b,cを用いて表せ。
    (4) 正方形V1の1辺をd1等を用いて表せ。
    (5) 正方形W1の1辺をa,b,cを用いて表せ。
    (6) 正方形X1の1辺をd1等を用いて表せ。
    (7) 正方形Y1の1辺をa,b,cを用いて表せ。
    (8) 正方形Z1の1辺をd1等を用いて表せ。
    (9) 正方形AA1の1辺をa,b,cを用いて表せ。




  22. △ABCのCA,AB上にそれぞれ点D,Eを,DE∥CBとなるようにとる。
    このとき,△DEF/△ABCの最大値を求めよ。



  23. e=1+1/1!+1/2!+1/3!+…(自然対数の底)は無理数であることを証明せよ。





  24. 2曲線y=logx,y=(logx)2によって囲まれる部分の面積を求めよ。


  25. 1辺の長さが1である正三角形の各頂点から辺に
    xの長さとり,斜線を引いて正三角形を分割し,
    赤の四角形の面積の和をS(x)とおく。
    (1) S(x)をxを用いて表せ。
    (2) S(x)が最大になるときのxの値を求めよ。
    (3) S(x)の最大値をxの最低次の整式で表せ。



  26. 1辺の長さが1である正方形の各頂点から辺に
    aの長さとり,斜線を引いて正方形を分割し,
    赤の四角形の面積の和S(a)の最大値とそのと
    きのaの値を求めよ。