平成19年死亡事故

【【NO9】

日 時

12月19日午後6時頃
第1当事者

軽ワゴン車

男性(33歳) 長万部町
歩行者

長万部町

女性(67歳) 死亡 

場 所

町道 長万部町静狩

概 況

現場はの30`制限の直線道路 路面は乾燥、軽ワゴン車が対面してきた歩行者を跳ねた

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対 策
長万部町は過去に例のない死亡事故の続発です、今回は被害者も加害者も同じ町民です、国道から離れた過疎地の交通量の少ない地域の発生となれば、何か油断があったのか。隣町八雲町から比較すると事故が少なく殆ど通過車両と見なされて来たが、このように連続町民の死亡事故が続くとなれば根本的に安全運動、安全教育の見直しが迫られる、道内では高齢者の死亡事故が相次いでいるが自分の命は自分で守るという観点からすれば夜光反射材の着用が当然であるが一般的には非常に少ないのが現状である、年末を控え輸送繁忙期の最中です、この会社の安全管理は徹底していたのか、安全運転管理者の社内の安全教育の再考が求められる。

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【【NO8】

日 時

11月22日午前8時45分頃
第1当事者

ワゴン車

男性(46歳) 神奈川県
同乗者

東京都町田市

女性(74歳) 死亡 

場 所

国道5号線長万部町花岡

概 況

現場は見通しの良い直線道路 ブラックアイスバーン状態、スリップして路外へ転落、同乗者4人のうち胸部打撲で1人が死亡

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対 策
長万部町国縫、僅か南北4キロ区間の間に半年で4件6人の死亡事故の発生です。正に棺桶道路そのものです。現場は片側1車線であるが道路幅は広く直線道路で運転しやすく、ついアクセルを踏み込んでしまう、今回は関東の車で果たして気象の変化の激しい北海道への旅行は装備、心構えは万全であったのであろうか、車は後輪駆動でアクセルを踏み込んでスリップしたようである。冬道での基本的なアクセル、ハンドル、ブレーキの急の付く操作が絶対禁物、もう1点、最大のキーポイントはシートベルト、車に乗車したら全員がシートベルト着用、今回の事故もシートベルトをしていれば或いは怪我で済んでいたかもしれない。

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【【NO7】

日 時

7月31日午前2時30分頃
第1当事者

ワゴン車

長万部町男性死亡(28歳)
第2当事者

大型トラック

今金町男性(35歳)  

場 所

国道5号線国縫

概 況

現場は見通しの良い直線道路、 規制速度無し、路面は乾燥、普通乗用車が対向車線へはみ出し対向車の大型トラックと正面衝突、乗用車はブレーキ痕なし、大型トレーラーは10メートルほどのブレーキ痕がある。

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対 策
長万部町国縫、僅か4キロ区間の間に1ヶ月足らずの内に3件5人の死亡事故です。正に棺桶道路そのものです。現場は片側1車線であるが道路幅は広く直線道路で運転しやすい道路である。それがドライバーにとって油断となってしまうのだろうか。発生時間は深夜から早朝にかけて発生ている、今回は通行ドライバーでなく、地元町民が当事者です、プライバシー保護のもと、一切の身辺状況が封印されてしまっては事故原因は永久に不明のままです。事故は一瞬であるが交通安全意識を高揚することは日々努力の積み重ねでありそれなりの忍耐と勤勉さが求められる、

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【【NO6】

日 時

7月7日午後8時25分頃
第1当事者

軽乗用車

八雲町男性(24歳)
同乗者 後部座席 八雲町男性死亡(54歳)  
第2当事者

普通乗用車

札幌市男性(58歳)  

場 所

国道5号線 八雲バイパス

概 況

現場は見通しの良い直線道路、 規制速度無し、路面は乾燥、軽乗用車が片側2車線の国道を右折しょうとしたさい、対向車線を直進して来た乗用車と衝突、双方ともブレーキ痕は無い。

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対 策
管内で死亡事故が頻発していることから2日前関係機関が八雲警察署で対策会議を開催したばかりだ、これで町民二人が犠牲になってしまった、北海道3大行灯ねぶた祭の最終日、一番盛り上がっている最中の事故です、お祭り気分が台無しになってしまった、事故を起こした運転者は地元町民であり当然道路状況は十分熟知していた筈である、前方不注意と判断の誤り、直進ドライバーがまさか出てくるとは思わない、だろう運転を続けて全くブレーキ操作の様子が無い、但し車の破損状況から推してスピード超過は見られない。乗用車の後部ドアを直撃され後部座席の同乗者が被害を受けたものであるが、果たしてシートベルトを着用していればダメージが軽減していたかもしれない。

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【NO3・4・5】

日 時

7月2日午前0時頃
第1当事者

軽乗用車

函館市男性死亡(19歳)
同乗者 函館市男性死亡(19歳) 函館市男性死亡(28歳) 
第2当事者

大型トレーラー

伊達市(42歳)  

場 所

国道5号線 長万部町豊津

概 況

現場は見通しの良い直線道路、 規制速度無し、路面は乾燥、軽乗用車が対向車線へはみ出し対向車の大型トレーラーと正面衝突、軽乗用車はブレーキ痕なし、大型トレーラーは10メートルほどのブレーキ痕がある。

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対 策

前回の事故現場から僅か2km函館寄り、道路状況は大変よく、ドライバーにとっては走りやすい道路であるがそれが反って油断となってしまいつい居眠りとなってしまったのか、免許取得1年以内の事故、自信が慢心となってしまい注意が怠ってしまうのが若年ドライバーの特徴です。事故は一瞬であるが、その日の走行距離、深夜のドライブ等旅行計画に問題は無かったのか、十分に検討して見る必要があります。親のスネかじりのまま、親に何の孝行もせず逝ってしまった若者たち、悲惨な事故を2度と繰り返さないためにも、親に甘えるな、社会に甘えるな、誇りを持って勉学に励んでほしい。

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【NO2】

日 時

6月20日8時25分頃
第1当事者

大型トラック

函館市男性
 30
第2当事者

乗用車

八雲町 男性死亡
 33

場 所

国道5号線 長万部町豊野

概 況

現場は見通しの良い直線道路、 規制速度無し、路面は乾燥、大型トラックが対向車線へはみ出し対向車の乗用車と正面衝突、双方ブレーキ痕なし。

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対 策
大型トラックが無理に追い越そうとしたのか衝突地点から乗用車を約60メートル以上も引きずり路外へ転落、相当なスピードが出ていたことは明らかである。又してもプロドライバーの事故です、ドライバー自身の責任も勿論であるが会社の運行計画、安全教育等を徹底的に追求しなければならない、昨年の死亡事故8件9人の内、5件がプロドライバーの大型トラックです、これだけ事故を起こし、違反をしているのに大型トラックの取り締まりを見たことが無い。共通して言えるのは今回のトラックの写真を見れば解るように会社名も無く全く無地のトラックの無謀運転が多い、会社名や看板を背負い、運転手の実名まで入れて衆人監視のもと自信と誇りを持ってハンドルを握るプロドライバーでありたい。

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【NO1】

日 時

6月17日15時45分頃
第1当事者

二輪車

江差町 男性死亡
 58

場 所

国道277号線 鉛川

概 況

現場は緩い下り坂の急ななカーブ 規制速度無し、路面は乾燥、カーブを曲がりきれず路外へ転落、オートバイの下敷きになった。

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対 策
2年前、八雲町と熊石町が合併して両町を結ぶ大動脈、国道277号線で3年連続死亡事故が続いた。仲間3人とツーリング中、一番後者のオートバイが路外の笹藪へ転落、対向車がたまたま目撃しなければ発見は相当遅れたと思われる。国道側縁は雑草が1メートル以上生い茂り見通しは大変悪い。277号線は登り、下りの急カーブの連続でツーリングにとってはスリル満点の道路であるが一歩間違えば即、死に直結です。自分の運転技術を過信せず、カーブでは十分減速し、日中でもライトを点灯させて自分を相手からから早く確認してもらう、交差点では減速して相手の動きに十分に注意して安全運転をする。

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八雲警察署管内の死亡時事故