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酒井式一版多色版画 「馬跳び」
TOSS網授研   伊藤 新吾
シナリオ「馬とび」(原実践・酒井臣吾先生/酒井式描画指導法4<明治図書>に所収)を下絵に4年生が初めての一版多色版画に取り組んだ  (TOSS網授研推薦
1.馬になる友達を描く(45分)
  描く順は顔(ナナメの鼻→口→目→眉→顔全体)、足、手、胴体とすすみ、最後につなぐ
 手は膝に置いていても、床についていてもよい


2.跳んでいる自分を描く(45分)
  友達の背に置いている自分の手から描く。
 紙を逆さにして実際に手を置かせると、両手の親指が向かい合っていることが体感できる。
 手の次は足、顔(鼻はナナメ)、体、手足をつなぐの順に描く。足は水平にそろわないよう指導する。



3.下絵をうつす(45分)
  下絵が大きすぎる(小さ過ぎる)場合は縮小(拡大)コピーをしておく。
 下絵の中で一番よいところをよい角度にして版木にうつす。うつし終わったら墨(太いマジックでもよい)でなぞらせる


4.線を彫る (90分)
  まずは板の裏を使って、彫刻刀の練習をする。彫る時には、かすが「ちりめんじゃこ」の様になるよう、指導する。

5.彩色しながら刷る (180分) 
  着色は、試しとしてはじめあまり大事じゃないところからはじめる。
 絵の具には必ず白を混ぜて着色する。絵の具の濃さはマヨネーズの濃さ。
ちょっと塗ってはすぐに刷る。
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