平成13年度 石垣漁業 新築計画 |


ようこそ、この頁は新築の流れを紹介しています、写真の出来次第掲載します、ごゆっくり!!


■石垣家新築 基本概要

  建築面積   180.44  u
  1階床面積  176、61  u  (53,42坪)
  2階床面積   93,83  u  (28,38坪)
  延床面積   270,44  u  (81,80坪)

■工事費内訳(見積もりに必要な要素)

架設工事 ・・・・・・・・・・建物の位置を決めたり、工事中使用する電気、水道などの費用
基礎工事 ・・・・・・・・・・住宅の要、基礎工事にかかる工事
木工事 ・・・・・・・・・・・・住宅の骨組み、下地、造作など大工が手がける部分の工事。木材を使用している部分
屋根・板金工事・・・・・・屋根を葺く工事、継ぎ目を金属で覆ったり、巻いたりする板金工事
外壁工事 ・・・・・・・・・・外壁の下地から仕上げ工事まで
内装・塗装工事・・・・・・クロス工事、床、壁の塗装工事
内部建具工事・・・・・・・室内ドア、ふすまなどの建具の費用
外部建具工事・・・・・・・外窓、網戸、玄関ドアの費用
タイル・左官工事・・・・・玄関や、キッチン、浴室にタイルや医師を使う場合の費用
断熱・防湿工事・・・・・・断熱工事にかかる費用、断熱と同時に防湿処理も施すので、一緒に計算する事が多い
屋内給排水工事・・・・・屋内の給排水工事費用、拝観の長さ、機器の種類で費用は異なる
住宅設備工事・・・・・・・洗面化粧台、ユニットバス、キッチン及び工事
冷暖房・換気工事・・・・冷、暖房器、換気扇及び工事
電気工事 ・・・・・・・・・・スイッチ、分電盤、ブレーカー及び室内外の電気配線工事
雑工事 ・・・・・・・・・・・・本体価格に含まれるが、上記には入らないと言う部分、各社内容は異なる

平成12年8月19日

 新 築 計 画
3月  5月の住宅金融公庫の、申し込みに向けて第1番に、間取りを検討
 1日 計画を決める。(いきなりの決定に家族皆)呆然。
 6日 和光建設、工期が4ヶ月かかる。 来訪家を建てることは、難しい。 めんどくさい。
 8日 家の間取り決定 後1〜2件の建設会社の交渉が欲しい。
10日 箱崎建設の営業マンが来る。 2×4工法は和光建設と同じ、でも納期が2ヶ月は早い。
13日 箱崎建設に間取りを渡して、図面を依頼。見積もりを依頼。
19日 箱崎建設図面を持ってくるが、こちらで考えていた間取りと余りにも違いが有るために、
       再度設計やり直し。
21日 箱崎建設こちらの間取りの線に沿って図面を持ってくる、現場の人も連れてくる
        2〜3時間両者の意見を合わせて、再度来訪を促す。
24日 箱崎建設全体図を合わせて提示  詳細な事柄を話し合って次回見積もりを要請。
26日 和光建設来訪  連絡がないので来たという。 
        こちらとして工期の問題をクリアー出来れば考える余地はある旨返答する。
        和光建設さんではだめ元でよいから、見積もりをさせていただけないか。
        こちらは建築に当たって一番信用のおける業者である。
31日 福島繁春氏。 土地の件なかなか返事をよこさない。

4月  1日 和光建設 図面を置いてゆく。 留守にしていたため間取りの図面を、見て検討するにとどまる。
 2日 アートホームの展示会場に偶然で食わし、見学する。 加藤保典の妹の新築した家で、4月4日
     に引っ越す予定とのこと
     話の流れで、家にも伺いたいとのこと、断る理由がないので承諾する。
 4日 鮹崎建設 見積もりが出来たとのこと今日夕方来ることに。 アートホーム9日に来訪の旨、連絡
     が入る
     。 見積もりが出た。 とても誠意が感じられる直ぐにも決めたいが、和光さんの見積もりが出ない
       内は
     、失礼になるので和光さんの見積もり待ちの状態、でも今日から待っても3日である。
      4月7日までは持ってきて欲しい。

 7日 今日朝 和弘建設に電話を入れる。 4月23日の公庫申し込みに合わせるためには、タイムリミッ
     トがちかずいている。午後5時和弘建設酸味つもりを提示する。 工期を5ヶ月と明言。 これで比
     較を出来ることになる。 さあ
決断の時。       明日、両親との折衝に入る。
 8日 今日結論が出た。 箱崎建設に決めました。 決定は、工期でした。 両親と交渉の結果は、GO
 9日 箱崎建設見積もり確認のため来る、こちらの手直しを箇条書きにしたものを提示してもう一度見積も
     りを組み直ししていただく事に。
10日 道路よりの取り付けに道路をさらに付けたいために、役場建設課へ意見を聞きに行く、答えはイエス
     その為に福嶋さんと拡張工事の意見交換を行い確認を取り付ける。現場は木がものすごく荒れてい
     て、難航しそう。
11日 荷物を入れる場所の前浜会館の前の雪の除雪をする。 家の前の道具を後かたづけし拡張道路の
     ゴミ掃除をする。
12日 家の2階、3階の物を選別して、いる物と入らない物を振り分け作業を行う。ものすごい量である8畳
     の部屋が2部屋埋まってしまったぐらいの量。
13日 荷物を選別して、焼却炉に1,5トントラック5往復。 必要なものは前浜会館へ1,5トントラック3回
     家の前の義父の車庫、撤去の支度も何もしない様子どうするのだるうか? 
      夕方車庫を新しくすると連絡が入る、直ぐ買うそうで場所を決めるようにとの事に、腹が立った。何
      を勝手なことばかりを言っているのだろう、家の全体像もまだハッキリしてはいないのに、本当に自
      分の事しか考えていない。年ばかり取っても何にもならないのがこの人を見ているとよく感じられる。
14日 色々なところで、箱崎建設の話が出る。 クレームがとにかく多いそうである。 これはよく考えると実
     に不思議なことである。 遠軽が本社で地元で年間40棟もの家を創っている会社が、そして現在家
     が確実に次から次へと立っているのもまた事実、誰も建築費が安いだけで決める者ばかりではある
     まい。そして小さく狭い町であるからは、クレームが多いにしてもそれに余る何かがあるのではないだ
     ろうか! 今日あたり羽根田さんが来そうな気がする。沢口産業の見積もりは此方の方の関係、家の
     解体、車庫の解体、道道からの道路の取り付け工事などは、別途工費。
      夜6時 箱崎建設来訪、取り付け工事の説明と最終見積もり調整、次回17日に契約する事に決定
16日 沢口産業取り付け道路の為にユンボ来る。 福嶋宅横の雑木を倒す、視界が開ける。
      道路用地の確認がしづらいらしく、思うように進まない様子です。
18日 道路用地に山バラスを入れる。
      引っ越しの荷物が多いですよ〜  前浜会館に運び入れる荷物が非常に多いために、体が痛い。
19日 前浜会館の借り入れのため、吉岡宅に訪問。
20日 箱崎建設との間で契約の調印を行う。
      23日工事の手付け金200万円をこちらが支払うことに。
21日 福嶋繁春氏と土地賃貸契約を交わす。 敷金1万円  土地代年額3万円を支払う。
      山バラスを何時入れてもいい状態に。
22日 圭一の手伝いを受けて、大きな荷物を前浜会館に運ぶ。
      向井さんにサイドボードを運んでやる。 
23日 箱崎建設に工事の手付け金200万円を支払う。
      25年前に100万円の札束を9ヶ握ってから久しい、月の小遣いの何十ヶ月分かな。
      これから住宅金融金庫の申し込み手続きがはじまる。忙しくなる。
      掲示板を維持していてくれたsuzuraanさん、yukichannさん、gansomasakoさんが最近見えない。
25日 湧別町社会教育委員会議 PM1:30分 文化センター
      児童館の臨時職員の待遇改善下調べ。
      産業廃棄物施行規則を湧別町の企業に当てはめて考える、協議会の意見を聞くことに。
      保育所定員調査、及び保育適正状況の調査。
     ホタテ養殖施設浮上(サロマ湖)昇進丸。
26日 住宅金融金庫申し込み書類捺印、 土地権利書を組合に依託。
     福嶋宅借地バラス60立米入れる。 組合信用部に住宅金融公庫申請書類印鑑捺印 署名
     倉庫2階掃除 刺し網別の倉庫へ移動 二百五十反
27日 2階倉庫掃除 荷物運び 3階階段取り外し前浜会館へ
     連休に入る。以降休み        
5月 1日〜6日 連休中 連絡なし
13日 スーパーハウスが着いたのみにて、何の進展もなし、両親のごり押しが始まる、予想はしていたが予想
     道理とは何とも悲しいことです。
16日 毎日妻が、地鎮祭の事を気にするが気にしても仕方がないのに、小原邸の新築の地鎮祭が今日やった
     と自分に言う毎日同じ事を聴かれると多少苛ついてしまうが、妻にしてみれば自分で見取り図を書き、全
     体までの一切のことをやったわけであるから、古い家を壊し作業に入らなければ、両親のいろんなちょっ
     かいが際限もなく出てくるのを畏れているのだろう。24日から稚貝放流事業が始まるのでその前に、地
     鎮祭をやっておきたいのでしょう。 だから余り怒るわけにも行かない。  困った

18日 今日やっと箱崎建設で住宅金融公庫の確認のはがきが来たので、書類を待って、町に許可申請をして、
     解体が始まるが、養殖稚貝放流に掛かってしまったがこれも致し方がないことなのでしょう。
     まずは一段落です
22日 箱崎建設より着工の遅れが報告を受ける、 職員の連休前の許可申請の遅れがここに来て顕著に表れ
     てきた、今日役場の建設課から取り付け道路の申請は受けられない旨電話で知らせが来る、急ぎ役場へ
     行き事の次第を報告を求め、担当職員と話し合い、こちらの筋を通したいきさつを話したが、いっこうに良
     い答えがでてこないので、業を煮やし、課長を呼び善処を求める、なんのために職員がいるのか蕩々と話
     聞かせようやく今現在の申請で通すとの確約を得る。まったく役場というのはこちらの世界と異質な世界
     を作ってしまっている。
23日 旧我が家の解体の日が決まる。 来週月曜日の28日いよいよ決した。 明日から養殖稚貝が始まる
     養殖と地鎮祭がぶつかるが仕方のない事である。
24日 電気工事の者が下見にくる、糞尿を汲み取るようにお願いをする、
25日 NTTの工事移設をする。
26日 信連からの書類も揃い、今日箱崎建設の設計技師が、申請書類(役場関係から支庁への申請)への押印
     を貰いに来た。 吉田設備工業が水道の移設を今日行う。
29日 昨日完全に家を解体し終わる、沢口産業 
     ユニットバスも取り付けて、整地もし終わる。  後は支庁の許可待ち。 
6月  5日 地鎮祭です。
     土地に神事を執り行って、工事の安全と土地に敬意を表し、合わせて家内安全を祈願をする意味を込め 
     ました、神主の玉串料3万円、お酒、スルメ、昆布、米、塩、水、根物(人参、大根)、葉物(胡瓜,茄子)、
     成物(林檎、葡萄赤、黒)お菓子、お頭付き(鱒)
12日 今日根堀り、初めて実体としての大きさが表れた。
16日 今日まで中々進まないが、台枠を組み始める。明日は休み、セメントが火曜日に来るかどうか?
     5台もミキサー車が入るためにあちこちの会社が、しり込みをしているらしい。
18日 鉄筋組み、始まる材料が足りないために、午後2時で切り上げる。
19日 基礎ベースにコンクリートを流す。

 新築の計画は、一度もなく突入しました。
住宅金融金庫の審査が、今年度に限り異常に遅れて、一ヶ月も投げられました。

 平成13年5月14日頃に着工、7月31日完成、8月7日に引渡し、最終支払いとなっていましたが、上記の通りに遅れて実際の期間は6月の5日に地鎮祭を行い、12日からの着工となりました。
 建設の期間は55日間で終わりました。 驚異的なスピードでの作業です。
箱崎建設の羽根田という責任者を見積もりから交渉まで対象としたので、責任感が強い人であったのと、漁師仲間が2人も同時期に建てる事になっていて、其方は事前に着工をしていた事で、此方の遅れが一ヶ月近くにもなっていた事があります。
 それに、下坪58坪で二階を合わせて82坪の公庫ぎりぎりの家はそう無い様で、大工の口からも始めての事と言っていたのでも伺えるようです。
 一チーム4人の大工で自分の家に専属一チームが当たり、手伝いも一チーム4人が、当たる事に・・・・
多い日で4チームが入りジュースを差し入れるために今日の人数を聞くと12人の時も有ったから、電気屋さん、設備屋さん始め多くの人が入った結果でしょう。
 自分は最初から、2×2工法・高断熱・高気密・と決めていました。難点として2階の騒音がありましたが,子供達の階段を家の隅に置くことで解消されました。
 見積もりは3社から取りまして、工期の短さと、完成の期日の契約時の明記が気に入りまして、箱崎建設に決定をしたわけですが、設備屋さん・基礎土木さん・電気屋さん・水道屋さん・板金さん・美装屋さん・何よりも大工の皆さんの質の良さには驚きました。
 一坪当たりの契約では、自分は4,000万円(消費税込み・諸経費含む)で計画をしましたが、実際に建ってみての感想として一坪44万円の契約で、実質的には一坪53万円は下らないでしょう。
 年間受注実績40〜50件の為に、納入業者との交渉が実にスムーズでした。
家の使用部材は元より、作業時の手間のかけ方に、急ぎの仕事は見られず工時の工程表に見事な配慮があったのでしょう。

 この家を建てて思うに
思った以上のそれ以上の家を造って頂いた、箱崎建設の皆さんに感謝の言葉を、気持ちを捧げます。