拓魂八十年

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                                                         部落年表   編集後記


年  号  西 暦  部落の役職名  町並に部落の出来事 
安政5年  1,858    5月22日(旧暦)松浦武四郎湧別川をのぼり、ウベカイ(開盛橋下手)一宿す。 我が町最初の和人調査なり 
明治5年  1,872    北見4郡の村名を定め、紋別戸長管下、ユウベツ村となる。 戸数23戸 
 13 1,880    網走郡役所開設
紋別外9ヶ村戸長役場開設 
 15 1,882    半沢真吉湧別に定住、耕作を始む。
徳広正輝湧別に来り住む。 
 19 1,886    7月上旬屯田兵本部長永山武四郎部下荒城庄佐栃内大尉等を随い、湧別原野を巡察す。 
 20 1,887    徳広正輝字ナオザネに定住、牛を飼い耕地を開く。 湧別村21戸、76人 
 22 1,889
1,889 
  湧別浜より白滝、旭川間仮道路(6尺巾)切開工事
湧別原野植民地選定指定 
 23 1,890    湧別原野区画測量(野上まで)開削開通す。 
 24 1,891    中央道路(網走より旭川)開削開通す。 
 25 1,892    基線道路湧別より野上まで開削す。
開盛橋架橋、この道路網走分監の囚人の労役に成る。
上湧別原野。 屯田兵幼稚に収用決定す。 
 28 1,895    屯田兵幼稚測量始む(陸軍技手笹木五郎次)
屯田歩兵第4大隊長小泉正保根室より10月9日来湧視察す。 
 29 1,896    湧別屯田兵村工事着手 兵屋建築
開盛橋上手に工事現場設置(木挽小屋)
湧別にハッカ栽培はじまる(渡辺精司) 
 30 1,897  湧別村戸長
  小池 忠吉
一区総代 
  相場 静太
家族取締
南 亨・諸岡 寅松・野田 芳松
    33戸  
湧別村戸長役場より分村す。
5月屯田歩兵第4大隊第4第5中隊本部 15号線に移駐す。
5月29日第1次屯田兵入地
第4中隊第一区隊33戸、部落に入地
6月1日服部熊次郎祖父定七死亡
部落各道路号線工事並開墾はじまる 
 31 1,898  一区総代
  相羽 静太
第1給養班長
  特務曹長
  越智百太郎
    69戸 
9月1日並14日第2次屯田兵入地
36戸前年と合せ69戸となる。
9月7日湧別川大洪水兵村内を流れる。 開盛橋破損北側吊橋7間増設す。
3月5日4中隊仮学校開設
12月1日北湧尋常高等小学校開設す。 
 32 1,899  第1給養班長
  樋口 幸吉
第2給養班長
  相羽静太 
区内12の井戸組を6組にし規約改正す。 りんご苗木植栽はじまる。
井戸掘り、兵屋内改造申請許可される。
第2給与地の耕作不能地の交換地申請
6月9日福田彦造(戸主の兄)分家許可 
 33 1,900  第1給養班長
  樋口 幸吉
第2給養班長
  相羽 静太 
畜舎、納屋の新築申請許可される。
水稲試作、秦野、穴田、諸岡、宍戸
ナタネの栽培多し
5月井上富治(戸主の兄)分家許可
12月、川上神社創建、神社内に祠る。 
34  1,901  第1給養班長
  樋口 幸吉
第2給養班長
  相羽 静太 
4月共進会設立す(青年会)
水稲試作 秦野又三郎 阿部四郎
開墾皆起届多く、公有地、国有地の貸下願を出す者多くなる。
ナタネ共同販売藁工品の共同購入する
10月8日屯田給与地の所有権保存登記
9月10日大洪水浸水反別39町4反
11月水田灌漑溝堀削工事はじまる 
35 1,902  第1給養班長
  相羽 静太
第2給養班長
  樋口 幸吉 
6月末水田工事終わる
水稲試作、共同7反歩各戸1町5反歩
川上神社最初の鳥居建立する
福田仙次郎 水車設置25号線東
春獅子連結成10月祭典に獅子舞芝居行う。 水稲外大凶作、9月15日強霜 
36  1,903  区長
  樋口 幸吉 
3月31日屯田兵解隊式(練兵場にて)
4月、旧4中隊一区部落発足、区長役員選出、部落申合規約を定める。
5月15日共進青年会と改める
湯殿山を祠る(遠藤善蔵2給地基線に)馬頭観世音木標で祠る。
井上繁治開盛へ移り、小関分四郎分家 
37  1,904  区長
  樋口 幸吉
8月より
  能勢  正 
8月4日第七師団に動員令下る
8月13日屯田兵全員旭川師団召集
屯田兵の弟遠藤幸右エ門、上家武二郎出征、部落戸主の父兄が選出就任す。
12月30日阿部忠蔵赤坂山にて戦死 
38  1,905  区長
  小野寺恒三郎 
日露戦役に区内多くの戦死者を出す。
3月2日井上亀蔵達子堡、3月3日中村俊朗桃家屯、3月6日石田周一劉家窩棚、3月7日井上繁治転湾橋、7月1日加茂千治獅子峪、12月1日小田井孫蔵旭川病院
11月北韓軍出征軍人凱旋帰郷す
大場丑松、小倉藤吉、鈴木隠恵、等入地 
39  1,906  区長
  小野寺恒三郎
4月第14部
部長
  樋口 幸吉
副部長
  福田 甚吉
第1回討議
  樋口 幸吉

   91戸 
3月満州派遣軍凱旋帰郷する
2月24日岡村小太郎、、粟木重太郎火災
4月1日湧別村2級町村制施行
4月 戦勝報告戦死者追善会施行
5月湧別川大洪水で開盛橋橋脚流失通行不能 応急修理30円74銭
 開盛橋より落ち娘2人水死事故発生
6月第1回村会議員選挙樋口幸吉当選
5月移住者調 
 渡辺多利治2人、渡辺熊次郎9人、渡辺貞三郎4人、鈴木利佐ヱ門、平間円作5人、山本久蔵2人、林 新八 
40  1,907  部長
  河瀨弁次郎

  福田 甚吉
青年会長
  能勢 一徳
村議補選当選
  水野安太郎
   96戸 
部落集会所設置、谷口兵屋購入改造す。
5月開盛橋洪水で全部流失す。 仮橋架設
7月24日加茂勘蔵住宅火災
9月10日開盛橋跡渡船部落有で開始す。
諸岡呉服店、福田雑貨店開業す。
10月16日川上神社新神殿落成大祭施行
仝日 日露戦役祈念碑除幕式施行
旧7月17日馬頭観世音石碑建立序幕 
41  1,908  部長
  水野安太郎

村議改選
  河瀨弁次郎
  相羽 静太 
春の大雪で融雪洪水で浜見橋破損す。
5月中村常三郎入地、小関与八屯市で豆腐製造業を始む。
開盛に移る者多し。
6月村議改選、河瀨弁次郎、相羽静太当選。
水車精米所開業、安本喜代八(開盛)福田甚吉(22号線西)

6月22日、晩霜、9月9日早霜、大凶作 
42  1,909  部長
  水野安太郎
  
   109戸 
桑苗木(道補助)18戸、4,320本購入
4月簡易養蚕伝習所開設、明光寺講師相羽静太
9月湧別川サナチ川大洪水、被害甚大
10月16日川上神社10年祭執行 
43  1,910  部長
  穴田助太郎
青年会長
  阿部 三郎

  東海林要太
村議改選
  福田 甚吉
   109戸 
4月1日上湧別村分村独立し、第7部となる。
2月10日付東山未開地払下出願6名
4月細川、佐野(開盛)住宅火災
上湧別村衛生組合結成、第7部衛生
伍長穴田助太郎
種馬第3ベーベル秦野兼松 北寿号
鈴木隠恵種付事業はじむ 
44  1911  部長  福田仙次郎
副  阿部 四郎
青年部長  中村 辰平
副 服部斉次郎
開盛支部長
  細川斉次郎
村議補選
  福田仙次郎
   123戸
一山牧場(東山)払下申請書提出(389町4反)
            組合長福田仙次郎 65名
5月融雪洪水浜見橋破損 
            架替工事
6月11日青年会場新築落成13坪
11月3日共進青年会長表彰授く
稲垣兼吉住宅小島鉄治畜舎火災
加茂留蔵馬屋火災
12月開盛橋跡渡船村営となる 
45  1,912  部長  福田仙次郎
副  福田 甚吉
青年会長  小田井哲二
副  中村 辰平
支部長  阿部 三郎
村議改選
  福田 甚吉
  小野寺半右エ門
   122戸 
4月30日付一山共同牧場売払許可
5月融雪大洪水湧別川27号線本流変わる。
火の見櫓建立 半鐘購入す。
福田仙次郎住宅、水車火災
8月27日湧別川洪水、渡船流失
8月29日東山麓、生田原川まで
山道を緊急開削する。
12月ハッカ卸油、サミュエル会社へ
共同販売 
大正2年  1,913  部長  穴田助太郎
副  阿部 四郎
連合青年会長 阿部 三郎
第1青年会長 中村 辰平
   112戸 
6月9日 開盛特別教授所開設
種馬第11ツウンバー号秦野兼松飼養
8月16日開成方面降雹被害甚大
霜、開盛西1線27号より29号間開削、10月31日上湧別村忠魂碑除幕
大凶作 全道的未曾有の凶作となる 
1,914  部長  穴田助太郎
連合青年会長
  樋口 信吾
第1会長  田島 八郎
第2会長  佐藤 甚作
村議改選
  穴田助太郎 
1月10日上湧別村凶作共済会設立
救農砂利敷工事 府県より救恤品配布
2月村議会で開盛部落独立する
7月、大正2年の凶作に御下賜金御
下賜農具を配布
共進青年会機関紙発行
高浜子之八、掘立住宅全焼
6月25日上富美多田農場貸付許可 
4  1,915  区長
  穴田助太郎
青年会長
  樋口 信吾
村会補選
  小野寺半右エ門
   69戸 
共進青年会 共進文庫創設
鉄道開盛鉄橋、架設工事完成
6月14日告示部制を廃し区名に変更、
第7部より南兵村一区と称す。
湧別線鉄道社名淵(開盛)まで開通
6月10日開盛駅前市街地150戸
分貸付公告 
5  1,916  区長
  岡村小太郎
青年会長
  水野直次郎
村議改選
  福田 甚吉 
2月一山共同牧場を組合員に分割登
記。 4月りんごの剪定穂接、芽接指
導(農会)
5月7日8日融雪大洪水
8月2日大干魃のため二区天満宮で
雨乞祈願
11月湧別線社名淵より湧別まで開通 
6  1,917  区長
  岡村小太郎

  東海林作太郎
青年会長
  山崎 長松 
4月23日安部川銀助満州守備出動
5月1日付兵村防風林売払出願する
10月17日川上神社神殿屋根葦替落

11月10日湧別村物産品評会 
7  1,918  区長  岡村小太郎
副   穴田助太郎
青年会長  山本 民治
消防部長
  岡村小太郎

   66戸 
3月相羽住宅小島鉄治馬屋全焼火災
5月部落消防組結成 団員33名
6月12日独逸式消防ポンプ到着
11月11日消防組第6部発会式
澱粉工場(馬廻式)三品、東海林共
同で操業
9月末開盛渡船場鉄橋下手で開始 
8  1,919  区長  小島 鉄治
副   岡村小太郎
青年会長  水野石次郎
消防部長  岡村小太郎
村議補選
  穴田助太郎 
4月1日上湧別村より遠軽分村
一区衛生組合を結成組合長
            穴田助太郎
農事改良実行組合結成組合長
            岡村小太郎
りんご、梨の販売取引を斤より貫匁
に改める。 村農会指導 
9  1,920  区長
  秦野 兼松
青年会長  
  水野石次郎
村議改選
  福田 甚吉 
4月開盛橋上流堤防工事
果樹集中指導地設置(郡農会)
         東海林作太郎
9月30日村競馬にて遠藤盛事故死
10月1日第1回国勢調査実施
湧別兵村誌発行 上湧別村誌発行 
10  1,921  区長
  穴田助太郎

  秦野 兼松
青年会長
  遠藤 清治
消防部長
  遠藤清五郎
農事改良実行組合長  穴田助太郎
衛生組合長
  岡村小太郎
   62戸 
1月10日元開盛橋渡船場廃止許可
5月8日鉄橋上手に28号線渡船
開始
玉葱試作、菊地善八約1反歩
種馬第11ガスパラン繋留秦野甚吉
10月果樹品評会 第1回堆肥品評会
第1回農業経営法品評会1等
            岡村小太郎
10月13日第七師団秋季演習当地で
行われ、当部落に第28連隊長外宿泊
10月神社鳥居根元をコンクリートで
補強工事 
11  1,922  区長
  岡村小太郎

  穴田助太郎
青年会長
  遠藤 清治
消防部長
  秦野 兼松
農事改良実行組合長  岡村小太郎
果樹組合長
  穴田助太郎
村議改選
  穴田助太郎
   62戸 
1月6日消防出初式第6部金馬れん
授与
部落班編成8班、南通2班、中通1班
北通2班、本通3班と改正
3月7日四ノ一果樹組合結成、 宿谷式
噴霧器3台購入
7月16日摂政宮殿下行啓上湧別駅歓迎
8月24日湧別川大洪水被害甚大
8月25日始めて林檎袋掛指導
        秦野果樹園
コンクリート造りんご貯蔵むろ建設
        遠藤清治
12月15日神社敷地1反歩菊地勤寄附 
12  1,923  区長  小島 鉄治
副  岡村小太郎
青年会長 遠藤清治
消防部長 秦野 兼松
共進産業組合長
  岡村小太郎
農事改良実行組合長
  岡村小太郎 
2月四ノ一 甜菜耕作改良組合結成す
3月4日共進産業組合創立総会
9月21日付共進産業組合設立認可
6月川上神社拝殿建築起工(渡辺熊次郎)
神社に北海道島を型取り池を掘る
10月16日拝殿新築落成式挙行
乳牛(エッシャ)飼育、秦野兼松、秦野甚吉
第1回果樹品評会
12月小田井亀治郎小屋火災 
13  1,924  区長  小島 鉄治
副   岡村小太郎
青年会長 山崎佐市郎
消防部長 秦野兼松
6月より渡辺喜三郎
産業組合長  穴田助太郎
納税組合長島鉄治
衛生組合長 岡村小太郎 
2月19日付富美温泉分析試験出願
         水野直次郎
3月21日四ノ一納税組合再建総会
りんご、ブランコ毛虫大発生被害甚大
8月12日早魃川上神社で雨乞祈願
夜盗虫大発生ビート被害36町6反
10月16日日露戦役記念碑移転落成
5月14日上湧別消防組頭秦野兼松
12月共進産業組合製麺機1台購入 
14  1,925  区長  秦野 兼松
副   小島 鉄治
青年会長  山本 静夫
消防部長  渡辺喜三郎
産業組合  樋口 幸吉
衛生組合長  秦野 兼松

   55戸 
1月9日共進産業組合役員辞職で紛
糾し後日役員決定す。
消防番屋建築2間×3間
種牡牛飼育エアシャ 秦野兼松
5月4日上湧別神社地鎮祭
5月30日神殿上棟式11月15日
拝殿上棟式
9月15日七師団行軍餅つき歓迎す 
15  1,926  区長  岡村小太郎
副   秦野 兼松
青年会長  岡村  進
消防部長 渡辺喜三郎
産業組合長 樋口 幸吉
農事実行組合長
  岡村小太郎
衛生組合長
  岡村小太郎
村議改選
  穴田助太郎
   53戸 
2月甜菜工作改良組合解散 
5月16日開村30年式典敬老会開催
8月南兵村共同墓地無常堂建立
9月10日開村30年記念碑並に摂政
宮行啓記念碑建立除幕川上神社境内
9月13日17日長雨のため天気祈願
8月31日上湧別村連合処女会発会式
10月1日果樹講習会北大星野博士来湧
神社鳥居金網コンクリ巻補強工事
10月神社へ太鼓奉納、呑気会神社
参拝記念
11月10日開盛橋(28号線)落成清式
昭和2  1,927  区長  小島 鉄治
副  岡村小太郎
青年会長
  岡村  進
消防部長
  渡辺喜三郎
納税組合長
  小島 鉄治

   51戸 
4月共進産業組合解散上湧別産業組合
を合併設立す。
5月19日湧別川堀削附近バッタ大発
生部落出役駆除
7月6日川上神社神殿屋根葦替工事
神社へ狛犬献納 
単独移住者19名
西山フミ村有林の貸付を受け開墾始め
11月29日納税組合道長官表彰を
受く。 
 3 1,928
 
区長  小島 鉄治
副   秦野 兼松
青年会長
  渡辺 謙吾
消防部長
  渡辺喜三郎
村議会選
  穴田助太郎 
4月10日養鶏組合設立 組合長秦野甚吉
四ノ一玉葱組合設立
基線道路25号線より開盛橋(28号)
間山の手道路開削工事完成す。
りんご苗木山際農園より多量購入植付
4月15日火の見櫓(4本建)建立
8月共進青年会旗新調樹立す。
10月神社上の階段コンクリート寄贈 
 4 1,929  区長  秦野 兼松
青年会長 吉村  薫
消防部長 細川斉次郎
農事実行組合長
  小島 鉄治

   54戸 
りんご研究同志会結成会長小川正雄
りんご標準木設置秦野兼松祝、柳玉
4月南北兵村戸主会結成南兵村戸主
会長相羽静夫、北兵村戸主会長沢口
作一、四ノ一道路愛護組合設立
6月12日湧別土功組合設立申請提出
8月21日湧別川大洪水 
 5 1,930  区長  秦野 兼松
青年会長 吉村  薫
消防部長
  細川斉次郎
農事組合長
  渡辺喜三郎 
湧別土功組合地区除外運動起こる
4月土功組合地区除外運動円満解決
5月26日付湧別土功組合設立認可
10月灌漑溝幹線支線工事着手
馬頭観世音、コンクリート台に改修
8月30日湧別川大洪水、札富美橋流失 
 6 1,931  区長
  小島 鉄治

  岡村小太郎
青年会長
  三品 一男
消防部長
  安部川銀助 
3月共進愛馬倶楽部結成の発議
5月25日積雪10センチ、大凶作
となる
7月青年会場敷地5畝歩、 樋口耕平
より購入す。 灌漑溝通過のため
7月7日青年会場消防番屋移転工事
7月18日野田政治住宅火災、幼児
死亡、馬頭観世音、火の見櫓移転
10月17日川上神社玉垣寄贈、秦野甚吉
10月17日神社下の階段コンクリート造寄贈
11月南兵村一区電燈線通電
9月29日屯田兵第4、第5中隊本
部記念碑除幕式 屯田兵屋記念館開館 
 7 1,932  区長  岡村小太郎
副   小島 鉄治
青年会長
  牧野 光一
消防部長
  三品 太七
村議改選
  秦野 兼松 
部落本門柱オンコ寄贈2月10日切
出 水田耕作はじまる。
青年会試作地、部落財産地より寄贈耕作
6月18日今野吉五郎住宅馬屋火災
7月12日湧別川で東海林スエヨ、勇
事故死
9月6日湧別川大洪水
11月凶作救農工事湧別川築堤
24~26号 
 8 1,933  区長  岡村小太郎
青年会長 牧野 光一
消防部長 三品 太七
火防団長
  岡村  進
農事実行組合長
  岡村小太郎
   53戸 
幼駒運動場敷地、部落財産より無償
寄附  7月12日消防組第6部を解散
仝日 共進火防団結成団員30名
7月1日四ノ一共進農事実行組合
法人登記
8月7日上湧別苹果協会創立総会北湧校
7月政府払下米(凶作対策)35戸受給
10月川上神社石標奉納、 田島、三品
11月8日付多年納税組合長岡村
小太郎表彰を受く。 
 9 1,934  区長  小島 鉄治
青年会長
  渡辺 正喜
火防団長
  岡村  進 
4月共進火防団団旗作製
7月16日湧別川築堤(5ヶ年計画)
工事起工式24号線にて
9月上湧別村産業組合、村内合併統合す
小学校統合反対運動昴まる 
 10 1,935  区長  岡村小太郎
青年団長 渡辺 正喜
火防団長 岡村  進
農事実行組合長
  岡村小太郎 
3月3日四ノ一果樹組合解散す
2月5日、納税組合組織変更
5月火防演習実施(火防団)
水稲温床試験圃設置 小島鉄治
7月28日湧別川にて樋口真幸水
死 
 11 1,936  区長
  穴田助太郎
青年団長
  渡辺  保
火防団長
  岡村  進
農事実行組合長
  渡辺喜三郎
村議改選
  小島 鉄治 
5月四ノ一水防団結成
7月20日水防小屋建築25号線
共進青年団団服制定購入す
共進青年団、火防団合同農事視察自転車
網走外3郡畜産組合代議員秦野兼松
陸軍大演習、展覧御下賜リンゴ栽培
四ノ一集乳所設置セパレーター使用
展覧御下賜リンゴ、大本営へ献上
共進青年団、産業青年共励会1等 
12月火防団堤防地雑木払下伐採
 12 1,937  区長  穴田助太郎

青年団長 秦野 春蔵
火防団長 岡村  進
8月より
       穴田 俊一
農事実行組合長
  渡辺喜三郎 
3月1日 火防団井戸設置委員会発足
経済更生計画にて優良農具多数購入
有光式動力噴霧機2台共同購入
青年団誓旨奉載記念植樹 基線道路
8月、日華事変に出征者 4名
8月24日国防婦人会、上湧別分
会結成す。 四ノ一班長穴田キノ
12月火防井戸堀削着手 
 13 1,938  区長  小島 鉄治
副  穴田助太郎
青年団長  細川  勝
農事実行組合長
  渡辺喜三郎

村議改選
  小島 鉄治 
4月1日1級町村制施行 
各号線(21号~24号)防風林設置
手押噴霧器 82台(経済更正計画)
6月 四ノ一国民貯蓄組合結成
8月 相馬大明神(石碑)祀る
8月15日開道70周年記念式典(道
庁)に屯田兵開拓功労表彰を受く
部落内の出征応召多し
14  1,939  区長  小島 鉄治
副   穴田助太郎
青年団長 工藤東次郎
3月より  安本  明
農事実行組合長
  渡辺喜三郎 
火防井戸堀削事業実施
共進女子青年団結成
4月1日共進納税組合紋別税務署長
表彰を受く
国防婦人会四ノ一班長 樋口テジユ
9月18日物価統制令公布 
15 1,940 区長
  小島 鉄治

  穴田助太郎
青年団長
  松野 政義
火防団長
  渡辺 謙吾
農事実行組合長
  三品 太七 
火防井戸堀削工事9ヶ所完成終了す
5月14日遠藤恵一郎 戦病死される
火の見櫓移転改造工事 根本オンコ
3月28日秦野兼松住宅小屋火災
防空演習はじめて実施
金属回収実施、屯田戸主記念火鉢外

9月11日部落会燐保班制庁令公布
青果物統制令、りんご検査員井上徳
嘉、岡村 進任命 
16  1,941 部落会長 小島 鉄治
副     穴田助太郎
青年団長 三品  榊
火防団長 渡辺 謙吾
実行組合長 三品 太七
女子分団長 細川 清子 
2月26日大政翼賛会上湧別村支
部結成
3月15日上湧別村青年団結成、団
長村長酒井佐一、各部落は分団となる
3月20日竹内信行久留米病院にて
戦病死 屯田兵練兵場跡記念碑建立
句碑 屯田の憩いを偲ぶ清水かな建立
10月16日川上神社神殿新造営落成
11月神社敷地共同山より購入登記
12月23日牧野甚一戦死以後戦
死者多し 
17  1,942  会長  三品 太七
副   遠藤 清治
青年団長 三品 正吉
警防団長 樋口 雄幸
実行組合長 渡辺喜三郎
婦人班長 田島 フサ
村議(翼賛)
  遠藤 清治 
2月6日大日本婦人会設立、愛国国防婦
人会合併
銃後奉公会四ノ一班結成
衣料切符制実施
7月17日戸田侍従御差遺視察
学徒援農、りんご袋掛作業開始
7月共進青年常会道庁係員外視察
11月3日優良多子家庭表彰、秦野
兼松、渡辺喜三郎、細川斉次郎
12月大日本婦人四ノ一班旗購入会 
18  1,943  会長  渡辺喜三郎
副   田島 八郎
青年団長 細川 嘉明
警防団長 樋口 雄幸
実行組合長
  渡辺喜三郎 
警防団応召のため団員不足年令40
才に引上げる。
勤労報国隊四ノ一班結成 156名
4月18日始めて防空警戒警報発令
5月9日湧別川洪水25号線出動
部落内緬羊飼育者増える 
19  1,944  会長  渡辺喜三郎
3月より 三品 太七
副3月より 岡村  進
青年団長 遠藤 清喜
警防団長 秦野 美徳
実行組合長 渡辺喜三郎
婦人班長 細川 ミヨ 
1月23日上湧別村農業会設立
2月14日部落会長渡辺喜三郎死去
16日部落会葬執行
2月満州開拓団第2次鳥井 茂、岡村
金太郎、大島久吉出発
11月27日竹内連勝住宅火災 
20  1,945  会長  渡辺善三郎
副   岡村  進
青年団長 岡村 正憲
6月より  稲垣  亘
10月より 服部 国光
警防団長 秦野 美徳
実行組合長
  三品 太七 
上湧別村国民義勇隊四ノ一支部結成
村養兎組合四ノ一支部結成
村緬羊増殖実践四ノ一班結成
2月1日より松葉油緊急採取作業開始
6月3日より松葉油緊急増産蒸留
7月援農学徒慶応大学102名入村
仝、農業勤労奉仕隊、千葉県茂原援農
学校外 8月15日終戦
9月集団帰農者本村33戸、部落1
戸受入 
21  1,946  会長  遠藤 清治
副    岡村  進
青年団長 三品 俊雄
警防団長 遠藤 正雄
女子団長 秦野 常子
実行組合長
  三品 太七 
1月総会で部落親交会と改名
1月24日村食糧対策協力会結成
4月上湧別村連合青年団結成
11月3日遠藤庄一風呂場火災
12月1日民生委員選任岡村 進
12月22日農地委員渡辺善三郎
選出される。
中土場川切替工事着手21年22年 
22  1,947  会長  岡村 進
青年団長 遠藤 清喜
女子団長 三品とみえ
警防団長 牧野 光一
村議改選 三品 太七
   
共進の氏実行組合を2つに分割する
共進第1農事実行組合長穴田俊一
共進第2農事実行組合長吉村 薫
7月7日四ノ一森林愛護組合設立
11月農地委員会農地買収計画発表
3月31日上湧別中学校創立(新制) 
23  1,948  会長  岡村 進
副   阿部利五郎
青年団長 遠藤 清喜
女子団長 細川 政子
火防団長 牧野 光一 
第1農事実行組合長 穴田俊一
第2農事実行組合長 吉村  薫
4月10日農業協同組合設立総会
6月20日部落会場新築上棟式
9月23日会場新築落成式祝賀会
10月19日会場新築記念敬老会(青年)
農地解放売渡しによる青年試作地、
幼駒運動場の登記
8月7日北見地区農民同盟結成
24  1,949  会長  三品 太七
副   穴田 俊一
青年団長  秦野 松寿
女子団長  樋口 礼子
火防団長  秦野 美徳 
第1農事実行組合長 岡村 進
第2農事実行組合長 石田勝実
春大雪3月4日佐藤弘義鉄道事故死
北見バス湧別線運行す
10月10日村緬羊品評会開催(競馬場)
12月11日第2実行組合有線放送
設備落成12万円也 
25  1,950  会長
  穴田  俊一

  秦野 美徳
青年団長
  秦野 松寿
女子団長
  渡辺 加代
火防団長
  安本  明
婦人会長
  遠藤ソトエ 
第1実行組合長 山崎正康
第2実行組合長 阿部利五郎
3月25日新四ノ一婦人会設立 
第2実行組合有線放送設置
農業所得税(りんご外) 高額となる
5月1日細川斉次郎、渡辺善三郎大
火全焼幼児1名死亡
4月屯田兵慰安旅行村費43万円東
京靖国神社、宮城拝観伊勢神宮参拝
屯田家族会(350名)結成会長長谷川
春治 村第1回綜合家畜品評会開催
12月16日上湧別防犯協会支部結成
26  1,951  会長 秦野 美徳
副  牧野 光一
青年団長 阿部 岩雄
女子団長 秦野 昭子
火防団長 穴田喜代治
婦人会長 遠藤ソトエ
第1実行組合長
  安本  明
第2実行組合長
  吉村  薫
村議
  遠藤 清治 
1月15日成人祭婦人会主催10名招待
2月22日村緬羊親交会結成
2月8日村駐在員設置規定施行。 部
落会長委嘱
3月6日上湧別中学校新校舎落成式
4月17日神社橋修理、落葉末材10
石売却
5月28日細川稔男 幼児灌漑溝に
て水死  小田井哲二宅娘感電事故死
10月20日農協青年部結成総会
11月四ノ一中通バス停建設工事
網走管内共励会地力増進1等、共進
第1組合、水稲健苗育成2等、第2
 
27  1,952  会長 遠藤正雄
副  田島澄蔵
青年団長 小関文男
女子団長 菊地多恵子
火防団長 田島澄蔵
婦人会長 穴田春子 
第1農事実行組合長 渡辺謙吾
第2農事実行組合長 秦野 馨
4月1日四ノ一納税組合連合会設立
4月28日平和塔建立(日露戦役
記念碑改修)
新篠津村新湧部落開拓へ  三品俊雄、
佐藤幸正入植
農協青年部緬羊一斉共同剪毛実施
6月18日消防団火防第1回連合演習
輓馬協議商工会主催部落対抗参加優勝 
28  1,953  会長 吉村 薫
副   樋口雄幸
青年団長 石田敏雄
女子団長 山本隆子
火防団長 三品正吉
婦人会長 樋口歌子



   71戸 
共進第1農事実行組合長 竹内連勝
共進第2農事実行組合長 秦野美徳
4月1日上湧別町制施行
4月17日神社へ戦没者遺影額奉納
りんご冬の凍害被害甚大
種牡緬羊飼育 秦野美徳
8月馬頭観世音碑幼駒運動場に移す
9月部落会場増築火防車庫工事完成
12月4日共進青年学級開講式
部落内馬飼養頭数102頭  7月調 
29  1,954  会長 牧野光一
副   渡辺正喜
青年団長 穴田寿之
女子団長 三品春子
火防団長 阿部 太
婦人部長 阿部こぎく
第1農事組合長
  穴田俊一
第2農事組合長
  樋口雄幸 
四ノ一納税組合 道知事表彰授賞
4月30日灌漑溝第1支線切下工事
6月14日新農村建設協力委員、会長外
6月姫ハモグリ蠅多発、動力澱粉機購入
7月26日婦人会農事視察バス38名
8月12日両陛下御巡幸遠軽駅奉迎
9月27日15号台風りんご外被
害甚大
10月11日神社神殿拝殿鳥居ペンキ塗
和田山善吾新篠津村新湧部落へ入植
救農工事20号21号側溝工事 
30  1,955  会長 秦野美徳
副   樋口雄幸
青年団長 工藤辰雄
女子団長 樋口洋子
火防団長 遠藤盛幸
婦人会長 穴田春子
第1農事組合長 工藤良雄
第2農事組合長 田島澄蔵

町 議
  岡村 進 
1月20日町農民連盟結成委員長 石塚
2月19日町有林楢材払下60石伐採
納税組合長穴田俊一道知事表彰
5月18日湧別川堤防工事起工式2
4号
新農村建設計画四ノ一地区造田工事
9月湧別川洪水被害、鳥井、山本、佐藤畑
9月29日工藤良雄一家食中毒2
児死亡
11月開盛橋架橋計画基線道路測量
12月6日鉄道共進乗降所工事着手 
31  1,956  会長 秦野 馨
副   阿部利五郎
青年団長 吉村邦彦
女子団長 三品美智子
火防団長 遠藤盛幸
婦人会長 穴田春子
第1農事組合長 牧野光一
第2農事組合長 三品 栄



   70戸 
1月13日農協婦人部結成大会
2月11日四ノ一支部結成総会
5月15日神社鳥居新建築落成奉告祭
5月15日開基60年記念式敬老会
婦人部農協購買品共同購入斡旋はじ
める。
夏季低温水稲豆類収穫皆無 大凶作
8月31日冷害対策町民大会開催
冷害対策養鶏ブロック雛舎建築資金
借入
11月19日町新生活運動推進委員会
救農工事実施湧別川堤防砂利採取事業 
32  1,957  会長 渡辺正喜
副   山崎正康
青年団長 石田敏雄
女子団長 秦野靖子
火防団長 服部照明
婦人会長 秦野春子
第1農事組合長 穴田俊一
第2農事組合長 三品一男




   69戸 
果樹協会青年部結成部長 遠藤清喜
3月農村公衆電話遠藤清治宅に設置
4月10日四ノ一納税組合5組合に分
割(各通と本通2組合に)
4月17日敬老会婦人会主催以後毎
年行う
4月、22号線東佐藤みどり北排水
溝工事
5月7日佐藤寿喜住宅火災
新開盛橋橋脚工事着手
新農村建設計画農地交換分合実施
11月9日神社橋加替工事コン
クリート 
33  1,958  会長 穴田俊一
副   樋口雄幸
青年団長 秦野哲男
女子団長 山崎康子
火防団長 遠藤清喜
婦人部長 穴田春子
第1農事組合長 鳥井茂雄
第2農事組合長 吉村真己 
四ノ一婦人会町連合婦人会を脱退す 
5月南湧共用林野利用組合結成
アスパラガス苗区内始めて秦野馨定植
耕転機はじめての区内導入される
5月屯田家族会講演会結成慰安花見
川上神社大祭9月29日に行う
9月上湧別小学校開校60周年記念式典
町表彰条例第1回表彰式挙行
共進青年団産業大会1位入賞
34  1,959  会長 穴田俊一
副   樋口雄幸
青年団長 秦野哲男
副団長 三品ミヤ子
火防団長 遠藤清喜
婦人部長 穴田春子
第1農事組合長 遠藤正雄
5月より 鳥井茂雄
第2農事組合長 秦野春義 
4月1日鳥井茂雄土蔵内部火災
四ノ一防除組合16名結成長秦野美徳
トラクター、スポードスプレア導入す
火防団トウハツ動力ポンプ購入す 
婦人部成人祭祝賀会を止め記念品贈

8月1日第2農事組合三里浜に家族
慰安
新開盛橋並取付道路完成
11月1日乗降所が共進駅に昇格す
町議改選 渡辺正喜
  区内戸数66戸
35  1,960  会長 吉村 薫
副   田島澄蔵
青年団長 岡村恒男
火防団長 遠藤清喜
婦人部長 穴田春子
第1農事組合長 阿部 太
第2農事組合長 秦野正弘 
四ノ一若妻学級開講す 月1回
この年より婦人部部落の春秋清潔検
査を担当実施す
共進防除組合結成組合長岡村 進13戸
トラクタ(フォード)スピードスプレア1台導入す
5月4日24号線鉄道飛火火災出動
11月18日共進駅ホーム延長工事
11月25日婦人部制服購入す
部落内死亡者7名、近年の記録(菊地善六外)
12月火防団火防井戸25号線1基堀削 
36  1,961  会長 吉村 薫
副   田島澄蔵
青年団長 牧野勝一
火防団長 遠藤清喜
婦人部長 穴田春子
第1農事組合長 遠藤正雄
第2農事組合長 三品正吉 
4月耕転機クボタ、ヤンマー、10台導入
2月四ノ一養豚組合創立、組合長牧野光一
5月区内浸透排水明渠工事着手
12月工事完成翌1月7日祝賀会
7月国民年金掛金集金を婦人部で行う
7月14日田島清一汽車事故両下肢
切断
12月火防団火防井戸堀削23号線
秦野 馨教育委員長に就任 
37  1,962  会長 樋口雄幸
副生産部 牧野光一
副会計  秦野 馨
青年団長 三品 勲
火防団長 阿部岩雄
婦人部長 秦野春子
若妻会長 秦野久子 
第1農事組合長 穴田俊一5月解散
第2農事組合長 三品昌一5月解散
町自治会設置条例で四ノ一自治会と
称す
5月6日総会で自治会に統合する
4月より区内国土調査実施する
3月25日南兵村地域団体加入電話
 組合設立一区40戸加入す
7月神社神殿階段等老朽化し修繕工事
7月11日自治会長用放送アンプ購入
四ノ一若妻会発足する
防犯灯を共進駅、中通東1線2ヶ所設置
12月火防井戸1基中通堀削設置 
38  1,963  会長 牧野光一
副生産部 秦野 馨
副会計   田島澄蔵
青年団長 三品 勲
火防団長 阿部岩雄
婦人部長 秦野すゑの
若妻会長 秦野久子
町議改選 渡辺正喜




   65戸
   383人 
5月共進愛馬倶楽部解散式 自治会
に統合
5月8日開盛季節保育所開所式婦人
部寄附金
6月12日四ノ一養鶏組合結成16名
10月東1線灌漑溝橋脚加替工事
11月果樹苗木約2千本配布
10月町交通安全推進委員会発足
防犯灯増設バス停2ヶ所南通、北通
東1線
12月10日共進駅舎新設3坪
12月26日地域団体電話第2次
架設工事完成通話 
12月火防井戸新設工事北通
39  1,964  会長 牧野光一
副生産部 鳥井茂雄
副会計   田島澄蔵
青年団長 秦野正則
火防団長 小関文男
5月より 阿部岩雄
婦人部長 秦野美喜江
若妻会長 阿部美智子
子供会長 三品 彰 
1月19日四ノ一子供会創立総会
仝日、子供会後援会(育成会)設立
1月総会で川上神社維持委員5名選任
5月28日晩霜、9月27日早
霜凶作となる
青年団試作地を自治会に返し、貸地とす
6月23号線24号線側溝工事着手
7月21日ビート紙筒栽培育苗講
習会
8月3日四ノ一子供会活動NHK全道放送
基線道路18号~遠軽間舗装工事
火防井戸新設1基 南通 
40  1,965  会長 鳥井茂雄
副生産部 秦野春義
副会計   田島澄蔵
青年団長 竹ノ内東洋児
婦人部長 穴田春子
若妻会長 阿部美智子
子供会長 田島洋二 
テレビ普及で、共聴ラヂオを中止、
通信のみ放送する
4月29日四ノ一防除組合曙防除
組合ミスト機購入 入魂式挙行
8月7日地団電話第3次(共電式個
別呼出)工事完成加入者164戸
日本精糖共同防除機畜力動噴1台貸与
8月子ども遊園地(幼駒運動場)造成
統合中学校問題(位置)で石田町長辞任
子ども会フラワーボックス設置
9月7日火防ポンプ搭載用自動車購入
遠軽ふ卵場種鶏場を開設する
12月10日共進駅便所新設電灯工事
火防団火防井戸1基設置(会場東) 
41  1,966  会長 秦野正弘
副生産部 阿部 太
副会計   三品正吉
青年団長 安本明雄
火防団長 石田敏雄
婦人部長 穴田春子
若妻会長 穴田千恵子
子ども会長 遠藤清典 
共南地区農業構造改善事業果樹指定
3月31日共同林野利用組合解散
仝日、共南森林愛護組合設立
4月8日婦人部敬老会NHK録画放送
4月29日会場炊事場改修工事
5月11日四ノ三小畠、内田火災出動
6月アスパラ集荷合戦北日本対ホクユウ
8月子ども遊園地整備ソフトボール大会
10月15日会場ボヤ
11月救農工事25号線拡張側溝工事
9月29日町開基70年記念式典
同式典で四ノ一子ども会町長表彰
10月12日開盛頭首工(灌漑溝)起工式 
42  1,967  会長 秦野春義
副農事部 三品 栄
副会計   三品正吉
青年団長 秦野洋一
火防団長 穴田寿之
婦人部長 穴田春子
若妻会長 吉村てる子
子ども会長 秦野雅美

町議改選 渡辺正喜






   64戸 
1月総会で生産部を農事部と改称
3月5日農事部長宅に共聴アンプ設置
3月ビート、紙筒育苗ハウス栽培は
じまる
3月安本和男(自衛隊)宮様スキー
近代5種目競技優勝
4月5日川上神社鳥居強風で倒壊す
4月共進機械利用組合結成 
4月農構改事業で自走動憤購入
5月17日ポンプ搭載用自動車、渡辺
正喜より寄贈を受く
8月18日降雹四ノ一被害甚大
川上神社大祭を9月17日を改める
10月川上神社拝殿修理工事実施
11月6日開盛頭首工落成式
12月28日鳥居材町有林より払
下搬出
43  1,968  会長 三品正吉
副   三品昌一
農事部長 阿部 太
青年団長 三品正幸
火防団長 穴田寿之
婦人部長 穴田春子
若妻会長 工藤桂子
子ども会長 松野敏幸 
1月31日川上神社護持会結成
1月火防団員不足で45才に引上げ
1月共聴用電柱材秦野美徳寄贈で伐採
3月21日三品玉吉小屋火災
4月7日川上神社鳥居新設完成
部落所有地1反歩機械利用組合へ売却
9月神社参道へ砂利敷寄贈、 渡辺組
町養鶏友の会結成 会長遠藤正雄
果樹試験共済事業実施
123月農構改事業の客土事業実施
12月バス停中通、25号線盛土工事 
44  1,969  会長 阿部 太
副   遠藤清喜
農事部長 三品昌一
青年団長 樋口雄三
火防団長 吉村邦彦
婦人部長 穴田春子
若妻会長 牧野美紀子
子ども会長 遠藤祐仁 
成人式部落財田19名
4月17日農構改事業でミスト機ト
ラクター作業機購入、機械利用組合
稲作転換対策事業実施
りん黒星病大発生東多し
6月26日バス停中通25号新建築
8月境橋(22号線)永久橋完成
9月30日りんご集出荷場落成する
部落死亡者8名近年最多(山崎佐太郎外) 
45  1,970  会長 阿部 太
副   遠藤清喜
農事部長 工藤敬蔵
青年団長 三品幸義
火防団長 吉村邦彦
婦人部長 秦野美喜江
若妻会長 秦野芳枝
子ども会長 三品正明 
3月25日全町農村集団電話開通式
1月27日火防井戸新設基線石田前
部落会場に電話寄贈牧野、小島、渡辺
4月28日南兵村地団電話組合解散
水稲生産調整、部落転換面積23町
3反、わさび栽培はじまる
りんご、動力人工授粉機2台導入
8月16日台風9号被害多し
8月14日遊園地グランド整地完成
8月23日第1回自治会大運動会
6月17日岡村進りんど貯蔵庫火災
9月川上神社拝殿修繕工事10万円 
46  1,971  会長 工藤敬蔵
副   秦野松寿
農事部長 遠藤清喜
火防団長 穴田寿之
婦人部長 樋口歌子
若妻会長 秦野芳枝
子ども会長 穴田敏文

町議議長
  渡辺正喜



   63戸 
1月総会で部落会館建設準備委員選出
青年団員少数のため解散上青協加入
1月火防団火防井戸(23号線南)設置
米生産調整部落転換面積33町4反
2月11日四ノ一娯楽倶楽部発会
5月1日総会会館建設決定、建築委
員選出
9月9日四ノ一会館上棟式
10月4日火防団サイレン塔建立、火
の見櫓取壊
11月ポンプ格納庫寄贈  渡辺正喜
12月5日四ノ一会館新築落成式
12月12日共進福寿クラブクラブ結成総会
救農工事東22号砂利敷 
47  1,972  会長 遠藤清治
副   秦野松寿
農事部長 阿部岩雄
火防団長 吉村邦彦
婦人部長 松野清子
若妻会長 三品美代子
子ども会長 石田明美
福寿クラブ会長
  遠藤清治 
1月12日火防井戸設置長柄農協前
2月北糖地区ビート多収ベストテン
阿部岩雄授賞
2月全道水田転換ビート多収優秀賞
石田敏雄授賞
玉葱耕作はじまる工藤敬蔵全町で7町
6月22日くるみ里親会上湧別町
支部結成
7月24日んじゃ神殿上屋工事
落成 神社橋(川上橋)補修工事
渡辺組砂利砕石所を25号線に開所
23号24号線国道取付拡巾工事 
48  1,973  会長 阿部岩雄
副   秦野松寿
農事部長 穴田寿之
火防団長 牧野勝一
婦人部長 松野清子
若妻会長 秦野利子
子ども会長 穴田深雪
福寿クラブ会長
  遠藤清治
町議補選
  三品正吉
   61戸、261名 
1月川上神社護持会を福寿クラブと統
合し、福寿クラブ事業として神社の護持
遠軽地区し尿処理第2工場、一区東
山に設置決定
りんご腐爛病多発し、廃園多し
福寿クラブ会館庭園の造園植樹
2月3日屯田太鼓創作期成会設立
9月町議補欠選挙、三品正吉当選
遠軽ふ卵場種鶏場閉鎖、野上へ移転
群馬県長柄農協種鶏場を買入れ、哺
育センターを開設す
1月27日火防井戸新設 石川前 
49  1,974  会長 秦野松寿
副   阿部岩雄
農事部長 穴田寿之
火防団長 三品 勲
婦人部長 三品ユキ
若妻会長 竹内美恵子
子ども会長 佐藤保信
福寿クラブ会長
  遠藤清治




   61戸、268名 
1月総会で農事部自治会より独立す
4月10日敬老会婦人部32年より
毎年開催
アスパラ培土機(上家式)購入
4月4日四ノ一子ども会館建築
11月し尿処理場東山に建設工事完了
8月18日第4回自治会運動会開催
9月11日神社幟用材町有林より払
下げ7本
11月烈風倒壊のサイレン塔、車庫
修繕工事
11月川上橋(神社)永久橋完成
10月30日部落史編集委員会結成
2月3日火防井戸設置工藤北
50  1,975  会長 田島澄蔵
副   穴田寿之
農事部長 吉村邦彦
火防団長 竹内東洋児
婦人部長 三品ユキ
若妻会長 秦野利子
子ども会長 牧野哲夫
福寿クラブ会長
  遠藤清治
町議議長
  渡辺正喜 
1月16日より火防井戸3基新設
2月22日火防団団服新調購入
火防用操出梯子寄贈  三品正吉
2月10日婦人部、老人クラブ、若妻
会懇談会
3月2日町農協婦人部創立20年記
念式
4月17日長柄農協と公害問題話合い
防塵舗装工事 北通り中通南通 
9月15日敬老会町主催で実施
東1線北通りより25号線間砂利敷
 
51  1,976  会長 穴田寿之
副   吉村邦彦
農事部長 工藤辰雄
火防団長 秦野正則
婦人部長 松野サダ子
若妻会長 秦野とみゑ
子ども会長 牧野哲夫
福寿クラブ会長
  遠藤清治


   60戸、254名 
農事部放送用アンプ新規購入
2月4日火防井戸新設工事 3基
4月17日消防ポンプ、ラビット購入
川上神社鳥居補修工事実施
防犯灯設置、北通、南通1灯宛
8月11日町高齢者大運動会開催
9月26日町開基80年記念式典
10月25日婦人部道国民年金優良
団体表彰を受く
部落内青年の結婚10組最多記録
  (田島清一外)
23号線西、道路砂利敷補修工事 
52  1,977  会長 吉村邦彦
副   工藤辰雄
農事部長 石田敏雄
火防団長 安本明雄
婦人部長 工藤ハナ
若妻会長 安本 近
子ども会長 石田敏明
福寿クラブ会長
  小島鈴松


   60戸、257名 
1月22日より火防井戸2基新設
冬期間、地下水低下し飲用水不足す
る家多し
1月24日より個人井戸掘5基
機械利用組合編成替えを行う
厳寒のためりんご樹凍傷の被害多し
5月湧別屯田会結成 会長 福田保国
8月22日共聴支柱搬出 穴田寿
之寄贈
南兵村地区第2次農構改事業着手
12月福寿クラブ物故者慰霊法要
防犯灯 2基設置 
53  1,978  会長 吉村邦彦
副   工藤辰雄
農事部長 秦野哲男
火防団長 牧野勝一
婦人部長 田島徳子
若妻会長 樋口ミヨ子
子ども会長 吉村祐明
福寿クラブ会長
  小島鈴松
 
2月飲用個人井戸堀作工事 3戸
りんご園昨秋より廃園多く面積半減
す。 ビートの耕作増加す
中通鉄道踏切、自動信号機設置
道路反射鏡設置 1基 北通東1線
9月農村環境改善センター落成
11月東1線簡易舗装工事農村環改
事業
上湧別地区コミュニティ協議会設立
 
54  1,979  会長 工藤辰雄
副   石田敏雄
農事部長 牧野勝一
火防団長 三品 勲
婦人部長 秦野久子
若妻会長 樋口ミヨ子
子ども会長 細川康夫
福寿クラブ会長
  穴田寿之 
東1線鉄道踏切自動信号機設置
麦類組合結成 コンバイン購入
道路反射鏡設置、会場横通、中通十字路
4月共聴電柱材町有林より払下伐採
8月16日行啓記念碑移転改築工事
防犯灯の設置 1基南通り
12月福寿クラブ物故者慰霊法要
りんご園廃園多く、秋には部落内約1
0町歩となる。 (7戸)
   58戸、240人  54年末 


編集後記 
 
 屯田兵がこの湧別原野に開拓の鍬を振り下ろしてから八十年、開拓の歴史をたどり、現在までの発展した経過を後世に残そうと、部落史編集の話が出たのが、昭和49年の秋であった。 秦野松寿自治会長は、自治会役員の同意を得て、自治会経験者等有志を召集し、協議の結果、部落史編集の方針が決定された。
 開町八十周年記念事業として部落史を編集発刊する。 開拓2世の人々を主体に編集委員を選任し、自治会ではし尿処理場建設の迷惑料の半額を、編集出版の軽費に当てることが協議された。
 49年10月30日、第1回の編集委員会が開かれ、秦野自治会長より委員委嘱の挨拶があり、役員が選出された。

   顧問      遠藤清治
   編集委員長 樋口雄幸 
   仝副委員長 吉村  薫、秦野  馨
    会 計    阿部岩雄(自治会会計)
       51年2月より、秦野 馨会計引継
   委 員    岡村  進、穴田俊一、小島鈴松、牧野光一、秦野春蔵、秦野正弘
           三品正吉、田島澄蔵、工藤敬蔵、遠藤清喜、秦野松寿
    以上16名

 わたしは、前町史の編集、又農協組合史の経験から、部落史編集の責任者に選ばれ、その困難な仕事を引き受けた以上、最善の努力を期し、委員の協力をお願いした。

 この年12月13日編集委員会を開き、
 一、部落の行政的行事や、役職者の記述のみに終わらせず、住民の生活、動静、地域の開発実態を詳細に調査
    し記述する。
 一、部落内資料の収集を第一とし、50年4月までに収集を終わらせる。
 一、部落年表を第一に作製し、以後原稿本文の作製に入りたい。 従って3ヶ年位の日程が必要である。
 一、資料の収集は、各委員が、分担して調査収集する。


 こうして50年に入ると、資料の調査収集をはじめ、部落内各戸に経歴等調査表を配布し、4月には部落外に転出した、屯田兵後継者に数十通の調査依頼状を出した。
 しかし資料の収集はむずかしく、その整理に手間取り、50年12月に、ようやく第1次の年表を作製、およその部落内出来事、並に各種団体役員名を記入し、委員に研討して戴き、不足を補った。
 編集者として有難いことに、部落には貴重な資料が多く残されていたことである。 昭和39年の夏、樋口の納屋裏から、樋口幸吉の屯田時代の日記、諮問会、公有財産関係書類が、石油箱に一杯発見された。 又部落の区長、開町の執務記録が、秦野兼松氏の土蔵の長持の中に保存され、明治36年から現在まで、僅か4,5年の欠徐があるのみであった。
 我々の先人がこの貴重な記録文書を保存されたその知恵と努力に驚嘆すると共に、頭の下がる思いがする。 この古文書類は、現在上湧別町立郷土資料館に保存、陳列されている。
 筆者は前町史編集に際し、この資料を詳細に目を通し、部落内の重な出来事について、この時メモを取ってあった。 この事がこの度の部落史編集に大いに役立ったのである。
 51年2月の編集委員会で、編集分担を次のように依頼した。

りんご栽培  遠藤清治 
畜産(馬、鶏)馬頭観世音、相馬大明神    吉村 薫 
兵事、玉葱栽培、森林愛護組合、文化  秦野 馨 
部落内現従者経歴  小島鈴松 
其の他総体編集  樋口雄幸 

 しかし素人の集まりである委員同志のこと、思うように進まず、不足資料の収集やら、資料の整理に手間取り、52年4月に第2次の年表を作製することが出来た。
 こうして52年の春から、素原稿(下書)の執筆に取りかかった。 53年3月28日の編集委員会に、原稿下書80%、年表と各種役職員名調査が約90%進行と奉告し、夏季の執筆は困難で、年内に下書を終わらせ、54年4月一杯に本原稿を終わらせ、5月中に印刷製本に廻したいと報告した。
 54年正月から本原稿の清書に入り、順調に進んだが、現住各戸の経歴を担当していた小島鈴松氏から、原稿執筆は困難とのことで、新たに秦野正弘、牧野光一、秦野松寿、堀 勝雄(後秦野 馨執筆)各氏が各版を分担、調査執筆することになった。
 又部落外に転出された十数名の方に『思い出の記』の寄稿を依頼した。 こうした事で54年5月出版予定が、又1年伸びてしまった。
 54年12月、遠藤氏の『りんご』吉村氏の原稿、秦野 馨氏の兵事外の原稿が到来して、本文に挿入し、55年に入って遅れていた各戸経歴も手伝って調査作製した。 本原稿も見直し、捕逸補完し、年表と目次の作製を終え、3月末にようやく本文原稿を終了することが出来た。
 この間自治会長は、49年秦野松寿から、田島澄蔵、穴田寿之、吉村邦彦、工藤 武(辰雄)、石田敏雄と6代目、丸5年を経て、ようやく編集を終えることが出来た。
 長い年月を要しながら、調査の不十分なものも、あるかと思われる。 今後十分の調査研究の上、補完されることを期待する。
 この編集に当たって、各種の郷土史、市町村史、その他の文献を参考、引用させて戴いた。
 田舎の泥くさい部落史、少部数の発行であることに免じて、関係各誌編集者の御了承をお願い致したい。
 印刷製本は、中湧別印刷所、西川仁史氏に特段の尽力を戴き、深く感謝の意を表す。
 尾張に編集委員各位が一致協力、資料の収集、原稿執筆に当たって戴き、又部落民の心からなる声援と協力に御礼を申し上げたい。
  昭和55年5月5日
              編集責任者  樋口 雄幸


 追 記

 5月29日最終の編集委員会を開き、誌名を『拓魂八十年』と決定し、表紙題字を吉村 薫氏に執筆依頼する。
 部落内、又町外の本誌希望数を取り3百冊を発行することに決定した。
 尚、本誌発行に当って、町長、出倉定夫、町議会議長 渡辺正喜両氏より、祝辞の寄稿を受けましたことを深く感謝申し上げます。

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