★02「滝上;丸瀬布;丸立峠」


takinoue--maruseppu


    気軽には通りたくない・・・が、近道としてのメリットは十分。
   天然林のなかで君は立ち小便ができるだろうか?
   はっきり言って夜間一人では通りたくない。








<この道の概要>
 滝上町と丸瀬布町を結ぶ山岳ルート。二つの町に立ちはだかる「北見富士」 の北側を大胆にも標高817mの丸立峠で縦走する。
 芝桜で有名な滝上町から丸瀬布経由で遠軽・北見方面へ抜けるには最高の近 道となる。
延長は約40kmで、滝上側からしばらくはムチャクチャとばせる舗装路。中盤は なかなか厳しい山岳砂利道。そして終盤丸瀬布側はまた舗装路となっている。
 とにかく通行は日中の好天時をねらいたい。路肩は弱く飛ばすのはハッキリ 言って自殺行為かもしれない。



滝上町の濁り川と紋別市上渚滑(ショコツ)の両方からアタックできる。今回 は国道273を上渚滑から滝上側に少し行ったところから・・

しばらくは有効復員5.5mの舗装道路が延々と10kmぐらい続く。時間を稼 ぐにはここしかない。


砂利道が始まると南側に位置する北見富士1307mの登山道入り口の案内が あった。
早速進路変更し、登山道の入り口まで行ってみることにする。
だいたい5kmぐらいだろうか?


道路脇に流れる立牛川の源流だ。
とてもきれいな水である。
「ここならイワナがいるかな」と思いながら車を走らせるとやっぱり1台のつ り客が入っていた。
しかし、こんなところでつりをするなんて・・・良い度胸である。ちなみにナ ンバーは旭川ナンバー。
熊の怖さを知らないのか?まあ他人のことだからどうでも良い。登山道入り口 を目指そう。





登山道入り口をすぎて約100M地点。車乗り入れはダメと書いてあったがそ のまま走る。
 途中小川を渡りきってこの地点で、前方には人しかとおれない獣道になった ので断念。
  Uターンすら道幅が狭くできない。仕方なく川の中でUターン。
間違ってもハマッチャいけない状況にHIROSHIはちと緊張。JAFのレッカー も走れないようなところだ。
さあ、枝道を戻り丸瀬布を目指そう。


 本線に戻る。かなり厳しいアップダウンとタイトコーナー。さらに砂利道&極 端に道幅狭く、路肩の近くには寄りたくない。
 ロープを右側に張ってあるのがわかるだろうか?ふかーーーーーーい崖が右 手に広がって居るんだから危険度はSクラス。
 対向車は3台ほどあったが,セダン系乗用車はかなり飛ばして路肩ぎりぎり を走行している。おそらく視点が低いため右手の崖に気つか無いのかもしれない 。知らぬが仏ってやつだ。
 このルートを早く走るには次の項目を条件を満たす車両が必要だ。崖が目に 入らない視点の低さ,砂利道のでこぼこを吸収する柔い足。それなりのパワーと できれば4WDであること。落ちてもいたましくない車。
 5年落ちのレオーネなんかが良さそうだ。



        MODORU