2004年06月12日 小平沖
どうも義父が亡くなってから、以前のように積極的に釣りに行く、という気力が失せてしまったようだ。

しかし、小平出身の友人から、「地元の友人のホタテ漁の船に乗れるけど、行く?」
と誘われ、1も2も無く「行く!!!」
誘ってくれた友人と、友人夫妻と、かみさんと私、5名で参加することとなり、前泊で小平へ。

朝一から出港できるはずだったのが、漁組の会合が入り、出港は昼となった。
尤も、前日が酒盛りになってしまい、全員が朝起きた時点で二日酔い。(2時まで飲んでたから…)
その後仮眠できたのは助かった。
友人のお父さん、お姉さんも同行することとなり、にぎやかな釣行。
しかし時間が押してしまい、予定ではカレイ場→ソイ場のはずだったが、カレイ場のみに変更。

それほど移動しないで現場到着。「い〜よ〜」、と言われるも、私の妻は船釣り初めて。
私も魚は初めて(イカならある)。 まぁ、どうにかなるしょ!

まずは妻に、あ〜だこ〜だと教えて、「んじゃ、やってごらん」と竿を渡した直後、かなりいい感じの
アタリ! 船内1匹目はかなり重そうで、必死に巻き上げている。
上がってきたのは、45cmオーバーのいいアブラコ! さぁ、爆釣開始!

と思っていたら、ホッケの群れが船の下に集まりだした。なんでも、ホタテの網を上げる際に、その中に
入っている「ムシ」が流れ出すのでそれを食べるために集まって来るんだとか。
注)ムシと言っても、アミエビみたいなもので、寄生虫とかではない。

こうなると仕掛けを投入しても、全部途中でインターセプト! ホッケホッケホッケホッケホッケホッケ…

波もそこそこあったため、この頃から、船内は怪しい雰囲気。
今回の釣行に声を掛けてくれた友人はホテルのシェフなので、調理道具を船内に持ち込み、
「釣れたらハシからさばくからねぇ!」と威勢のいい事を言っていたのだが、次々と上がるホッケを
目の前に逆噴射! あぁ〜だらしない… ふと気付くと周囲では4人が…ありゃ〜

何とかホッケの猛攻をかいくぐって、底まで落とし込み、カレイを狙う。
無事に底まで着くと、それなりにいいペースで釣れるが、なかなかサイズが上がらない。

そうこうしていると、船の持ち主が「いいのが上がったぞぉ。〆とくから持って帰れ」
見ると40cm近いクロガシラ! さすが…
負けじとこっちも何とか30cm超えのマガレイ!

結局、2時間もいなかったけど、釣り人6人でアブラコ1本、カレイ類とホッケ数え切れず…

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釣りを終了し、ホタテの網を上げていると釣っているときは何ともなかったのに、さすがに
私も逆噴射直前まで…あぶないあぶない…
港に戻り、ホタテを購入、地元の友人は稚貝をくれた。

札幌に帰ってきてから、シェフは面目躍如、すばらしい手つきで、アブラコの昆布締め、
クロガシラの刺身と昆布締め、マガレイの刺身、ホッケのみそすり身を作ってくれた。
その横で、私はホッケの開きとフライ。かみさんは稚貝をゆでて、ホタテご飯。

すばらしい料理で楽しいひと時!
でもさすがに疲れていたのとお酒が入ったのとで、あっという間に全員ダウン!

ちなみに、このホッケのみそすり身、大葉で挟んで焼くと絶品!
いい肴になるので、好みの味付けでぜひお試しあれ!