ブルー マウンテンズ 国立公園

Blue Mountains National Park

 2000年にグレーター・ブルー・マウンテンズ地域の一部として世界遺産登録されました。40
00kmにも及ぶ広大な敷地内にはユーカリの森が広がり、そこから発生する霧状の油分に太
陽光が反射することで青いかすみにつつまれこの名が付いたそうです。
 観光ポイントとして有名なスリーシスターズという3つの大岩やその周辺にはトレッキングコー
スがあります。アボリジニの昔話によると、昔3つの岩は実は人間で3人の姉妹だったそうで
す。で彼女らは Gundungurra の人々と一緒に Jamison Vally というところに住んでたらしいの
ですが、戦争中に彼女達を守る為に賢者が3人姉妹を岩に変えてしまった。その後その賢者
が戦争で死んでしまったんで誰も呪文を解けずに今に至るらしいです(もちろんスリーシスター
ズには他にも数多くの神話があるらしい)。 ('18.11) 


スリーシスターズ



ブルーマウンテンズ シーニックワールド(Blue Mountains Scenic World)

 スリーシスターズや渓谷をを気軽に鑑賞するにはココが一番。トロッコ、ゴンドラ、ロープウェ
イの3種類の乗り物を利用して眺めることができる場所です。
 シーニックワールドから急勾配を降りていくトロッコ(シーニック・レールウェイ)は想像よりスリ
ル感があります。最大傾斜52度を自慢するもともとは石炭運搬用に作られたトロッコ電車だそ
うで、当時の現物も見ることができます。 終点からは10分ほどの散策路を歩き、少しだけ自
然を堪能したあと、ロープウェー(シーニーセンダー)でシーニック・ワールドに戻ります。そして
床も透明になる大きなゴンドラ(シーニック・スカイウェイ)に乗るというのが日帰り観光ではお
決まりのコースとなっています。('18.11) 

シーニックワールドに到着

吠えながら動く恐竜が出迎え


スリーシスターズが見える


シーニック・レイルウェイ


ウォレマイパイン
生きた化石と言われている


昔は採炭所だった
石炭は本物だそうだ


キスしている木?


キスにみえないこともないか・・・


トレイルの案内板

ファイト!一発の岩

シーニーセンダーに乗って戻る


 シーニック・スカイウェイは高さ300メートルにある30人乗りケーブルカーで、スリーシスター
ズを含む渓谷を真下の景色と共に楽しむことができます。

足下のガラス

途中で透明となる


子供達は夢中だ


すぐそこにスリーシスターズが見える



ボアヘッド展望台
Boars Head Lookout

 展望台から見える岩が、イノシシの頭に見えることからこの名が付いたようです。メガロン渓
谷とジャミソン渓谷を望む展望台です。 

展望台からの景観

シシの頭にみえますか・・・



エコーポイント展望台
Echo Point Lookout

 スリーシスターズを間近に見られる展望台で、ここにはインフォメーションセンターや、レスト
ランなどもあり多くの観光客で賑わっています。展望台は2003年に改修再オープンされ、以
前より6ートルほど高くなったそうです。展望台の一段下にもう一つの展望台があります。ヘン
リー王女が見学した場所とのことですが、ここからのスリーシスターズはまた違った顔を見せ
てくれます。展望台の脇から遊歩道がありシーニックワールドへは歩いて行くことができます。

この看板が目印

多くの観光客で賑わう


スリーシスターズはすぐそこ


スリーシスターズの一部に触れるツアーもある


ヘンリー王女の展望台


ヘンリー王女の展望台からみたスリーシスターズ



ゴードンフォール展望台
Godon Falls Lookout

 ゴードン滝とジャミソン渓谷の美しい景観や、スリーシスターズを裏側から見学できる展望台
です。駐車場から展望台まではかなり高低差があり、急な道のみならずはしごの上り下りがあ
るので、足腰に自信がない人は休憩所で待機した方が無難でしょう。展望台からみえる岩は
やまびこが聴かれるとのことで、ツアー参加者10数名で大声を出したのですが、聞こえた人
は・・・何人いたでしょうか? 

看板

結構な勾配の坂を歩く


途中はさらに急なはしごがある


帰りが大変


さらに階段が続く

スリーシスターズ裏側

やまびこが聞こえるという岩


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