エリソン・オニヅカ・コナ国際空港

Ellison Onizuka Kona International Airport at Keahole

  2017年にハワイ島コナ出身の宇宙飛行士、エリソン・オニヅカに由来するエリソン・オニヅカ・コナ国際空港と名称が変わりました。空港施設の改良工事も進み、JALのカウンターも少し大きくなりました。ただ、機内預けの荷物については集荷場所まで自分で運ぶ必要があります。 待合場所の椅子が増えましたが、ショップは減ってしまいました(あまり売れてないのかな?)。そして国際線の税関もテントのままとなっています。('19.10)

雰囲気はあまり変わらず

テントもそのままの待合所


椅子とテーブルが増えた


銅像は同じ


トイレはきれいになった


搭乗スロープは同じ


  ハワイ島観光の玄関口になっているコナ国際空港は木造平屋建ての非常にシンプルな構造となっています。建物は受付カウンター、手荷物検査場、レストラン(Maxwell's Landing)、トイレそして売店くらい。待合室も屋根付きのベンチといったもので、出発ゲートにも天井はありません。空港周辺にはホテルなど高い建物もなく、目の前に広がるのは溶岩帯だけです。それでも滑走路は十分な長さがあるようで、アメリカ本土からはジャンボジェットも就航しています。ここ数年で変わったところは、待合場所の日よけが増えたこと、飛行機に乗るタラップが車いすでもそのまま通過できるように階段ではなくスロープとなったことでしょうか。JAL直行便が2017年9月に復活したのはハワイ島ファンにとって有難いことです。今のところ税関はテントのままですが、入国審査に自動ゲートが登場しました。それを使ったとしても有人の入国審査は受けなければいけませんけど。('15.10)('17.10)('18.03)

いかにも南の島という外観だ('15)

手前は現在工事中('17)


銅像は昔と変わらず('15)


2001年に戻った?('17)


待合室は変わらず


待合室の日よけが広がった


  ケアホレ空港は1996年日本航空が成田空港からの直行便を就航させたのを機に国際空港となりました。国際空港となったのだから建物も立派になったかと思ったのですが、素朴な感じのポリネシア風の建物はそのままで、しかも国際線の場合は着陸したら歩いて別なテント張りの建物(いかにも仮設だという感じ)へ向かいます。
 テントに向かう白線で囲まれた通路では、10メートルほどの間隔で数人の係員が見張っているので、寄り道などはできません(寄り道するほどの場所もありませんが)。テント内部はもちろん撮影禁止です。2000年当時は当然仮設の建物と思っていましたが、07年になってもそのままでした。ただテロの影響もあったのでしょうか、国内線の手荷物検査場は立派な建物となり出発ゲートにも屋根がかかりました。少しは近代的?に変身しているようです。JALは2010年10月で撤退していまい、昔よく利用していたアロハ航空の機体がなくなってしまったのも寂しい気がします。('91.08)('95.09)('00.04)('07.01)('11.11)

テント張りの税関へ地上を歩いて向かう('00)

少し形が変わった('07)


ゲート前には銅像ができた('07)


銅像が変わっていた('11)


出発ゲート(98年)


出発ゲート(95年)


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