ハワイ州道200号線はハワイ島の中央部分で、北にあるマウナ・ケア山と南にあるマウナ・ロア山・フアラライ山の間を抜ける道路です。もともとは未舗装で、上下が激しいサドルロード(Saddle Road=馬の鞍のような道路)と呼ばれた道路で、最近までレンタカー会社はこの道路は走行禁止(ここでの事故は保険に含まれない)でした。
2013年になって路線も少し変更されて全舗装が完成し、ヒロ側の普通道路も含めた全長848kmの新州道200号線(ダニエル・イノウエ・ハイウェイ)が開通しました。これまでは3時間近くをようしたのがその半分程度で移動できるようになりました。
コナから向かうと、高度が増すにつれてまわりに小さなドーム型の噴石丘が見えてくると、緑も豊富となり、2021mのく最高地点となります。このあたりは東から西へ抜ける風が強かったり、霧が立ち込める場合が多く、今回も霧が立ちこめていました。そのあとは徐々に下って、島の東側に特徴的な多雨林地帯を走ります。ヒロの市街区のワイアヌエヌエ・アベニューに入りと道路標識がいきなり「ハワイ州道2000号線」と変わります。ここからは坂が多く幅の狭い曲がりくねった昔ながらの「サドル・ロード」なのでスピードを出しすぎないように注意が必要です。('15.10)
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