ル メディディアン ニルワナ

Le Meridien Nirwana Golf & Spa Resort Bali

 夕日で知られるタナ・ロット寺院のすぐ南側に位置し、グレッグ・ノーマン設計の名門ゴルフコ
ースに囲まれた大型リゾートホテルです。島の観光地からは少し離れていますが、ホテル周囲
のバリ情緒あふれる棚田や緑豊かな庭園を眺め、インド洋からの海風とともに波の音や鳥の
声など自然の音を堪能できるのがここの魅力なのです。唯一の欠点は他の開発されたリゾー
トとは違い蚊が多いことで、虫除けは必需品です。 吹き抜けで開放感一杯のロビーに足を踏
み入れると、どこからともなくガムランの音が流れてきます。('02.09)

エントランス

ロビー



庭園
  ロビーを抜けると緑豊かな庭園がゴルフ場へとつながり、その向こうにタナロット寺院が見えてきます。敷地の中には600名まで対応できるさまざまなミーティングスペースがあるそうですが、広大で豊かな緑の中にあってはまったく視界に入らず、それほど多くの施設があるの?と疑問に思うくらいです。 夕暮れ時には夕日に輝く海と空をバックに美しいシルエットを見せるタナ・ロット寺院を間近にみられるのもこのホテルの良さです。


緑が多い

ゴルフコースの向こうにタナロット寺院



ルーム
  もちろん客室もめちゃくちゃ広いスペースを確保しています。ジェットの付いたバスタブとシャワーブースは別となっており、バスタブからは部屋を通して庭園を眺めることができます。1日2回のベッドメイキングがあり、リンゴなど数種の果物はサービスとなっています。 


大きなベッドが2台

バスタブ



Cendana Restaurant
 リゾート内のインドネシア料理レストランで午前6時半より午後10時まで朝食から昼食、夕食まで提供しています。ホテル自体が観光地から離れた場所にあるので、周囲にはゴルフ場のレストランくらいしかありません。ここに数泊するとなるとどうしてもこのレストランを利用する頻度が多くなります。当然のことながらメニューは豊富で地元料理のみならず各国の料理が並んでいます。飽きるまで食べるのは大変でしょう、たぶん。
 朝食はブッフェスタイルで午前6時半より午後10時まで。種類も豊富。卵料理、ワッフル、パンケーキなどは好みに合わせてその場で調理してくれます。数日宿泊しても飽きることはないでしょう。
 昼食と夕食はアラカルトとなり、特に夕食はインド洋に沈む夕日を眺めながらとなりムード満点です。この夜は「サテ」を注文してみました。鶏肉、山羊肉を主に、シーフード、ミンチ肉(つくねもどき?)など数本がスパイスと香草の強い香りとともに出てきました。見た目はまさに「インドネシア版串焼き」です。味は想像通りですが、ピーナッツソースをつけて食べるのが一般的だそうです。ボクはそのまま食べた方が美味しかったのですけど。

昼食

サテ

味が表情に出ている?



Nirwana Restaurant
 ル・メディディアン・ニルワナ・リゾートの名前をつけたメインレストランはさすがにオープンエアーではありません。クーラーが効き蚊もいないので、落ち着いた雰囲気で快適に食事ができます。中国北部の料理から東南アジアの香辛料の効いた料理まで、さまざまなアジア料理がメニューに並んでいます。ところでこのレストランのお勧めメニューは「ライスターフェル」(インドネシア料理版『飲茶』)だそうですが、種類が多く2人だとちょっと多すぎるので単品で注文しました。味の方は香草のきいた中華料理といえばわかっていただけるでしょう。料金はやや高めですが、クーラー代と考えるとリーゾナブルなのかもしれません。ところでこのレストランは日曜日は休みとなっています。リゾート内のメインレストランで、しかも夜しかやってないのだから、もう少し働いてもいいと思うのですが、クーラー代の節約なのでしょうか?

ライスはおひつで出てくる


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