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城壁で囲まれた旧市街の中心がこのレイナ広場。カテドラル、ミゲレテの塔、国立陶器博物館など観光の中心地でもあります。ゴシック式の八角形が目印ともなるメゲレテの塔は14・5世紀に造られ、聖ミカエルの祝日に大鐘楼が奉献されたのを記念してメゲレテの鐘と名付けられ、この塔もメゲレテの塔と呼ばれているそうです。 |
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バレンシア旧市街のシンボルとなっているのがカテドラル。同じ位置にローマ時代には神殿が、西ゴート時代にはキリスト教会が、回教時代にはモスクが次々に造られては壊わされたため、今のカテドラルの建設が始まったのは13世紀中頃から14世紀末。17、8世紀にも手を加えてあるためバロックやネオクラシックの様式が混在しているのがここの特徴だそうです。
それぞれの時代を反映した3つの扉がその証拠で、サラゴサ広場に面した正面入口はイタリア式バロック、アルモイナ広場に面した「パラウの門」(南門)はロマネスク様式、ビルヘンの広場にある北側の「使徒の門」はゴシック様式で多くの彫刻像が扉のまわりを飾っています。
ここのメインは「聖杯礼拝堂」、イエスキリストが弟子達との最後の晩さんの折に使った聖杯であると伝えられています。この日は中で数組の結婚式が行われており、観光客とともに大賑わいとなっていました。
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バレンシアの旧市街を歩いている限りは大都会のイメージはなく、まさに歴史の中を散歩するような雰囲気があります。しかし旧市街を取り囲む城壁の周囲、とくに南の方に開発中の新市街は、広く整備された道路に近代的な建物が建ち並び、同じ市内とはとても思えない別の顔をもっています。 |
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バレンシア最大のイベント「火祭り」で出品された人形の、人気投票で1位となった作品が展示されているのが火祭り博物館です。1930年代からの作品があり、それぞれの時代を象徴した作品が並べられています。展示されている作品はかなり精巧にできていますが、火祭り本番ではこれと劣らぬ作品の数々が、あっという間に燃やされてしまうのですからなんとなくもったいないような気がしました。
ところで同じホールには各年の女王の肖像画が並んで展示されています。女性の美しさも年代とともに変わっているのが実感できて、また別な感動を味わえるのもここの魅力なのかもしれません(もしかして、ボクだけか?)。 |
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ホリディ・イン バレンシア(Holliday Inn Valencia) |
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比較的街の中心に近く位置する日本でもおなじみのアメリカンスタイルのホテルです。客室は200で、一応四つ星にランクされています。ホテル周囲は主要道路が集まっていて、ロケーションは良いのかもしれませんが、夜遅くまで車の往来する音が騒がしかったのが欠点でした。
一応四つ星にランクされていますが部屋の感じはシティホテルなみで、アメニティもチェーンホテル共通のもので目新しいものはありません。 |
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ホリディ・インホテル内のレストラン。名目上はイタリア料理店となっていましたが、ツアーの夕食にはスペイン料理のパエリアが出されました。本場の料理ですが、日本で食べるパエリアの方がずーと美味しく感じたのはやっぱり日本人だからでしょうか?
そうそう、この日旅行行程の手違いをした添乗員さんは、わざわざ夕食にワインをごちそうしてくれました。僕たちにはそれほど大きな問題となることでもなかったので、一応は辞退したのですが、たいへん美味しく頂きました。この場で重ねてお礼申し上げます。
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