ホテル・ニッコー・グアムはタモン湾の北端に位置する巨大リゾートホテルです。DFSを始めとしたショッピングモールやエンターテイメント施設のある中心部までは歩くと15分強かかりました。少し離れてはいますが、その分とっても静かで、シャトルバスの終点でもあり、特に不自由は感じないと思います。('12.11)('14.10)

　ゲートから見ると曲線を利用したユニークな白壁の外観が特徴的です。エントランスまでは小さな門番の形をした外灯がならび、夜にはライトアップされます。敷地内には2つのチャペルがあり連日のように結婚式が行われていました。油断すると見逃してしまうのですが、チャペルの横からちょっとしたトレイルがあります。入り口にはカギがかけられ、散歩したい場合はフロントに許可をもらう必要があるようです。迷子になるほど危険ということなのでしょうか。

　エントランスを抜けると解放感あふれるロビーとなります。ハローウィンやクリスマスの時期になるとあちこちで飾り付けが始まります。

　巨大なホテルですが、エレベーターホールが数カ所あるのでそれほど不便は感じません。廊下は天井も高く広々。部屋の内装はシックで落ち着いた雰囲気で、広さはそれほど感じませんが、大きな窓一杯に広がるタモン湾が、ここがリゾートホテルということを伝えているようです。アメニティーはロクシタン、バスタブの着いたシャワーは水量も十分でした。

　噴水のある１Fに降りると緑豊かな中庭が拡がり、プールやルアー・ショーの会場、テニスコートなどが点在します。家族での利用が多いだけあってプールが充実し、大人用のメインプールの周囲にはキッズ用が２つ用意されています。小学生に特に人気なのはウォータースライダーで、曲がりくねったハーフパイプに水が流れその中をマットに乗り滑り降りてくるだけなのですが、行列が出来ることもあるようです。

　プールを通り抜けると目の前には遠浅のタモン湾が広がります。白い砂浜のビーチは比較的波もおだやかで子ども達でも安心して遊泳できます。以前はあちこちでジェットサーフィンはウインドサーフィンを楽しむ人がいたのですが、場所が限定されたのでしょうか？今回は見かけませんでした。

　ホテル１Fにあるクラブラウンジでは朝から夜まで軽食と飲み物を提供しています。日本の新聞はもちろんテレビではNHK放送（BS)が流れ、ここが外国であることを忘れてしまいそうです。夕方にはカクテルタイムとなりビールやワイン、日本酒、焼酎などをちょっとした前菜で楽しむこともできます。１２年当時は焼き鳥など温かい食べ物が１，２品用意されていたのですが、１４年には冷たい前菜のみになっていたのがちょっぴり残念でした。