
アンテロープ キャニオン
Antelope Canyon
長年の風雨に侵食されてできあがった渓谷で、とある写真家がここで撮影した写真を発表してから注目を浴びるようになりました。谷間の高さは約20mで全長は約150mといわれ、内部の複雑で美しい紋様は1年に何度か発生する鉄砲水に削られてできあがりました。
受付からキャニオン入口まではナバホ族のドライバー兼ガイドが運転するトラックの荷台に乗りこみ、サラサラの砂で敷き詰められた大地を10分ほど移動します。数台が一斉に出発し、ドライバーはお客を喜ばせるべく?まるでレースでもしているかような運転をするため、砂煙が半端ではないので注意しないとカメラも砂だらけになってしまいます。('14.09)
|

受付兼待合所
|

トラックの荷台に乗って移動
|

多くの観光客が訪れている
|

亀裂の大きさが分かるだろうか
|
曇り空の日や、晴れていても太陽が傾いている時は渓谷内は真っ暗で、内に光が差し込んだときに見られる多くの色彩はそれだけでも感動モノです。さらに肉眼でみるよりも写真に撮って現像したものの方がはるかに神秘的なのです。撮影方法は曇天の条件でフラッシュなしがいいらしいですが、とにかく撮りまくるのがいい写真を撮るコツだそうです。
最高の芸術が見られるのは、夏場の晴天、正午前後の数時間の太陽が真上にあるときが可能性が高く、当然のことながらその時間帯は観光客も多くツアー料金も高めです。
|

なんとも神秘的
|

色も変わる
|

いつまでみても飽きない
|

まさに自然の芸術
|

自然のスポットライト
|

昼には真上から
|
内部に入るとほとんどの観光客は写真撮影に夢中になるので、混雑緩和のためには誘導するガイドは必要でしょう。なるべく人の少ないよい条件で写真を撮ってもらいたいので他のトラックと競争してまで到着を急ぐのがわかります。ガイドは片言の日本語を話しながら写真の撮り方も教えてくれます。下の写真は妻のカメラを使用して撮ってくれたものでちゃんと名前も付いていました。やたらサービスがいいなー、なんて感心していたら帰りのトラックの壁にはチップお願いの文章が。そりゃガイドにも力が入るはずだね。写真を撮りながら歩いて行くと岩の割れ目のあちこちに流木が残りこの場所がときどき川となることを証明していました。
|

ハート
|

モニュメント・バレーのミトン
|

あちこちに流木が残る
|

今ツアーのガイドさん
|



|