MGMスタジオ

アイスクリーム(Dinosaur Gertie's Ice Cream of extinction)


 MGMスタジオ中央にある湖(エコー・レイク)のほとりにどーんと居座る一匹の恐竜はフローズンアイスの店です(Dinosaur Gertie's Ice Cream of extinction)。フロリダの暑さの中、地図片手にあちこち歩き回って、のどがからからとなってしまった時には最高のごちそうです。


ハリウッド・ブルーバード(Hollywood Boulevard)


 MGMスタジオのゲートは意外にシンプルです。クロスロード・オブ・ザ・ワールドと名付けられた中心にある塔はインフォメーションセンターになっています。ゲートをくぐった正面にある大通りがハリウッド・ブルーバードです。ハリウッドがもっとも華やかだった1940年代を再現した通りで、開放感のある広い通りの所々で大道芸人が寸劇を披露しています。


ミッキー・アヴェニュー(Mickey Avenue)


 ディズニー映画の制作スタジオ・エリアが見学できる「The Magic of Disney Animation」。はでなゲートの向こう側では、ミッキーが出迎えてくれました。
 ロス、ハリウッドのチャイニーズシアターそっくりの門をくぐると、数々のハリウッド映画に出会えるトラムツアー「The Great Movie Ride」があります。
 映画の舞台裏がのぞける「Inside the Magic Special Effects and Production Tour)」。ゲストが参加して嵐の海の特殊撮影を行います。梶を握る小型船が嵐に合ったり、潜水艦の潜望台で爆弾攻撃に合ったりします。スタジオで実際に見ている観客には“つくりもの”って感じに見えるのですが、これがテレビモニターで再現されると結構本物らしくみえるのが不思議です。
 まるで海の中のミュージカル「Voyage of Little Mermaid」。映像と操り人形、人間とレーザー、そしれ水しぶきまで付いたミュージカルです。いつも長蛇の列となっていますが、意外と短い待ち時間で入場できます。


ニューヨーク・ストリード(New York Street)


 信じられないほどリアルなマンハッタンの壁画があるニューヨーク・ストリート。通りの裏手にはクリスマス商品を扱うショップ(It's a wonderful shop)があります。その付近の建物は屋根に雪(もちろん造りもの)が積もり、しかも“雪だるま”も置かれていて、年中クリスマス気分が味わえます。
 スター・ウォーズとパイロット訓練用のフライト・シュミュレーションを組み合わせたスリルライドが「Star Tours」。ナレーションが英語である以外は、東京(TDL)とほとんど同じです。大きな違いと言えば、向こうの人は老若男女を問わず大声をあげて楽しむこと。どうせなら一緒になってストレス発散しましょう。
  マペット・ビジョン・3D(Jim Henson's Muppet vision 3-D)は、特製の眼鏡をかけてみる3Dのショーです。ただ、画面の動きに合わせて、水しぶきは飛んでくるわ、シャボン玉は降ってくるわ・・・の実体験付きです。もちろん子供達には大人気です。
 一番の行列ができていたのが、インディ・ジョーンズ(Indiana Jones Epic Stunt Spectacular)
 “失われたアーク”のハイライトシーンをスタントマンが演じる劇場型アトラクションです。これも観客も参加できるとあって人気が高いようです。
 映画“ミクロキッズ”の舞台装置で遊べるアトラクション (Honey,I shrunk the kids adventureland)が工事中で、蟻の背中に乗れなかったのは残念でした。


サンセット・ブルーバード(Sunset Boulevard)


 ロサンゼルスの古き良き時代を再現した通りに沿って、アトラクションやライブ・ステージ・パフォーマンスなどが繰り広げられます。ここのメインはタワー・オブ・テラー(The Twilightzone Tower of Terror)です。MGMの入り口を入ると、“きゃー、ぎゃー!!”の叫び声が聞こえてくるので場所は間違えようがありません。今年からダブル・ドロップが売り物になったとのこと。聞くところによれば、頂上(13階相当)まであがったエレベーターが1回落下し、ほっとしたところでもう一度落ちる・・・らしい。
 4両編成のトラムに乗り、衣装や小道具の作成現場や映画に使われた車、家などを見学する「Backstage Studio Tour」。このツアーのお楽しみはクライマックスのカタストロフィ・キャニオン(Catastrophe Canyon)。 岩山に止まっているタンクローリーが地震の後燃え上がり、山
の頂上からの大洪水でトラックがトラムに倒れかかってくる。さらにトラムまで大洪水に襲われる・・・安全と分かってはいても思わずのけぞってしまう迫力があります。


トイ・ストーリー パレード(Toy Story Parade)


 MGMスタジオのパレードはトイ・ストーリーのキャラクター達です。緑色の兵隊を先頭に、主人公であるウッディーとバズ・ライトイヤーが登場します。残念ながらボクはこの物語を全く知らないので各キャラクターの評価ができません。そんな中でも途中で登場した真っ赤なサル(いたずらもののサルらしい)の色合いとアクションが特に印象に残りました。


ミンとビルのドックサイド・ダイナー(Dockside Diner)


 なんと、MGMスタジオではビールも飲むことができるレストランもあります。そのひとつがミンとビルのドックサイド・ダイナー。ただし非常に目立つ真っ赤な色のコップで出てきます。アメリカはアルコールの販売に関しはチェックが厳しいです。日本人女性は若く見られがちなので、アルコールを購入するならパスポート等の証明書が必要となります。数年前まではボクでさえもビールの購入を拒否されたことがありました。さて、今回は妻がビールを買いに行ったのですが、なかなか売ってもらえなかったようです。戻りが遅いので、ボクがカウンターに顔を出すと、中の兄ちゃんがボクに向かって、「ハズバンド?」と聞くので、「イエース」と答えると、身分証明書もなにもなく、納得顔ですぐに2つのビールを妻に手渡しました。最近髪が薄くなってきたけど、これもいいこともあるもんですね?


50's Prime Time Cafe


 MGMスタジオ内にあるレストラン。1950年代のアメリカのキッチンで食事するというコンセプト。ウエイトレスはママ役、ウェーターはパパ役でゲストは全員子供になって食事をすることになっています。残すと怒られる・・・らしいのですが、子供であるためアルコールが飲めないことが一番の欠点?なのです。





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