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ケアンズは人口10万人程の街で、市内中心部は1、2時間もあれば歩いてぐるっと回れるくらい小さなものです。旅行会社の人から「ケアンズ市内で朝から買い物や観光に時間を割くのはもったいないから、どこかへ行った方がよい」と勧められましたが、実際歩いてみて実感しました。 しいてここの良さをあげると、いたる所に緑が生い茂り、バードウォッチングができるくらい多くの小鳥たちがいることくらいでしょう。バードウォッチングを兼ねて、のんびりとお土産探しや食事などを目的とするのがいいと思います。観光列車が出るケアンズ駅(写真)は、非常に地味な建物であまり目立たなかったのですが、97年にケアンズセントラルという大型ショッピングセンターとなり最近では多くの買い物客でにぎわっているそうです。 |
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グレートバリアリーフへの旅が始まるケアンズの海(トリニティー湾)は遠浅です。しかも潮の満ち引きが大きいため、引き潮の時などはかなり沖まで砂浜(泥浜?)が続きます。従って決して泳げるビーチではありません。みんながわざわざ沖の島まで出てのは、グレートバリアリーフの観光のみではないことが、ここでわかります(そんな不満を聞いて?最近完成したのが、「エスプラネードラグーン」という人工ビーチで、現在ではケアンズの象徴的存在となり、子供からお年寄りまで幅広く利用されているそうです)。
さて、そんな浜辺を散策していると、あちこちでペリカンに出会います。まるで置物のようにじっとしていることが多いのですが、それを確かめに近づいてみたりすると、急に動作が機敏となり(想像よりずーと動きが速いのです、これが)、大きな口をがたがた言わせ、羽をばたばたさせて攻撃してきます。遠くから眺めているのが無難です。さわらぬ神にたたりなし・・・。 |
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パーム・コープ ビーチ(Palm Cove Beach) |
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ケアンズから車で約30分。リゾートやコンドミニアム、ちょっとしたショッピングセンターなどが並び、観光客に人気。他国からも注目されるスパリゾートという地位を確立。ジェッティ(桟橋)では釣りを楽しむローカルの姿がちらほら。ビーチから見えるダブルアイランドには、ブラッドピット夫妻などセレブがおしのびで訪れる高級リゾートがあるそうです。 |
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コアラの抱っこはオーストラリアでの楽しみの一つですが、ワニの抱っこを楽しみとしている人は少ないでしょう。どうしても抱っこしたい人は、ここケアンズのワイルド・ワールドへどうぞ。ケアンズ市内から北へ車で30分程、ケアンズで最も大きい動物園で虫類の楽園として有名な動物園です。
この動物園では蛇やワニなどの爬虫類のみならず、コアラやカンガルー、ウォンバットなどオーストラリア特有の動物も飼育しています。園内を歩いているとカンガルーやクジャクなどが我が物顔で歩き回っていることに驚かされます。 |
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は虫類の楽園と言われていますが、遊んでばかりいるわけではありません。スネークショー、ワニの餌付けショーなどちゃんと仕事?をしています。名物のワニの抱っこは、小ワニでしかも口にゴムが巻いてありますが、自分の両手でしっかりと抱えての記念撮影となります。ただし、爬虫類が得意な人でなければ、あの独特の感触は言葉にもできず、たぶんコアラを抱っこした時のような楽しい表情の写真は無理でしょう。
園内の各動物のコーナーではショータイムもあり、係員の解説がありますが、マイクを通した早口の英語でボクには何をいってるのかよく分かりませんでした(もう少し勉強が必要です・・・)。
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ピア マーケットプレイス(The Pier Market Place) |
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ケアンズではシンボル的存在のラディソン・プラザホテルに併設されているショッピングセンターがここ。お土産や民芸品、食料品などが売られおり、運がよければ無料のショーもみられます。フードコートもあり、夜も21時頃まで営業しているので食事が終わってからでもショッピングができることも魅力の一つでしょう。最近ではキュランダ列車の始発駅があるケアンズセントラルという大きなショッピングセンターが人気で、ピアマーケットは客足が減っているそうです。どうなっていることやら・・・
ショッピングセンター内はやたらとにぎやか。食料品から衣類、お土産などなど所狭しと並んでいます。営業はオーストラリアでは珍しく午後9時までとなっていて、夕食後でものんびりと買い物ができるのがここの特徴でもあります。 |
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ピア マーケットプレイス(The Pier Market Place) ショー |
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ちょうどこの時はセンターステージでアポリジニ・ダンスが行われていました。キュランダの専用劇場でちゃんとしたショーをみた後だったので、あまりにも貧弱なものに感じ途中でみるのを止めてしまいました。最近は近くのショッピングセンターに客を奪われているとのことなので、ちゃんとしたショーを開催すれば客足が戻るかもしれません。 |
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ピア マーケットプレイス(The Pier Market Place) フード・コート |
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マーケットプレース内のフードコートは中華、イタリアン、和食、ステーキなど様々なレストランが並びます。すべてセルフサービスなので値段はもちろんリーゾナブル。ただし、多少の騒々しさはガマンしてください。 |
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コロニアル風のビルディングにケン・ドーンをはじめとした多くのブティックが並び、質素なイメージがあるケアンズに似合わぬ華やかなショッピングセンターです。ちょうどこの時はケン・ドーンのファッション・ショーが開催されていました。ファッションに興味のないボクにとっては退屈な時間でしたが、妻にとっては貴重な体験だったようです。センター内には日本食をはじめとしたレストランもあるので食事を兼ねてのぞく価値はありそうです。 |
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ナイト・マーケットはケアンズ中心部に位置するエスプラネード通りの“顔”的存在です。日中は廃墟のようになっていますが、夕方になると敷地内にはところ狭しと露店が建ち並び、日が落ちて観光客がツアーから戻ってくる頃から驚くほど多くの人でにぎわいます。リーゾナブルな料金のフードコートもあるので節約派にはもってこいの場所です。 |
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マリナ・ミラージュ ポートダグラス(Marina Mirage Portdouglas) 桟橋 |
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アウターリーフへの基地にもなっているのがポートダグラス。ケアンズから車で約1時間、白砂の海岸に沿って美しいパームツリーが並び、トロピカルムード一杯の街です。ここではラグーンに浮かぶ5スター級の高級ホテル、シェラトン・ミラージュがあまりにも有名ですが、もう少し進むと多くのボートが浮かぶマリーナにたどり着きます。桟橋の上に造られているマリナ・ミラージュは、三角錐形の白い屋根が連なった形をしたとてもお洒落な雰囲気をかもし出しています。 目の前にはモーターボートやセーリングボートが浮かび、ハイクラスのリゾートのイメージを演出しているようです。ひとクラス上のリゾートを見学するだけでも出かける値があるでしょう。 広大な土地にホテル、ショッピングセンター、ゴルフ場などがあるため、その中はトロッコ列車?のような循環列車も走っています。 |
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マリナ・ミラージュ ポートダグラス(Marina Mirage Portdouglas) ショッピング・センター |
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一流ブティックも入っている近代的ショッピングセンター内部は意外に広く、人通りも少ないのでのんびりとショッピングを楽しむことが出来ます。ブランド商品のみならず、おみやげ品、日用品にいたるまで幅広くショッピングを楽しめるようです。オープンエアーのレストランも数件入っており、マリーナのヨットなど眺めながらのんびりと食事も楽しめます。 |
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マリーナミラージュ ポートダグラス(Marina Mirage Portdouglas) フード・コート |
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オープンエアーのレストランも数件入っており、マリーナのヨットなど眺めながらのんびりと食事も楽しめます。 |
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ホテル クオリティ・イン(Quality Inn) |
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決して豪華とはいえませんが、清潔で快適に過ごせる都会型ホテルです。リーゾナブルな価格が魅力の一つといえます。ただし立地条件はあまり良くなく、市内まで歩いて30分は覚悟が必要です。
エントランスもロビーもごく普通のビジネスホテルのようです。廊下も非常に狭く決して豪華なつくりではありまんせん。ただ、部屋に入ってみると意外に贅沢なスペースが確保されていて、いい方に期待を裏切られます。小さいながらラナイもあり、そこからみるトリニティー湾の景観(特に日の出)はなかなかのものです。
外観はまるでマンションのようなシンプルなホテルですが、裏側に位置するプールは結構立派です。そしてジャクジーも意外に大きく逆に驚きます。小さなホテルなので宿泊客も少なく、日中はプールを独占できるでしょう。 |
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チャーリーズ レストラン(Charlie's Restaurant ) |
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アカシアコートホテル内にあるビュッフェスタイルのカジュアルレストラン。曜日によりメイン料理が変わるようですが、この日はオージー好みのシーフード。もちろん大人気で、早めに出かけたにもかかわらず行列が出来ていました。エビとカニがメインですが、普段オホーツクの新鮮な海産物を口にすることが多い僕たちにとって、すこし間の抜けたような味でした。もちろん肉料理なども種類が多く充実した内容なのでそれでも文句はありません。ところで、隣のテーブルについた老夫婦はそれぞれ皿一杯の煮エビをまずテーブルに置きました。日本人の常識からして?それでメインは終わりであとはデザートでも食べるのかと思っていたのですが、皿が空くと次にカニを皿一杯、そして肉料理、僕らが腹一杯で帰る頃にやっとデザート・・・たぶん、料金の倍以上の料理を食べたでしょう・・・さすがに日本人とは違いますねぇ。 |
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マグナム レストラン(Magnums Restaurant) |
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ケアンズの街中にはコーヒーショップやレストランが想像以上にたくさん並んでいます。オーストラリアではポピュラーな「オープンカフェ」のスタイルが多く、屋外にテーブルとパラソルなどが設けられ、外の空気を吸いながらのんびりと食事している人が目立ちます。そんな中で、なんと言ってもお勧めは「マグナム・レストラン」。毎週日曜日はなんとAS$1でバーベキューが食べられるという、エコノミーツアーには絶対欠かことのできないレストランなのです。 |
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