ハナレイ、プリンスビル

プリンスビルへの道(Kuhio Hwy ;Root 56)


 プリンスビル、ノースショアへ向かう道がルート56。雨の多い島らしくジャングルの中を走るようです。溶岩の中を走るハワイ島とは正反対かもしれません。ハナレイに近づくとタロイモ畑(水田)が続きます。そこにある1台しか通れない橋。雨量が多いと通行止めになるとか、さーすがジャングルの島ですね。


キラウエア灯台(Kilauea Light House)


  カウアイ島最北端にあり、高さが15mほどの小さな灯台ですが、重さが4トンもあるレンズを持ち、回転式灯台としては世界最大のものだそうです。1931年から絶え間なく光を放っているそうですが、同時に「ワイルトライフ・レフュージ」、つまり動物保護区にもなっていて、主にコアホウドリが数多く飛び回る鳥の楽園でもあり、野鳥を観察する人には溜飲ものかもしれません。もちろん人間の出入りも制限されていて、ゲートを通って灯台入り口までは車でなければ行けないことになっています。灯台へのゲートは10時から16時まで開いており、強制的ではないのですが、ビジターセンターの手前にお金を入れる箱が設置してあるので、少しは入場料として払うのが礼儀でしょう。もし景観を楽しむだけなら、ゲート外からの景色だけで十分に満足できます。


ハナレイ渓谷展望台(Hanalei National Wildlife Refuge)


 静かなハナレイ湾に面し「虹の里」ともいわれるハナレイは、バードウォッチングには絶好の場所です。ここはタロイモ水田を中心とした湿地の保護区になっており、公開されていないので中に入ることは出来ません。そのためでしょう、野鳥が特別に多いそうです。ガイド板がある展望台には望遠レンズを構えた人たちが大勢集まっていました。その中の一人がボクのカメラを取り上げ?、ボク達の写真まで撮ってくれました。別に頼んだわけではないので、やや押しつけ過ぎないかと思っていましたが、帰国後に現像したら、素人では撮ってもらえないいい構図の写真でした。お節介だけでなくカメラの腕もなかなかのようです。ところでハナレイでは現在もタロ芋の栽培が盛んで、ハワイ州全体の62%のタロ芋を栽培しているそうです。
 展望台近くの小さな街中に、昔の学校やタロイモ農家の建物を改築して作られた「ハナレイ・センター」でがあります。ハナレイ・バレーの中に古くていろいろな色の建物が7つ寄せ集まって、その中に20店程が入っています。映画「南太平洋」のロケ地になったことでも有名になった街ですが、素朴なオールド・タウンというだけあって、ほかにはなーんにもありません。


チン・ヤン ビレッジ ショッピング・センター(Ching Young Village Shopping Center


 ハナレイにあるショッピンセンター。田舎にあるわりに派手な看板が目立ち、プランテーション時代を彷彿させるショップやレストランの建物が40件ほど並んでいます。ちょうどランチの時間で、ショップには期待をせずに寄ってみたのですが、思いの外多くのレストランやショップが並んでいました。
 センター内にある建物はなかなかオシャレなもの。ショップ自体は特に変わったものがあるわけでもなく、買い物好きの妻もすぐに飽きてしまいました。





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