バチカン博物館は13世紀以降に歴代法王により増築され続けているため、まるで「迷路」のようになっています。各時代の法王のコレクションであるギリシア、ローマ、エジプト、エトルリア、キリスト教などの美術品が各館に展示され、効率よく見学するために1時間から5時間までの4つのコースがあらかじめ用意されていますが・・・全部みるのにはいったい何日かかるのでしょうか・・・?。
今回はJTBツアー・スペシャルコース?で、ガイドさんに案内されながら、ピオクレメンティーノ美術館(古代ギリシア、ローマ時代の彫刻)、ベルベデーレの中庭、地図のガッレリア、ラファエロの間と経由し、最後にシスティーナ礼拝堂。 日本企業が出資して修復が済んだばかりで、運よく全てをみる事ができました。祭壇画(壁画)の「最後の審判」は、すばらしく澄んだ青をバックにものすごい迫力で僕たちに迫ります。これは礼拝堂という周囲の雰囲気がそうさせているのでしょう、まさに「生の迫力」があります。また、人間創造などの天井画をみていると頚が痛くなった事も忘れてしまうこと間違いなし。
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