北海道医療新聞社

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週刊:北海道医療新聞

2022年(令和4年)10月3日付

病床機能報告道内20年7月 高度急性期10.4%、慢性期6.4%の減
               札幌775床、上川中部413床ダウン

 道は、病床機能報告制度に基づき、一般病床・療養病床を有する病院・診療所の医療機能ごとの病床状況を公表した。2020年7月1日時点においての確定値で、「高度急性期」は前年同月に比べ701床減の6010床、「急性期」は692床減の3万3912床、「回復期」は43床減の8388床、「慢性期」は1628床減の2万3658床となった。高度急性期は10.4%減、慢性期は2.0%減、回復期は0.5%減、慢性期は6.4%減と、全区分でマイナスだった。


陽性者健康サポートセンター開設 全数届出見直し 道コロナ新対応

 新型コロナウイルス感染症の全数届出の見直しに伴い、道は健康相談機能を備えた陽性者健康サポートセンターを新たに整備し、24時間体制で運用を開始するとともに、健康フォローアップセンター機能として、患者支援等の機能を統括し一体的に運営、生活支援物資(自宅療養セット)の配付、宿泊療養の調整も併せて実施している。


札幌秀友会 紹介状なし初診にAI問診を導入
               回答に合わせて問診内容を自動生成

 手稲区の札幌秀友会病院(藤原雄介理事長、安斉公雄院長・141床)は、紹介なしの外来初診患者向けにAI問診を導入。看護師や医師事務作業補助者の労力軽減のほか、問診の正確性向上で、患者の安心にもつながっている。


●道医対協分科会 国への意見了承─地域実情即した制度に 専門研修 医師少数区域にも配慮を

●マイナンバーカード活用 救急業務実証実験を今秋開始

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