北海道医療新聞社

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週刊:北海道医療新聞

2022年(令和4年)7月11日付

道内病床21年度1年間に907床減 療養770床、精神106床ダウン

 道の病院現況調査に基づく本紙集計では、4月1日現在の病院数は543病院で総病床数は9万1314床となっており、2021年度の1年間に907床減少した。種別は、一般が5床、療養が770床、精神が106床、結核が29床それぞれダウン、感染症病床は3床増えた。


地域医療学会 地域総合診療専門医 専門研修プログラムグラム開始

 全自病、日慢協、地ケア病棟協、日本公的病院精神科協会、国診協、全厚連で構成する「日本地域医療学会」は、多様な専門職・一般職および組織と協働し、地域における保健・医療・介護・福祉に関する包括ケアの一体的な実践を担い支援する「地域総合診療専門医」の専門研修プログラムをスタートするとともに、専門研修基幹施設の募集を行っている。


新設医大同窓会 共に発展へ 旭医大医学部医学科同窓会 「サミット」初開催

 旭医大医学部医学科同窓会(会長=山本明美皮膚科学講座教授)は、同大と同時期の1970年代に開設された新設国立大医学部の同窓会と交流を図るため、初の「同窓会サミット」を開催した。防衛医大を除く全17校の同窓会に実施したアンケートの集計結果や、参加した同窓会がそれぞれの事業を紹介し、それを基に意見交換を行った。山本会長は「今後の活動の参考になる取り組みが多かった。今後も定期的にサミットを開催し、交流を深めていけたら」と展望を語った。


五輪橋整形外科 2期新棟が稼働 9月にグランドオープン

 南区の五輪橋整形外科病院(佐藤直一理事長・95床)は、隣接地で進めてきた2期工事の新棟が竣工。1期工事分の新棟と一体化させ、RC造4階建て延べ5300?の新病院として診療を開始した。今後、1期新棟の改修工事などを行い、9月にグランドオープンする予定だ。


北光記念 心不全治療薬導入後の心拍数変化調査 後期回復期の運動処方に留意必要

 東区の北光記念病院(大城辰美理事長、櫻井正之院長・145床)は、心不全患者を対象に新たに追加された治療薬イバブラジンの導入前後の運動における心拍数の影響を調査。安静時、運動時ともに心拍数が減少することから、導入前の心肺運動負荷試験の結果に基づいたまま後期回復期の非監視下運動療法に移行した場合、強度設定が過負荷となる可能性が示された。


●連携病院の類型細分化 小児がん 指定要件WGに提案
●脳卒中予防へ薬局活用 心電図測定で受診勧奨─道医療連携NW協議会
●道ヘルスケア産業協セミナー コロナ対策徹底継続を─二木氏講演 インフルも防止
●北大病院 AS患者向け専用パンフ作成 指導統一で効果的な支援向上
●我汝会えにわ 人工股関節全置換術後の脱臼 体幹前屈多く、脊椎や膝検討も

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