全自病協の医師の働き方改革に関する実態調査によると、2024年から実施される勤務医の時間外労働時間上限規制における地域医療確保暫定特例「B水準」の申請を準備している自治体病院は30.2%、「連携B水準」が5.0%、集中的技能向上水準の「C─1水準」が12.6%、「C─2水準」が2.9%となっており、年960時間以下の「A水準のみ」は66.9%が予定。また21年12月末時点で労働基準監督署(労基署)へ、宿日直を行っている全ての診療科で許可を取っているが43.9%(急性期病院41.5%)、一部の診療科は4.0%(4.9%)で、未取得は33.4%(34.1%)と3分の1に上っていた。
|