北海道医療新聞社

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週刊:北海道医療新聞

2022年(令和4年)4月11日付

高度急性期11.7%798床減少 道内20年度病床機能報告 12圏でダウン

 道は、病床機能報告制度に基づき、一般病床・療養病床を有する病院・診療所の医療機能ごとの病床状況をまとめた。2020年7月1日時点で、「高度急性期」は前年同月に比べ798床減の6001床、「急性期」は173床増の3万4709床、「回復期」は51床増の8482床、「慢性期」は806床減の2万4563床となった。高度急性期は11.7%減、慢性期は3.2%減、回復期は0.6%増、急性期は0.5%増だった。


北海道大野記念 研修病院に 道医対協総会了承 「働き方」対応議論へ

 第25回道医対協総会が開かれ、各分科会が2021年度の検討・協議状況を報告した。専門医制度等検討分科会(22年度から「地域医療を担う医師養成検討分科会」に統合)は、西区の北海道大野記念病院を基幹型臨床研修病院として新規指定することを承認したと説明し、総会として了承。24年度からの医師の働き方改革に向けては、地域への医師派遣等に大きな支障が生じる懸念が構成員から相次ぎ、道は医対協等の場で対応を議論していく方針を表明した。


薬剤師国試 道内2校の合格率上昇 道科学大、新卒で道内トップ

 厚生労働省が公表した第107回薬剤師国家試験学校別状況によると、北大・道医療大・道科学大の道内3大学の合格者数合計は前回から8人増の341人、薬学教育6年制の第1期生が卒業を迎えた第97回(2012年)以降、6番目の水準だった。新卒合格者数の250人(前回比10人減)は8番目。


(医)北祐会 病院リニューアル 北海道脳神経内科病院に改称

 西区の北祐会神経内科病院(濱田晋輔理事長、森若文雄院長・105床)は、敷地内で進めていた新病院(地下1階、地上5階)建設の第2期工事が竣工。病院名を「北海道脳神経内科病院」と改称し、新たなスタートを切った。


JCHO北海道病院付属老健 独自のペアリングケア導入 情報共有でタイムリーに対応

 豊平区のJCHO北海道病院付属老健は、看護師と介護士による独自のペアリングケアを導入。スタッフ間の情報共有が進んだことで円滑な対応が可能となったほか、業務が効率化。知識や技術の振り返りなど教育面でも役立っている。


●内科学講座再編「早急に結論」 旭医大 西川新学長が会見

●四病協 サイバーセキュリティ対策 公的補助金支援が必要

●図書館資料費が微減 21年度 電子媒体は3.6%増

●江別市立 全部適用に移行 大学との関係強化へ

●札幌北楡 緩和ケア病棟でイベント再開 活性係新設、個別に企画

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