日赤道支部がまとめた道内10赤十字病院の2020年度医療施設特別会計決算によると、医業外や付帯事業、特別利益を含む収益合計は6.1%増の669億9千万円、支出合計は2.4%減の617億9800万円で、51億9200万円の黒字となった。利益率は前年度のマイナス0.3%からプラス7.8%に好転した。全病院が新型コロナウイルス感染症の重点医療機関や協力医療機関の指定を受けており、コロナ補助金交付によって、大幅改善。その一方で、コロナの影響による患者減などにより、医業収益は27億5千万円の損失計上となった。
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