北海道医療新聞社

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週刊:北海道医療新聞

2021年(令和3年) 4月30日付

道内専攻医21年度採用数 前年度比2人減の303人

 日本専門医機構は、2021年度専攻医の採用数を公表した。本道は前年度に続いて臨床検査を除く18基本領域で採用者があり、合計は前年度比2人減の303人、19年度に採用されて3月に初期臨床研修を修了した研修医数(306人)の99%の水準だった。内科が領域別最多の91人(前年度比12人増)、外科は過去最多の35人(4人増)となったが、総合診療は最少の10人(6人減)にとどまった。


働く世代糖尿病者リスク 脳梗塞11倍、急性心筋梗塞13倍

 日医総研が実施した「NDBデータからみた生活習慣病の実態」解析によると、2016年は10年より糖尿病治療者数が減少し、検査、治療ともに都道府県間の均てん化が促進されたとする一方で、40?64歳の働く世代で糖尿病がある場合、脳梗塞のリスク比は11倍、急性心筋梗塞は13倍を超えており、「糖尿病のコントロールの重要性を示すデータの1つ」と注意喚起している。


手稲渓仁会 病棟リーダーの業務見直し

 手稲区の手稲渓仁会病院(田中繁道理事長、成田吉明院長・670床)総合内科病棟は、看護師らを中心に煩雑化する病棟リーダーの業務を再検討。医師やコメディカルスタッフの協力のもと、時間外労働の短縮に取り組んでいる。


札幌清田整形外科 5月6日から新棟稼働

 清田区の札幌清田整形外科病院(片平弦一郎理事長・109床)は、病院建て替えに向けた1期工事を終え、5月6日から新棟での診療を開始する。同月下旬からは、既存棟の取り壊しとさらなる新棟建設の2期工事に着手。2022年5月上旬にグランドオープンする予定だ。


●中医協専門部会 22年度薬価改定へ議論開始 調整幅など論点に
●伊藤財団交流等助成 6月18日まで募集延長 国内学会のウェブ参加も助成
●市立室蘭 認定看護師の役割拡大 院内外で多職種連携強化
●五輪橋整形外科 変形性膝関節症にAPS療法 膝疾患全体の治療強化

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