道医療勤務環境改善支援センターと道医、道が主催する「医療機関における働き方改革実践事例報告セミナー」が札幌市で開かれた。公立森町病院(静岡県)、市立札幌病院、清水赤十字病院(十勝管内清水町)が自院の取り組みを報告。厚生労働省医政局医事課の柴田直慧企画調整専門官(医師等医療従事者の働き方改革推進室市長補佐)は、新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえながらになるとしながらも、「2024年から開始される時間外労働の上限規制適用に向けて、どの医療機関においても見合った形の環境が整えられ、ソフトランニングしていけるよう、できる限りサポートしていきたい」と、厚労省と行政と医療機関が一緒になって取り組んでいくことを強調した。
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