北海道医療新聞社

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週刊:北海道医療新聞

2020年(令和2年) 12月18日付

道内地ケア4272床に 改定半年で5.5%増

 2020年度診療報酬改定から半年の10月1日現在、道厚生局の資料に基づき本紙が集計した道内の地域包括ケア病床数は、改定直前の3月から5.5%(222床)増の4272床、届け出施設数は3施設増の134施設となった。新設は8施設199床、返上が5施設149床、増床が15施設192床、減床は3施設20床。サブアキュート機能の比重が大きい病棟入院料1・3と入院医療管理料1・3は合計で215床増えており、純増分の97%を占める。


診療所の半数以上が今後可能性―日医 オンライン診療参入調査

 日医総研が、日医会員の診療所を対象に9?10月実施した「電話や情報通信機器を用いた診療についてのアンケート調査」結果で、電話以外の情報通信機器を用いたオンライン診療実施は、今後実施予定を含めて15・4%と少ない状況だったが、「現在実施していない、今後は未定」との回答が53・7%みられたことから、「診療所の半数以上が新たにオンライン診療に参入する可能性がある」と分析している。


プロポリス 食物アレルギーに効果も―北大(薬)松田教授ら

 北大薬学研究院の柏倉淳一講師と松田正教授らの研究グループは、ミツバチ産品のプロポリスがIgEに依存した好塩基球活性化反応を抑制することを発見し、食物アレルギーの新たな治療薬開発につながる可能性があると発表した。日本アレルギー学会英文誌「Allergology International」に2日付で掲載された。


新札幌整形外科 北大と連携し女性アスリートを支援

 厚別区の新札幌整形外科病院(吉本尚理事長・88床)は、女性アスリート外来を開設している。後藤佳子医師を中心に、北大病院スポーツ医学診療センター、婦人科、管理栄養士と連携し、高い専門性を生かして、特有のスポーツ障害や健康問題等に取り組んでいる。


●「時期尚早」で一致―地域医療研修の期間延長
●介護医療院日慢協調査 移行して良かった7割
●大学病院なお損益拡大―AJMC調査
●アルデバラン ラジオ通して地域づくり

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