道は、新型コロナウイルス感染症の今後の再流行を見据えた医療提供体制について、3段階のフェーズを設定して整備していく方針を、道議会保健福祉委員会で説明した。感染ピーク時に推計最大入院者数を満たす病床を全道で1,800床程度確保するほか、保健所の即応体制は1,200人配置を目指し増強していく考えだ。
新たな流行シナリオによる同感染症のピーク時の1日当たり患者数推計は、最大新規陽性者数96人、最大療養者数1,241人(入院839人、宿泊療養402人)、最大検査数2,620人(新規1,594人、濃厚接触者1,026人)、最大相談件数6,361人になると想定。入院医療体制は現在、約60病院で700床(うち道央圏350床)の即応病床を確保している。
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