北海道病院事業改革推進プランを評価する委員会が札幌市で開かれ、道立5病院(北見除く)の2019年度決算(実績見込み)が報告された。総収益は前年度比1.0%減の74億3,500万円、総費用は0.4%増の128億9,500万円で、収支差は54億6,000万円のマイナスだった。
医療事業分の収益目標達成率は、入院収益が84.4%、外来収益が91.4%で、合わせると88.5%。費用実績は給与費95.9%、医薬材料費95.6%、経費94.7%の計96.1%となった。
5病院全体では、地域連携室が関与した患者紹介率が2.5%、逆紹介率が6.5%アップ。嗜好調査で病院食の充実に努めたほか、道厚生局との人事交流等で、病院経営に精通した人材育成の推進を図った。
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