帯広市の帯広第一病院(小林光樹理事長、山並秀章院長・247床)は、2018年度からPNS(Partnership Nursing System)を全面的に導入。患者安全や看護の質向上とともに、新人の自己効力感向上に役立てている。
PNSは、2人の看護師が協働して複数の患者を受け持つ看護方式で、福井大病院が2009年に開発した。超過勤務の削減や1人で患者を担当するストレスの軽減、OJTの充実、安心・安全・安楽な看護の提供などが期待できる。
スタッフを同大病院に派遣して研修等を受けさせ、17年度からペアリングを導入し実践。時間外勤務が半減するなどの効果もみられたため本格導入した。
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